★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

タグ:#肺転移

2017年9月12日、千葉県鴨川市の亀田総合病院で気管腺様嚢胞癌の切除手術を受けて今日で3年半。
kameda20170922051

2017年、2018年亀田総合病院、2019年、2020年尼崎総合医療センターと4年連続の入院記録更新中。

肺転移もすでに起きていますが、取れるものは取る、筋トレは出来る事を続けて体力、免疫力を高めるとの方針のもと、3年半の時間を生かしていただきました。

ドクター、看護師さん、家族、友人たち、支えてくださったすべてに感謝です。
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障害で勤務先はリタイアせざるを得ませんでしたが、時間は充分に与えられたのでかなり充実した3年半を過ごせました。コロナ禍という誰もが予想もしなかった事態は、1年後、2年後が読めない私たちがん患者にとっても大きな足かせになっています。

そんな中でも、こうしてこの世でやるべきことをひとつひとつ出来ている自分は幸せです。ついています!!
Kuise20210216010

そして、今は月ボの連載を書きながら、筋トレをしながら経過観察中!!

5月に12月の肺転移巣摘出手術以来初の造影CT検査が待っていますが、多分、大丈夫!きっと、大丈夫!!

いつまでこの世で生きるのかは分からないけれど、この調子で1年1年積み上げて生きマッスル!!
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ここのところ悩まされている腰痛。

先日、公園でぶら下がりをしてみたが改善には至らず。

冷静に考えてみた結果、腹筋運動をしばし休止。

あと、寝る時は横向きで体を丸め気味に。気管孔呼吸のため横向き寝は空気の通路が圧迫されるから避けたいのだけれど・・・背中に枕をあてて真横ではなく斜めに寝て気道確保。

座る姿勢にも問題がありそう。背中から腰が丸まらないように椅子に深く腰掛けて背筋をまっすぐに保って座るのが楽なようだ。

そんな状況でも出来るトレーニングは続けたい元ボディビルダーの性。

人間の筋肉の70%が存在する下半身の鍛錬。実際、代謝を高めるには体幹部と下半身の大きな筋肉を使う運動が効果的なのは明白。

私のように気管孔呼吸でがんの肺転移患者には肺を鍛えて肺の機能を高める事は大切。

そんなわけで、体をまっすぐにキープして行えるブルガリアンスクワットと踏み台昇降運動は日替わりで続けています。

肺部分切除手術から2か月余りが経過した今、実施回数を1セット50回から一気に100回に。

思っていた以上に肺機能の低下もなく、思っていた以上にしんどさも少ない。

この調子で進めようと思います。
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公園筋トレ、再スタートです。

 

寒さが峠を越し晴れた先日、近所の公園に出かけ試しに遊具にぶら下がってみましたが、右脇下の痛み、ツッパリ感なし!傷口への不安もなし!!術後は痛みはもちろん、脇がツッパリ右腕が上げらない状況でしたから、自宅でのストレッチ効果が出たかな。Anyway、ぶら下がりも出来るし日常のトレーニングに戻れそうです。

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12月の手術前は継続的に血圧が高かったので、先日、手首で計測する血圧計を購入。トレーニング前後など日常的に計測を始めました。血圧を下げる効果が期待出来るという野菜ジュース、ビタミンCも始めました!!

 

今は、若い頃と比べるとやや高めかなというところで落ち着いていますが、手術前に高血圧が続いたのは一体何が原因だったのでしょう?。肺転移ということから来る精神的なものだったのかな?

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そして、肺転移で右肺の部分切除をしたのとコロナ渦ということもあり、オキシパルスメーターも購入し、トレーニング前後の血中酸素濃度の計測も始めました。亀田総合病院入院中には病室に私専用のパルスオキシメーターと太腕専用の血圧計を設置していただいておりリハビリの前後、自主リハビリ時に計測していたことを思い出したからです。

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(※ネットで日本製と書いてあったのを注文したのに来たのは中国製!!残念!!)
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(※病院で使っていたパルスオキシメーター)

春めいてきた陽光のもと、スギ花粉飛散に注意しながら筋トレでもっと体をいじめて筋量、筋力アップ、免疫アップを目指します!!

◎この病気は医者には治せない。ならば自分で何とかするしかない。(I氏)

◎治療法がないなら時間を稼ぎ、運動と食事で免疫力を高めよう。(BIGTOE

◎俺たちは決して「完解」を諦めない。

これは、個人の見解、自分自身が今後どのように癌に対峙するかの指針をまとめるものです。

 

《希少な気管腺様嚢胞癌》

「腺様嚢胞癌」自体数十万人に一人と言う「希少癌」なのですが、発症部位が気管である「気管腺様嚢胞癌」となるとさらに希少で、私が癌宣告を受けて以来3年半が経過しましたが、出会った「気管腺様嚢胞癌患者」は、私を含めて6人と極めて少数派になります。そして、二人が天に召されました。

 

《腺様嚢胞癌の治療の現状》有効な治療法、有効な薬が確立されていない

動物であれば希少な絶滅危惧種は保護されるのですが、希少癌患者は患者数が少ないゆえ、症例が少ないゆえ、経済的見返りも見込めないから経済至上主義の世の中ではあまり研究がされない。よって有効な治療法、有効な薬が確立されていないというのが現状なのです。新型コロナのように患者が世界中にいれば、競って治療薬開発が進み完解する人も増えるのでしょうが・・・。

 

《行われている治療法は様々》

そのような状況ですから、病気の進行度、発症部位、転移の有無、受診した病院、出会った医師など様々な条件により外科手術、放射線、陽子線、重粒子線、肺がんなどの他のがんの抗がん剤、分子標的薬などの化学療法でのトライ等、同じ「腺様嚢胞癌」であってもその治療法は様々で異なっています。

 

《私の場合》

私のように気管のほとんどと喉頭部とリンパ節、骨、筋肉などその周辺組織を切除しての胸の気管孔制作した患者さんはさらに希。こうしてブログで発信をしていても、同じ状況の患者さんに出会ったり、連絡をいただいたことは未だにありません。

 

20179月の外科手術、断端部への放射線治療後、約3年生かされていますが、202011月の造影CTで遂にACC肺転移が見つかりました。しかし、幸運にも多発転移ではなかったために12月に転移巣摘出のための開胸手術を受けることが出来ました。とりあえず画像で確認された転移巣は切除されファイナルカウントダウンは先延ばしになりました。

 

《腺様嚢胞癌にどう対峙するかを語り合う》

先日、私以外で唯一の男性サバイバーI氏と、私たちの罹患した「腺様嚢胞癌」とどう対峙していくのがいいかについてオンラインで男同士話し合いました。

 

I氏は、すでに転移も確認されているため、「外科手術」と言う現状では一番とされる治療法の対象外となり、「西洋医学での確立された治療法がないという現実」を受け止め、「無治療」を選択。仕事を続けながら「免疫力の向上をめざすなどあらゆる可能性」を求め東洋医学に取り組んでいます。

 

私は、出会った医師が外科手術の名医だったため、病巣の範囲が広く手術出来るギリギリの状況で恐らく癌は取り切れないと言われながらも、癌とその周辺組織を切除する外科手術とその後局所再発防止目的の放射線治療を受けました。そして、昨年末の肺転移発覚からの肺転移巣切除手術です。今後、さらなる転移巣が出現する可能性は高いと言われていますがとりあえず延命出来たという状況です。

 

私の主治医の見解は、「腺様嚢胞癌は手術が可能ならまず切除、局所再発防止目的で断端部への放射線。その後、遠隔転移の可能性は続くがこれは防ぐことが出来ない。現状では効果が確認された抗がん剤はない。手術をしなければ、腫瘍が気管を塞いで3~4か月で呼吸困難になり死に至るだろう。」とのことから、時間稼ぎ、延命処置かもしれませんが、「再発、転移は無いかもしれないとの可能性もゼロではない」という願い、「将来、有効な治療薬が見つかるかもしれない」との希望から、見えている癌を取る手術を選択したのです。

 

加えて、「腺様嚢胞癌は、切除後5年、10年と経過しても再発、転移の可能性が高い」ともおっしゃっていました。現状では「腺様嚢胞癌」で完解したという人はどこかにおられるのかもしれませんが、私は出会ったことがないのです。

 

それでも、状況は異なりますが、I氏も私も「完解」が目標であることには変わり有りません

 

≪続く・・・≫

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早や今日から逃げる2月です。

 肺の転移巣切除手術から1.5か月。


傷口は完全に付いているし、肋骨下部の痛みは神経を切っている影響とのことなので、気温が15度くらいになれば、緊急事態宣言でがらんとしている公園の片隅でビタミンDを生成する日光浴をしながら、ゆ~っくりと公園トレーニングを再開します。早く暖かくなってくださいませ!!

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(※20211月末のBIGTOE

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(※2017年9月喉頭部全摘、気管切除、気管孔制作手術痕・2020年12月肺転移巣切除手術痕)

不運にもがんになってもそう悲観することではないとも私は思っています。

 

がんで突然亡くなることは希ですから、「人生で何が大切なのか?」「誰が大切な人なのか?」「どんな生き方をすればいいのか?」について考え、「残しておきたいものを残し、処分しておきたいものを処分する」、「この世でやるべきことをする」、「会っておきたい人に会う」などの時間があるからです。

 

私の場合、がんになったことで新たな多くの友に出会うことができました。ドクター、看護師さん、がん友、鴨川のサーファーなどです。思えば今までは、学生時代からの友人、仕事関係の友人、ボディビル関係の友人が主だったので新しいジャンルの友に出会えたわけです。

 

長い付き合いで寄り添ってくれる友人たち、付き合いは浅いのに親身に寄り添ってくれる友人たちもいました。手術が終わりICUから一般病棟に移るまで付き添ってくれた友には感謝です。遠い鴨川まで足しげく通ってくれた家族、友、慈愛に満ちた親族にも心から感謝です。

 

長期入院から退院した後、「残された限りある人生の時間で、生かされた時間で何をするべきか」を真剣に考えました。

 

そして、「人生において、何が大切なことなのか?」「誰が大切な人なのか?」を知ることが出来ました。

 

幸い退院から3年近く再発、転移が確認されること無く過ごすことが出来ました。その間、やっておくべきことを考え実行し、残すべきことを整理し、廃棄、処分するべきものは捨て去り、「終活」いや「断捨離」を進めることが出来ました

 

そして、何よりも生かされた人生で追加の贈り物と言える孫息子に会うことが出来たのは人生最高の幸せでした。今、世界はコロナ渦でビジネス、スポーツ、会食、飲み会、旅行、日常生活と人々の動きが制限される中でもリモートながら毎日のように聴くことができる孫息子の声は私と妻を笑顔にさせてくれ幸せな気持ちにさせてくれるのです。

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昨年11月に「腺様嚢胞癌の肺転移」が確認されました。再発、転移しやすい癌なので、再発、転移は想定内だったのですが、12月に転移巣切除手術を受けることが出来たことはさらに幸運でした。

 

今後、もし更なる再発、転移が出れば、腺様嚢胞癌の性質上、おそらく本当の人生のカウントダウンが始まるのでしょう。その時までの時間稼ぎ、人生を楽しむ時間が与えられたわけです。

 

今、私は癌治療による障害が残り不自由な体になり仕事も失いました。生きるために家も多くの物品も処分しました。しかし、優しい妻、息子、娘、孫息子、親戚、多くの友人たちと慈愛に満ちた人々に恵まれ支えられて生かされています。狭いながらも楽しい我が家に住めて、3食食べられています。好きなお酒も飲めます。これ以上の幸せがあるでしょうか。

 

今が人生で一番幸せかもしれないと思うこの頃です。

 

今年に入って私よりずっと若い女性がんサバイバー二人の訃報を受けとりました。「生きたい」という思いを最後まで持ちながら旅立ったそうです。悲しすぎます。でも、彼女たちは家族の、友人たちの心の中に永遠に生き続けるでしょう。生かされている私たちが1日でも長く生き抜くことが彼女たちへの供養になると信じて生き抜きたいと思います。

 

生かされた人生に感謝しつつ精いっぱい生き切るために好きな筋トレで免疫力アップの毎日です!!

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時のたつのは早いもので2021年も1週間が経過しました。年末、年始にかけて新型コロナウイルスの感染拡大は勢いが弱まるどころかさらに増大しています。

 

明日から一都3県に緊急事態宣言が発令されました。遅きに失したという感じは否めませんが何か手を打たないとどうなることか。ウイルスの性質上、再び更なる不要不急の外出、移動などの人と人との交わりを可能な限り断つしかないのでしょう。

 

私は、昨年11月に腺様嚢胞癌の肺転移が発覚し、「手術はやるなら早い時期に」と希望して1216日に肺転移巣切除手術を受けたのですが、今のコロナ感染拡大の状況を見ると正解でした。

 

今後、コロナの影響で医療崩壊が起こり、癌、心筋梗塞、脳梗塞、交通事故などの怪我の患者の治療に影響が出ないことを切に祈ります。

 

今年に入り元旦には埼玉のボディビルダーの友人から奥様が肺腺癌で1年半の闘病の末、亡くなられたとの連絡が入りました。ご夫婦二人だったので虚無感に包まれていることが感じられました。

 

そして、昨日は、私と同じ気管腺様嚢胞癌と戦っていた同志の妹のように感じていた女性が旅立ちました。まだ、46歳になったばかりで娘さんも小さいので、さぞ無念の思いだったと思います。体調が優れず10月から入院されていたのですが、コロナ渦でお見舞いにも行けなかったのが心残りです。

 

悲しい出来事から始まった新年ですが、生かされている私たちは彼女たちの「もっと生きたい」という思いを受け止め、これからの人生を笑顔で彼女たちの分も1日でも長く生きて生きたいと思います。

 

安らかにお眠りください、いつか天国で会いましょう!!



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COVID-19に世界中が翻弄された2020年も大晦日を迎えました。今まで生きてきて今年ほど家族以外に思い出に残るふれあいの場がない年はありませんでした。飲み会は1月の新年会とSTRONG DEPOTでの肉会だけ、ジムトレーニングも1月だけ、カフェでのお茶、レストランでの食事も2回程度でしょうか。人間大好き、ハグ大好き、お酒大好きな人間としては何とも物足りない1年ではありました。何より重い病の床に臥す友達に面会にも行けなかったことは悔いが残ります。

 

成し得たことと言えば、月刊ボディビルディング連載復活と終の棲家への引っ越しくらいしか思い浮かびません。そんな中で、孫息子と会ったのも正月と訪ねてきてくれた数回でしたが、リモートでは毎日のように妻とともに日々成長する孫息子の愛らしい姿を見ることが出来たのは幸せでした。

 

経過観察中のがんは無事に912日で3年目を迎えることが出来ましたが、土壇場の11月の造影CTで肺転移発覚、1216日に肺部分切除手術というどんでん返しがありましたが、転移、再発率が高い腺様嚢胞癌ではそれも想定内です。多発転移ではなく手術が可能だったのはラッキーでした。ついています!!

 

今後のことは「Tomorrow is another day!!」明日は明日の風が吹く!!今回の転移を知った友人が送ってくれた「EM-X」、「マイタケサプリ」、野菜ジュース、健康的な食生活、家族、友達との笑顔あふれる生活、そして、筋トレを楽しむだけです。

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手術から2週間と日が浅いので痛みをかかえたままの年越しになり、痛み止めを服用しているため3年前の亀田総合病院の病室でひとり迎えた新年以来のお酒なしの正月になります。お酒が好きな自分としては残念ですが、自宅で新年を迎えることが出来るだけでも幸せです。

 

新型コロナの感染拡大は依然として先が見えませんし、東京オリンピック開催も危ぶまれる状況ですが、ふれあい大好き人間としては、1日も早くコロナが収束し、心置きなく友達と会える日が来ることが願いです。

 

明けない夜はありません。2021年は人々がリアルにふれあい、夢を持てる年になることを願うばかりです。

皆さん、良いお年を!!
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(※こんな人間らしい時代がまた来てほしい!!森川正太さんも亡くなりましたね。)
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術後4日で退院してきました。

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時系列的に言うと・・・

 

15日㈫に入院。

16日㈬に朝から手術、その後、ICU

17日㈭にオチンチンのチューブを抜いてICUから一般病棟に。

18日㈮に胸部レントゲン検査の結果、背骨に入れていた硬膜外麻酔と横腹から出ていた廃液ドレンチューブを抜く。

19日㈯はレントゲンと血液検査。

そして、昨日の20日㈰に退院となりました。

 

術後、4日での退院です。退院時には当然、傷口は痛むし、37度中ごろの微熱が続いている状態だったので医師に聞くと「レントゲンも血液も異状なし、退院してもいいですよ」とのこと。病院に居てもコロナで移動もままならないので退院を決めました。

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入院した病院は急性期医療病院なので、事が流れ作業のように進みます。そして、治療行為が終わったら即退院または他病院に転院となります。

 

今回の手術で問題だったのは、手術中に片方の肺にチューブを入れて人工呼吸器での呼吸を確保し、切除する方の肺は空気を抜いて萎んだ状態にして実施されるそうなのですが、私の気管の短い体でどのように術中の呼吸管理、麻酔管理をするかが問題の様で、急遽追加でCTを撮ったり、手術前日の夜まで医師が病室に来て、実際の私の気管孔を見ながら「手術中にチューブの抜き差しが可能かどうか」、「気管が短いために抜け落ちないか」など、試行錯誤して考えておられました。最後に「最悪の事態、術式変更を考えて硬膜外麻酔を行います」ということに。

 

結果、通常の胸腔鏡手術では傷口は34cmのものが23か所で済むのですが、片肺送還管困難なため術式変更となり10cmと大きく切ったそうです。

 

しかし、麻酔科というのは患者の命を預かるまさに縁の下の力持ちですね。「ドクターX」に外科医、大門未知子のパートナーとして登場する内田有紀さん演じる「麻酔科医 城之内博美」を思い出しました。・・・彼女の美しさはパーフェクトですね()

 

術後の気になることと言えば、切除した影はやはり「気管腺様嚢胞がん」の「肺転移」でした。とりあえず、画像で確定できる癌は切除したので、今後の再発、転移がないことを願うだけです。肺切除はそう何回も行えませんし、再発、転移した場合、効果が期待できる抗がん剤が存在しないからです。

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しかし、2日で痛み止チューブをはずし、5日で退院。急性期病院はまさに流れ作業のように事がすすめられます。チューブを外したその夜から痛みは続き、微熱が続いている中での退院です。退院、帰宅した昨日の夜は痛みが出てなかなか眠れませんでした。しかし、3年前の亀田総合病院の時は20日くらい全く眠れなかったから、それに比べたら問題外です。

自宅に生きて帰れて、クリスマス、新年を迎えることが出来るのには神様、病院の先生方、応援してくれた友人たち、そして家族に感謝です。

 

傷の痛みと今なお続く排尿時の痛みは、日にち薬です。新年を迎える頃には消えているでしょう。今、体温を計ると36.9度。順調です!!

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(※院内のクリスマスツリー。3年前の入院ではクリスマス、正月ともに病院でひとりで迎えました。)
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(※病室から見える朝日)

腺様嚢胞癌罹患に思う・・・3年3か月の総括

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2017年に気管腺様嚢胞癌ステージⅣ告知、同年912日の千葉県鴨川の亀田総合病院で頭頸部外科、岸本誠司先生、呼吸器外科、野守裕明先生による癌切除手術。その後、断端部への放射線治療を受け、今年の9月で丸3年が経過しました。しかし、周辺組織に深く浸潤し、手術で完全切除しても再発、転移しやすい癌であることは聞いていたので覚悟はしていたものの、「大丈夫じゃないか」と思った矢先の11月の肺転移発覚。幸い、多発転移でないため切除手術は可能とのことなので「出た芽は摘む」という考えで16日に手術を受けます。

 

主治医の見解は、「一度出るということは、体のどこかに隠れているということなので、今後も次々と転移巣が現れるだろう」とのこと。しか~し、TEAM ACCの仲間にも同様に肺転移巣を切除して以降、何年も再発していない例も希ですがあります。100%再発するわけではないのです。目標は「完解」であることに変わりはありません。

 

これまでの3年あまりで自身が感じた「腺様嚢胞癌」との付き合い方について感じたことをまとめてみました。

 

「がん」と一口に言っても、がん種、罹患場所、進行度合、医師、病院、地域など様々な条件によって、治療法も様々です。

 

私は、「腺様嚢胞癌」なので「腺様嚢胞癌」について話しますが、「腺様嚢胞癌」が同じ部位に発症していても進行度合、ちょっとした場所の違い、その人の体質、体力、お世話になる医師によって治療法は変わってきます。切って治療による「障害が残ってでも「完解」を目指すのか、切らずに、QOLを第一に考えて少しでもいい状態で長く生きることを目指すのかによっても変わってきます。

 

さらに絞って、私と同じ「気管の腺様嚢胞癌」に絞ってみます。「腺様嚢胞癌」と言うだけでも「希少癌」なのですが、「気管の腺様嚢胞癌(気管癌)」となるとさらに少数派となります。恐らく数十万人に一人くらいの発症率です。

 

がんの3大治療法と言えば局所療法である「外科手術」、「放射線治療」、全身療法である「抗がん剤」なのですが、「希少癌」ということは、絶対的患者数が少なく経済的見返りが期待できない為、「腺様嚢胞癌」では治療法の研究があまりされず、外科手術以外に有効な治療法がないのが現状です。

 

私に施術した医師によれば、「切除可能であればまず切除。断端部に癌が残るため再発防止目的で放射線。癌の塊には効果は期待できない。腺様嚢胞癌は周辺組織に深く浸潤するため何年経過しても再発、転移の可能性があり、それらは防げない。」とのことでした。

 

ほかのがんであれば、「多発転移」した場合は「抗がん剤治療」と言うことになるのですが、「腺様嚢胞癌」には効果が確認された抗がん剤はありませんから、再発、転移した場合、八方塞がりになります。

 

今回、私も例にもれず肺転移が見つかったわけですが、切除可能とのことから切除しようと思います。その後、他の部位に転移巣が出なければ幸い。

 

出れば出たとこ勝負です。出ても居ないのに考えないようにします。

 

私なりに纏めれば、「腺様嚢胞癌」なら

1. 手術で切除可能なら「手術」。手術困難または手術を望まないなら「陽子線」で「完解」を目指す!!

2. 局所再発を防ぐために断端部に放射線治療をして「完解」を目指す!!

3. 転移した場合、単発の局所転移なら手術で切除か凍結療法で「完解」を目指す!!

4. さらに再発、多発転移したなら・・・

効果の可能性を求めての抗がん剤、分子標的薬、オプジーボ、遺伝子療法などへの挑戦。

もしくは、副作用を伴う化学療法を回避して自身の免疫力、「自然完解」を期待しつつ、漢方薬、サプリメント、食事療法、運動療法などをしながらの無治療の選択。

 

になるのでしょう。

 

いずれにしても、好きな人に会い、やりたいことをし、楽しいこと、気持ちのいいことをして、悔いを残さないように人生を生き切る!!

 

その足かせとなっているのが、新型コロナウイルス感染拡大。会いたい人にも会えないし、やりたいことも出来ない。2021年には収束することを願うばかりです。

 

とにもかくにも最後に苦しむ、痛い思いをするのだけは避けたいというのは本音です。

 

現段階では3に位置するわけですが、目標はあくまでも「完解」です!!

 

2024年の「筋肉オフ会リターンズ」、「大阪万博」、「孫息子の小学校入学」、70歳が目標になります。

 

しかし、2024年までたったの1000日余り。70歳までわずか1600日と少し・・・。すぐじゃん!!

 

どうせなら、100まで生きよう!!それでもたったの12600日。すぐじゃん!!

 

現実を受け入れ出来るトレーニング(筋トレ)を続けながら人生を楽しみたいと思います!!

先月の母の七回忌法要は自宅で執り行い、朝から晴れ渡った今日は実際に両親が眠っている神戸の善光寺さんへお参りに行ってきました。
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人生の節々においてお参りをするのですが、2017年の大手術の前にも訪れて癌切除手術を受けることも報告しました。そして、手術は無事に終了しこうして生かされています。母は一人息子の私を可愛がってくれていましたから天国から手を差し伸べてくれたのでしょう。
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そして、今回は癌の肺転移巣を除去する手術を受ける旨を伝えてきました。空は真っ蒼に晴れ渡り、12月とは思えない暖かい日差しが降り注いていました。

両親のお墓参りをすると不思議と心が安らぎますね。

16日の転移巣除去手術もきっと問題なく終わるでしょう!!

今日のランチはコロナ渦で初のモスバーガー!!
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久しぶりの照焼チキンバーガーは美味い!!


16日の造影CT検査の結果、画像に腺様嚢胞癌の肺転移を思われる影が確認されました。

 

主治医によれば9月のPET造影検査ではこの大きさの場合、陽性にはならないそうです。

 

20日の呼吸器外科の受診の結果は、「おそらくがんの肺転移に間違いない。対策は胸腔鏡手術で切除して組織を検査にかけましょう。がんの転移なら今後も次々と転移巣が出てくる可能性が高いので抗がん剤治療になると思います。」とのこと。

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帰宅後、3年前に亀田総合病院で私の手術をしてくださったゴッドハンドN先生、T先生にも画像を送って意見を伺いましたがやはり「おそらくがんの転移と思います。当院であれば低侵襲で痛みがすくない「凍結療法」を行ないます。」とのことでした。

 

しかも、「この治療では凍結して死んだがんが体内の残るために免疫ワクチン効果の可能性(10%)がある。但し、保険適用外になります。」とのこと。

 

私の心は大きく「凍結治療」に傾きました。どちらの方法にしても、その後の再発、次々と転移巣が出現する可能性が大きいことは変わりません。それなら、「正直、もう二度と痛い思いをしたくないし、今後、再発したり、転移巣が出現することを考えればわずかながらも期待できる免疫ワクチン効果に期待したい。」との思いからです。

 

でも、ネットで検索しても肺がんの「凍結療法」で引っかかるのは関東の病院ばかり。

 

その後も、N先生に疑問点、確認したいことを質問した結果・・・

 

今のコロナ渦の影響があることもわかりました。コロナ感染拡大中の最中の関西から関東への移動のリスク、治療のための検査、入院、治療に至る前の2度のPCR検査、陰性確定が要なので、入院、治療、退院までに要する関東滞在日数が思いのほか多くなることがわかりました。また、腫瘍が1cmで単発であることから手術でも大きく術後の筋トレ生活でのQOLが下がることはない、免疫ワクチン効果は腫瘍が小さいため不明ということも確認できました。

 

そんなわけで、今回は関西での手術で切り抜けることになると思います。それもコロナ感染拡大のあおりを受けて手術が延期などの影響が出る前の早い時期に!!

 

その後の転移巣出現に対しては?

 

起きてもないことを心配しても仕方ないので良いことだけを考えます。

 

「筋トレが救った癌との命がけの戦い」第2ラウンドの始まりです!!

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