201411月、私の最愛の母が亡くなった時に看取ってくださったのが当時六甲病院で勤務されていた関本医師でした。

仕事の展示会で滞在していた東北で「危篤」の知らせを受け、急遽、予定を変更して車で埼玉の自宅へ。自宅へ着いたのは午後10時過ぎ。すでに神戸に向かう新幹線、飛行機、夜行バスも間に合わない時間でした。電話で関本医師と話した時に「今から車で神戸に向かいます。」と言うと、「すでにチアノーゼが出ていますから明け方までもたないでしょう。夜道を埼玉から神戸まで走って事故でも起こしたらどうするんですか。手を握って見送ることだけが看取りではありません。」と話してくださいました。この数時間後に母は息を引き取りました。

 

その3年後、自らのステージⅣの気管癌罹患。手術、治療で退職を余儀なくされ、関西へ戻ったのですが、間もなく関本医師がステージⅣの肺がんを患っておられることを知りました。

 

その関本医師が亡くなられたとのこと。

 

母の逝去に際しては大変お世話になりました。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

合掌

 

 

【長尾和宏コロナチャンネル】

#719+_追悼・関本剛さん。最期まであなたは真の医者だった +2020年の対談と関本剛さんの熱唱(3530秒~) 

 

2020年長尾和宏医師、関本剛医師対談『がんとコロナ』について熱く語っておられます。最後には関本医師の「また会う日まで」の熱唱も。時間は30分強と長いですが是非ご覧ください。