★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

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産業医科大学外科医 佐藤典宏先生が「運動習慣と癌とコロナ感染との関係」についてYOUTUBEのがん情報チャンネルで述べられています。

 

『癌と新型コロナ感染(COVID-19)との共通点ということで、運動との関連性についての最新データ(Br J Sports Med. 2021 Jul 22)を紹介します。ふだんから運動習慣(有酸素運動、筋力トレーニング)のある人では、コロナ感染率、重症化、および死亡リスクが低下していたという結果です。』

 

https://youtu.be/4ESBIyWJe10

 

私は、45年の筋トレ習慣がありますが、癌になって手術で障害が残った現在、有酸素運動はしていません。しかし、筋トレについては、週に6日程度、日によって強弱を付けながら行っています。元ボディビルダーにとって専門分野ですから長年の経験を生かし癌患者でも、障害のある体でも出来る筋トレを自ら考えて、実行、継続可能なメニューを実施しています。自重による筋トレが主ですが、呼吸管理をしながら工夫をしてかなり強度的には高いものになっています。

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私の罹患している「腺様嚢胞癌」は効く抗がん剤がありませんし、「新型コロナCOVID-19」も未知のウイルスなのでワクチンの効果、治療薬の効果、安全性が確立されているとは思えません。そうなると頼れるのは自分の体力、免疫力、生命力なのです。

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今のトレーニングの目的は、癌と新型コロナに負けない体力、免疫力作りです。どんな結果が出るのか楽しみです!!

COVID-19に世界中が翻弄された2020年も大晦日を迎えました。今まで生きてきて今年ほど家族以外に思い出に残るふれあいの場がない年はありませんでした。飲み会は1月の新年会とSTRONG DEPOTでの肉会だけ、ジムトレーニングも1月だけ、カフェでのお茶、レストランでの食事も2回程度でしょうか。人間大好き、ハグ大好き、お酒大好きな人間としては何とも物足りない1年ではありました。何より重い病の床に臥す友達に面会にも行けなかったことは悔いが残ります。

 

成し得たことと言えば、月刊ボディビルディング連載復活と終の棲家への引っ越しくらいしか思い浮かびません。そんな中で、孫息子と会ったのも正月と訪ねてきてくれた数回でしたが、リモートでは毎日のように妻とともに日々成長する孫息子の愛らしい姿を見ることが出来たのは幸せでした。

 

経過観察中のがんは無事に912日で3年目を迎えることが出来ましたが、土壇場の11月の造影CTで肺転移発覚、1216日に肺部分切除手術というどんでん返しがありましたが、転移、再発率が高い腺様嚢胞癌ではそれも想定内です。多発転移ではなく手術が可能だったのはラッキーでした。ついています!!

 

今後のことは「Tomorrow is another day!!」明日は明日の風が吹く!!今回の転移を知った友人が送ってくれた「EM-X」、「マイタケサプリ」、野菜ジュース、健康的な食生活、家族、友達との笑顔あふれる生活、そして、筋トレを楽しむだけです。

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手術から2週間と日が浅いので痛みをかかえたままの年越しになり、痛み止めを服用しているため3年前の亀田総合病院の病室でひとり迎えた新年以来のお酒なしの正月になります。お酒が好きな自分としては残念ですが、自宅で新年を迎えることが出来るだけでも幸せです。

 

新型コロナの感染拡大は依然として先が見えませんし、東京オリンピック開催も危ぶまれる状況ですが、ふれあい大好き人間としては、1日も早くコロナが収束し、心置きなく友達と会える日が来ることが願いです。

 

明けない夜はありません。2021年は人々がリアルにふれあい、夢を持てる年になることを願うばかりです。

皆さん、良いお年を!!
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(※こんな人間らしい時代がまた来てほしい!!森川正太さんも亡くなりましたね。)
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連日過去最大の感染者数を更新し続けるCOVID-19

 

「医療崩壊の危機」が叫ばれていますが、感染拡大はコロナ患者だけでなく、交通事故、怪我、がん、心筋梗塞、脳梗塞などなどの患者さんたちの治療にも大きな影響を与えてきています。

 

私自身、11月に「癌の肺転移」が確認され12月に転移巣を切除するための開胸手術を受けたわけですが、治療を選択するにあたり、一時は3年前に「気管癌切除手術」を受けた先生が勧めるメスを入れない低侵襲な「凍結治療」に大きく気持ちは傾いていました。

 

しかし、時はコロナ渦。関西から関東の病院への移動もリスクがあるうえ、入院前に外来受診をしてまず「PCR検査」。検査結果が出るのを待って陰性が確認されてから、入院前受診、そして入院、治療、退院後の受診と言うことになります。おのずと関東での滞在期間は長くなり感染リスクだけでなく経済的な負担も大きくなるのです。そして、「凍結治療」は断念。

 

地元で手術を受けることを決めました。この状況下ですからどこの病院でも入院前にまず「PCR検査」は受けることになりますが、滞在費はかかりません。不要不急の外出はしないので当然ですが、幸いにもPCR検査は陰性。晴れて入院、手術となりました。

 

2017年、2018年、2019年と3年連続して入院していますが、その時と決定的に違うのは、病室から出る時は必ずマスク着用、見舞いは原則11回、1家族1人、着替えの交換名目とされています。実際、入院期間中に入院病棟内で家族の見舞いらしき光景を見ることは一度もありませんでした。ラウンジも閑散としておりほとんどの入院患者は自室で過ごされていたようです。今回は足掛け6日の入院でしたから、そう退屈ではありませんでしたが、これが3年前のように半年近い入院ならたまらないでしょう。

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3年前の入院時に主治医が「院内はとても清潔に見えますが、実際には、ばい菌がたくさんいます。」と言っておられましたが、コロナ渦でPCR検査をパスした人のみが入院されているわけなのでさほど気にはなりませんでした。

 

医療センターの主治医は「手術は年明けでもいいですよ。」とのことでしたが、コロナ感染拡大が続いている現状を見ると「手術延期」になって、その間に「転移癌」が成長する可能性も高くなります。ボディビルダー現役時代も、「きつい脚のトレーニングは週の初めに済ませてしまう」主義でしたから、今回の手術も「苦しいこと、痛いこと、嫌な事は早く済ませてしまおう。」という考えから「出来るだけ早くお願いします!」と答えました。

 

昨日も兵庫県の新型コロナ感染者は232人と過去最高を記録しています。イギリスからの変異型新型コロナウイルスの感染者が複数名確認されています。

 

クリスマスも自宅で過ごすことが出来ました。早い決断と実行は正解でした!!

「ちゃやまちキャンサーフォーラム2020が今年は新型コロナCOVID-19感染拡大防止のため毎日放送MBSではなくオンラインで開催されます。
ChayamachiCancerForlm2020

ゲストは堀ちえみさんです。

20201114日(土)11:0015:00(無料ライブ配信)

 

 

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昨年のちゃやまちキャンサーフォーラム2019のひとこまです。がんを身近にした仲間が集い、情報を交換しながら再会を喜ぶ。オンラインは現地から遠い方でも自宅で簡単に参加できるという利点はありますが、来年は通常の状態で開催されることを祈るのみです。

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