タグ:#踏み台昇降運動
筋肉の70%が集まる下半身と肺機能向上
先日、公園でぶら下がりをしてみたが改善には至らず。
冷静に考えてみた結果、腹筋運動をしばし休止。
あと、寝る時は横向きで体を丸め気味に。気管孔呼吸のため横向き寝は空気の通路が圧迫されるから避けたいのだけれど・・・背中に枕をあてて真横ではなく斜めに寝て気道確保。
座る姿勢にも問題がありそう。背中から腰が丸まらないように椅子に深く腰掛けて背筋をまっすぐに保って座るのが楽なようだ。
そんな状況でも出来るトレーニングは続けたい元ボディビルダーの性。
人間の筋肉の70%が存在する下半身の鍛錬。実際、代謝を高めるには体幹部と下半身の大きな筋肉を使う運動が効果的なのは明白。
私のように気管孔呼吸でがんの肺転移患者には肺を鍛えて肺の機能を高める事は大切。
そんなわけで、体をまっすぐにキープして行えるブルガリアンスクワットと踏み台昇降運動は日替わりで続けています。
肺部分切除手術から2か月余りが経過した今、実施回数を1セット50回から一気に100回に。
思っていた以上に肺機能の低下もなく、思っていた以上にしんどさも少ない。
この調子で進めようと思います。

がんサバイバーBIGTOEが今行なっている筋トレ(脚と尻)
手術、退院後、2021年2月現在の復活トレーニングです。
とにかく無理はしないで続けることが第一目標。
そして、矛盾しているかもしれませんが、今の私の目標は、出来るだけ筋肉をいじめ、新しい主治医の女医先生を驚かせるようながんサバイバーとして規格外の筋肉を作ることです(笑)。規格外の筋肉が奇跡を起こすかもしれません。
※体調管理のためトレーニング前後に血圧、血中酸素、心拍数の計測を採用しています。
まずは、一番大事な大きな筋肉である脚と尻です。
《下半身(大腿部・尻・ふくらはぎ)》
※目標※
・がんサバイバーにも大切な足腰の強化!!
・「垂れ尻」撲滅!!
・「ブルガリアンスクワットと踏み台昇降運動を日替わりで交互に行なう」ことで1日1回は心臓をバクバクさせ、息をハーハーさせることで心肺機能の向上を!!
(1セットごとに心拍数、呼吸の回復時間で心肺機能の状況をチェック!!5分以内で心拍数、呼吸が落ち着くかどうか?)
○ブルガリアンスクワット
(目的)
大腿四頭筋・大臀筋を中心に下半身の筋量アップと心肺機能の維持、向上とヒップアップ
(実施内容)
自重を前に踏み出した脚にかけて、左右30回ずつ×3セット
※負荷を片脚にかけることで筋量アップが目標ですが、脚、尻は大きな筋肉なのですが、結構息があがりますから心肺機能向上にも効果が期待できます。
○踏み台昇降運動
50回×3セット
※学生時代に誰もが経験があると思いますが、屋内でいつでも簡単にできる運動です。雨の日など天候にも左右されません。足腰の強化、心肺機能の向上が出来ます。
○ワンレッグカーフレイズ
左右100回×1セット
※ふくらはぎは第二の心臓と言われます。大きな筋肉ではありませんが、末端部の血流をよくする効果も期待できます。
※産業医科大学の佐藤典宏先生は診察の時に患者さんのふくらはぎを見るそうです。
脚と尻。大きな筋肉を自重トレーニングで鍛えて免疫力アップです!!
★ほんとに癌患者かよ!!★足腰と心肺機能向上の筋トレ(その1)
2020年10月現在の脚と心肺機能向上のトレーニングです。今はコロナ渦で私自身、基礎疾患を持ち、気管孔からの感染リスクが高いということから、ジムには行っていません。
これは家で特別な器具などを使わずに出来るトレーニングです。
人間誰しも50歳を超えると運動しなければ、1年間に0.5キロずつ筋肉が減少していきます(サルコぺニア)。
高齢者はただでさえ日々全身の筋肉が衰えるのにコロナ渦で外へ出る機会が減ると筋肉の減少が加速して転倒のリスクが増え歩けなくなることすら考えられます。
高齢者の散歩はおすすめですが、それに加えて、屋内で出来ることを1日5分でいいから実行しましょう!!
正しい筋トレは最も合理的に体力をつけることが出来ます。
《目的》
○術後のがんサバイバーとしての体調維持と将来、高い確率で来るであろう発症に備えての体力作り。
○足腰の筋肉の維持、発達
○心肺機能の維持、向上
※1日5分、10分。1日1セットでも必ず行うこと。継続、積み重ねは力なり!!
《脚》
●踏み台昇降運動
学生時代の体力テストで皆さん経験があると思います。心肺機能のレベルチェックとしてはもちろんのことですが、「心肺機能の維持、向上」の手段として自宅で気軽に出来る運動として最適です。屋外でのウオーキング、ジョギングは、天気にも左右されますし、安全に行える場所がないかもしれません。誰もが知っている踏み台昇降運動はそれを解決しますし、何よりも気軽に短時間で行えるのが利点です。1日1~2セットで構いません。
●ブルガリアンスクワット
運動習慣が無くて、体力がない人は、散歩➡階段の上り下り➡ヒンズースクワットとプロセスを踏んでください。
私の場合は、元ボディビルダーとしてのプライド、同年代の人よりも足腰は強いだろうという自負から、より大腿四頭筋、大臀筋に負荷を与えられる片足ずつ行う「ブルガリアンスクワット」を採用しています。体が運動に慣れてくるので、新鮮な刺激を与えるために脚のスタンス、スピード、回数、ダンベルによる負荷などで時々変化をつけます。
目的は、筋肥大というよりも、大腿四頭筋、大臀筋という大きな筋肉を動かすことで足腰の強化、短時間で心肺に適度な負荷を与えることです。短時間で心肺機能の維持、向上が可能です。
がんサバイバーとしては、定期的に造影CT、MRI、PETなどの検査を受けるのですが、この運動をすることで、自分の体の状況を把握することが出来ると思っています。今は、世界的にCOVID19の流行で、感染、肺炎が懸念されるのですが、肺と心臓の機能のセルフチェックとしても位置付けています。
「今日は、息が上がるのが早いぞor遅いぞ!!」とか「今日は平常時への回復に時間がかかっているぞor早いぞ!!」と言った具合です。
加えて、元ボディビルダーの引き締まった尻へのこだわりから、普通でも加齢とともに緩み、垂れさがる尻の引き締め効果をねらっているのは言うまでもありません(笑)。