常々、思うことですが、自分は笑いの沸点が高いのが悩みです。笑うことが「免疫力アップ」につながるというけれど、妻と漫才、お笑い、バラエティー番組を見ていても圧倒的に笑わない私とケラケラ笑う妻のギャップの大きさを感じます。妻からは「だからがんになるんや」と言われます(涙)。

 

M-1グランプリを観ていても、審査員の大御所たちは大笑いをしているのですが正直私には面白くない。「何故あんなに笑うのか?もしかしてやらせ番組?笑い声はさくら?」不思議に思うくらいなのです。

 

お笑いで面白いと思うのは・・・お笑い怪獣、さんまさん。アドリブか効くからでしょうか。故立川談志師匠のお墨付き、テレビで会えない芸人こと松元ヒロさん、漫才では中川家は面白いと思います。

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「何故、笑えないのか?」考えて見たのですが、ネタの先が読めてしまうからかもしれません。一昨年のM-1王者ミルクボーイ。妻は何度見ても腹をかかえて笑います。私も一回目は「おもろいやん」と思ったのですが、2回目からは同じパターンのネタで先が読めてしまうので面白くない。

 

思うに笑いのツボは「意外性」ではないでしょうか?

 

笑えるのは、「月曜から夜更かし」に出てくる赤羽や小岩の路上で出くわすおっちゃん、おばちゃん、にいちゃん、ねえちゃん。「探偵ナイトスクープ」に出てくる大阪のおっちゃん、おばちゃんなど素人衆なのです。何を言うか「予測不能」の一言、一言が実に面白い!!何となくわざとらしく感じる運動神経悪い芸人よりも夜更かしの郡司さんの方が数倍面白い。

思い起こせば、学生時代に読んでいた、どおくまんの「嗚呼!!花の応援団」は面白かった!!

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「がんにならない為には笑いが大事、がんを克服するには笑いが大事」といいますが、妻も言うように笑えないのが、がんになった原因なのかもしれません。

 

私は妻の笑うのを見てほっこりし、孫の奇声をあげて踊り回る姿を見て笑えるのは救いですが、もっと笑いたいので笑える小説、ビデオ、漫画を探しているところです。ああ、腹を抱えて笑いたい!!

 

誰か私を腹がよじれるほどほど笑わせてください!!