★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

タグ:#免疫力

「何故、筋トレを諦めないのか?」一言で言えば「好きだから」でしょうか。大学時代に下宿先のテレビで見た現役バリバリのミスターオリンピア、アーノルド・シュワルツェネッガーに衝撃を受け、早速、大阪のナニワボディビルクラブに入会。伊集院先生の元で本格的にボディビルを始めました。

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(※1985年サンタモニカのワールドジムで憧れのアーノルドと対面)

子供のころから瘦せっぽちで胃腸が弱い、おまけにアトピー持ち。そんな私がボディビルと出会い、胃腸の弱さ、アトピーともに克服出来ただけでなく、ミスター関西、大阪でも優勝するという幸運にも恵まれました。41歳のミスター日本を最後にコンテストから退いたあとも筋トレは続けていました。多くのスポーツ選手で見られるのは、現役時代は立派な体をしていたのに、引退するとトレーニングから遠ざかり、飽食に走り、腹が付きでて、見る影もなくなると言う事実。実に残念です。

 

引退後も好きでトレーニングを続けていたのですが、そのことが「生きる」という力になることをがん罹患を機に身に染みて実感することになります。

 

1981年以降ずっと日本人の死因第1位であるがん。今は日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっている時代です。どんなに健康に注意していても誰もががんになる可能性が高いのです。

 

2017年、ステージⅣのがん罹患が発覚し生きる為の大手術、その後放射線治療を受け、2020年に肺転移で開胸手術、2022年には、再び肺多発転移が確認されました。

 

その都度、ピンチを切り抜け、今、こうして生きているのは、応援してくれる家族、親族、良き友人たち、素晴らしい医師たち、看護師さんたちに恵まれたことは言うまでもありません。医師との出会い、病院選び、治療などいろいろな条件、タイミングなどでついていたことも大きな要素でしょう。そして、若い頃から生活習慣になっていた「筋トレ」のノウハウを知り尽くしていたこと、それにより「筋肉貯金」があったことも重要な要素だったと思います。

 

大手術からの回復が早かったのも、放射線治療の副作用が少なかったのも、体力、筋力があったからでしょう。長期の入院生活で15㎏も減った体重も退院後の筋トレ再開後に比較的早く戻せたのは「マッスルメモリー」があったからにほかなりません。

 

産業医科大学のがん専門医、佐藤典宏先生も、東京大学の石井直方名誉教授も「筋肉をつけることで手術からの回復を早め、放射線、抗がん剤の副作用を軽減させる可能性」、「筋肉が多い方ががんでも長く生きることの可能性」を説いておられます。

 

「がん」をあきらめない人の情報ブログ

https://satonorihiro.xyz/

特選街ブログ いのちのスクワット

https://tokusengai.com/_ct/17494017


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(※現役時代の石井先生)

がんと一口に言っても多くの種類がありますし、原因、治療法においても解明されていないことが多いのです。同じがんでも罹患臓器(場所)、進行度、遺伝子の変異も様々ですし、それにより何が有効に働くのか、働かないのかも様々です。

 

しかし、解明されていないからこそ未知の可能性も多くあるはず、筋肉から分泌される未知のマイオカインもあるかもしれません。

 

定期的に筋トレをすることで、合理的に体力を筋肉をつけることで悪液質による体重減少を防ぎ、血行が良くなることで正常な細胞が活性化され免疫力も上がる可能性があります。

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何より人間の体で、自分の意志で変えられるのは「筋肉」であり、ボディビルが最も効率的に筋肉を作ることが出来る手段ということを知っているからです。

 

これが、がんになっても筋トレを諦めない理由です!!

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(※がんと闘う体力作りは自重トレで充分です。)

『免疫力低下を招く過度な消毒、清潔観念』なるべ~くで行きましょう!!

私は、昭和30年代に幼少期を過ごしましたが、あの頃はまだ各家庭が「ぼっとん便所」で定期的に汲み取り屋のおじさんが屎尿を文字通り柄杓でくみ取って下さっていた時代。便所に財布を落としたと大騒ぎして掬い上げ、水で洗った思い出があります、そんな時代でした。

 

10円片手に万屋(よろずや)さんに行き、飴と「はったい粉」を買い、落とした飴を拾って砂をはらったり、水道で洗って食べてました。家にはハエ取りリボンがぶら下げてあり、見事に引っかかったハエが真っ黒に粘着リボンにくっつく。そんな時代でした。

 

そんな時代に育ちましたが、かえって免疫力がつき大きな病気をすることもなく成長したのだと思います。

 

そんな私ですが、大人になって仕事で台湾へ長期滞在した際には、1週目に下痢を起こし数日間ピッピー状態。現地の日本人によると「日本は清潔すぎるので、長期滞在でこちらに来た日本人はほぼ例外なく1週間以内に下痢を起こします。」とのこと。

要するに、日本人は清潔すぎて「菌やウイルスに弱い」、「抵抗力、免疫力がない」ということを身をもって体験したのでした。

 

時は流れ、2020年以来のコロナ禍。どこへ行っても消毒、消毒!!真面目に従っていた私の手はカサカサに。今は「消毒に協力お願いします」と言われない限りアルコール消毒に手を出しません。

 

皆がみんな「感染予防」と言って、マスク、マスク、マスク!!2年余りが経過しマスクの有害性が唱えられるようになっても、大勢に流されやすい日本人ですから、マスクしてないと不安とか、化粧をしなくていいから外したくないだとか、シミなどの粗隠しが出来ていいだとかいう人も多く、依然としてマスク社会が続いているのですが、このクソ暑い中、マスクの中で息が、唾液がこもってばい菌が繁殖し返って不潔じゃねえ?病気にならない?と思うのは私だけではないはず。

 

一番の被害者は子供たち。物心ついたころからマスク、マスク!!それが当たり前の生活。相手の表情を判断することも出来ず、運動中までマスクして熱中症で倒れる始末。可哀そう過ぎます!!

 

子供は、子供同士でじゃれ合って、喧嘩して、同時に菌を交換しあって病気に対する免疫力を身に着けて、逞しく育っていくものです。

 

手を洗いすぎると健康の為に必要な皮脂、共存している有益な菌までが洗い流されかえって健康に悪いと言います。昔は眼科で目を洗ったものですが、今は洗いません。眼科医に訊ねると「目を洗うと目の健康に必要な菌まで洗い流してしまうので目の洗いすぎはかえって良くない」とのことでした。

 

人間も動物の中のひとつです。あなたも私も口のなか、腸の中。体の中に菌やウイルスをどっさり飼って共存共栄して、免疫力に守られて生きているのです。

 

だから、清潔にしすぎる、洗いすぎるのは返って健康のために良くないばかりではなく、免疫機能が身につかずかえって身体を弱くしているのですね。幼児期から、あれもこれもと清潔にしすぎると、免疫力が十分に育ちません。

その状態で成長すると、ちょっとしたことで過敏に反応してしまいアレルギーを発症することもあるそうです。成長期の子供たちにとっては深刻な問題です。

 

手が荒れるほど手を洗い、なんでもかんでもアルコール消毒をする。これって明らかに行きすぎです。

 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し!ワンパクでもいい。逞しく育って欲しい!!」
切に願うこの頃です。

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Medicallook

https://epark.jp/medicalook/cleanly-person/

によると・・・

 

【毎日の掃除の目安】

《部屋》

◎掃除機で埃をとる。(週に一度は掃除機をかける。)

 

《トイレ》

◎便器に汚れの付着がないか確認し汚れを拭き取る。

◎週に1回は洗剤をつけて磨く。

 

《キッチン》

◎キッチンの生ごみは毎日処分

◎汚れた食器はためない。

◎排水溝の掃除は週に1回程度

 

★目に見えない細菌・ウイルスから身を守るために、家の中は清潔にしておきたいと思うものです。しかし、それが免疫力低下やアレルギー疾患につながる恐れがあります。

毎日の掃除はサッと埃やゴミをとる程度で、1週間に一度、しっかり掃除するようにすれば十分でしょう。

 

ということですよ。

 

《不良ガンカンジャーの戯言》

因みに私ががんの手術で入院していた時の主治医は、「傷口に消毒液は必要ない。かえって傷の回復を遅らせる」と言っていましたし、退院後の気管孔のメンテナンスで行なうネブライザーやチューブの洗浄「日本の水道水は清潔だし、水道の流水で洗えば充分。アルコール消毒は必要ない。気になるなら時々煮沸すればいい。」と言っておられました。主治医を信じて5年近く水道水での流水水洗いを続けていますが何の不具合もありません。

 

「がん」しかり、「コロナ」しかり、基本は「生の肉体の免疫力を強くすることが大切」と私は思っています。「自然な食べ物」、「適度な運動で筋肉をつける事」、「精神的なストレスを避ける事」が重要と思います。

 

もちろん、すべての要因をなくすことは不可能なので、どんなに注意をしてもがんになる時はなりますし、コロナに感染する時は感染します。「運」も関係します。中国の習近平の「ゼロコロナ政策」など愚の骨頂です。はっきり言って「アホ」です。ウイルス相手に完璧な防御などできないのですから。

 

だからこそ、「普段からのなるべくナチュラルな化学物質を使わない食事と生活」、「適度な運動」を出来る範囲で行ない、「免疫力、体力を付けること」が大事と私は思うのです。

 

今の世の中、大気も土壌も水も化学物質で汚染されていないものはないので、完璧はあり得ません。いくら気を付けても「がん」も、「コロナ」も完封は出来ません。だから「なるべ~く清潔にして」、「なるべ~く自然で健康的なものを食べる」、「なるべ~く化学物質を体に入れない」、「なるべ~くストレスになることはしない」くらいを心がけて気楽に生きて人生を楽しみましょうよ!!

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(※体力を付ける、免疫力をつけるには背中、尻、大腿部などの体幹部の大きな筋肉を鍛えるのが効果的です。)

【ウエイトトレーニング(筋トレ)のススメ】

皆さんはウエイトトレーニング(筋トレ)を特殊な一部の人たちが行なう特別なものと考えていませんか。

ウエイトトレーニングといえば、多くの人はウエイトリフティング、パワーリフティング、ボディビルを想像されると思います。

 

ウエイトリフティングは何キロのバーベルを頭上に持ち上げられるかをスナッチとジャークの合計で競い、パワーリフティングは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目の合計で競うスポーツです。ボディビルは文字通り体造り、全身の筋肉をむらなく、バランスよく鍛えて、その成果をポージングで表現する芸術的な要素を含んだスポーツで、バルク(筋量)・ディフィニション(皮下脂肪が少ない様子、キレ)・ポージング(表現力)・マナーなどが審査基準に基づいて審査されます。

 

しかし、今日ではこれらの競技としてだけではなく、他のスポーツの補強、体力増強、健康維持、美容に対する有効性が認められ、これらを目的として行われるウエイトトレーニングがエアロビクスとともWeightTraingNoSusume
に盛んに行なわれるようになってきています。

 

スポーツの補強としては、以前はウエイトトレーニングをすると、体が硬くなる、スピードが落ちる、大胸筋が発達しすぎてバットスイングが鈍くなる、はては泳ぐと沈むといった誤った考えから、日本では敬遠される向きがありましたが、今では格闘技、水泳、陸上、野球といったあらゆるスポーツの基礎体力造り、パワーアップにウエイトトレーニングを取り入れるのは常識となっています。特に欧米人に比べて遺伝的に体格、体力面において劣る日本人にとっては不可欠と言っても言い過ぎではありません。

もちろん、一般の人達の体力造り、健康造り、リハビリ、美容に対しても、それぞれの目的に合ったトレーニングをすることで合理的に大きな成果をあげることができるのです。

 

さあ、皆さん。トレーニングを始めましょう!! Let's begin!!

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(※胃腸が弱くやせっぽちだったBIGTOEの筋トレによる変化)

 

【強者になりたいと思っている君へ】

「健全な肉体に健全な魂が宿る。」力に余裕があってこそ心にも余裕ができ弱者をいたわる気持ちが育ちます。ギリギリでせっぱ詰まっていると、我を通そうとなりふりかまわず必死になるのです。

 

力をつけると共に、プライドと弱者へのいたわりの心を持つように心がけましょう。つまらぬ事にムキになる必要などないのです。

「弱い犬ほどよく吠える」は全くみっともないですよ。吠えれば吠えるほど自分の弱さ、愚かさをさらしているようなものです。

 

よくちょっと強くなったら、大きくなったらそれを弱者へ向けたり、誇示したりする人がいます。気持ちはわからないではないですが、そういう人はプライドを持ってないのではないでしょうか。ボクサー、格闘家ならリングで、リフター、ビルダーなら競技会場、ステージで勝負を競うのが常道。素人相手に勝っても自慢にはなりません。むしろハジです。

 

ボクサーはボクサーの、格闘家は格闘家の、リフターはリフターの、ビルダーはビルダーのプライドを、持ってこそ本物に近づいていくのでしょう。

逆もまた真なり、「本当に健全な肉体は健全な魂があってこそ完成される」と思います。

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2022年追記】健康に生きる為に!!

2017年、私に悲劇が起こりました。長引く喉の違和感から病院で検査を受けるとまさかの「ステージⅣの気管腺様嚢胞癌」。治療の可能性は癌が浸潤している喉頭部を声帯、甲状腺を含めて全摘、癌とともに気管のほとんどを切除し気管孔制作するという命がけの手術のみ。

熟慮の末、現実を受け入れ、生きる為の手術を受けました。そのために、手術、その後のリハビリ、放射線治療などでの半年に及ぶ入院生活を余儀なくされたのですが、長年筋トレで培った体力(いわゆる筋肉貯金)と経験がものをいい、効率よくリハビリを進め回復を早めることが出来ました。また、「マッスルメモリー」と言って、一度、発達させた筋肉はそれを覚えていてトレーニングを再開すると短時間でもとに戻すことが出来るのです。

医師から「筋トレは難しい」と言われたにもかかわらず、退院後も出来る筋トレを再開することで15㎏減った体重も8割がたもどり、「免疫力」も高く保てているためか、コロナウイルスが猛威を振るっている中でも風邪ひとつひくこともなく過ごせています。

これも筋トレで養った筋肉、体力、免疫力があったかでしょう。

 

今は健康な皆さんも生きていればいつか病に見舞われます。今は若い人も必ず歳を取ります。来るべきピンチに備えて普段からウエイトトレーニングを習慣化することで「生きるパワー」を身に着けておくべきだと私は思います。

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(※亀田総合病院入院中のリハビリルームでの筋トレ。トライの中川さんが病室で出来る筋トレグッズを持ってきてくださいました。筋トレ大手術、放射線からの回復に一役買いました。)

「トライ体幹理論のブログ」

https://ameblo.jp/try-senyu/

曇天の元での早朝公園筋トレ。日の出は545分。

陽射しは有りませんが、風もなく暖かい朝でした。背中をストレッチした後、アンダーグリップチンニング10セットで背中を集中攻撃!!

その後、トライセップスイクステンション1セット。ハンギングレッグレイズ4セットで終了。ハンギングレッグレイズは、腹部の強化だけでなく、最後に背筋をしっかり伸ばすことで良い姿勢の維持にも一役買っていることは間違いありません。

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午後からは、予定通り桜の木の下でSATOさんと「筋肉スキスキ
MTG」」
でした。

議題は「コロナ騒動」「ロシアのウクライナ侵攻」に見える「人間の愚かさ」「幸せな人生」「筋トレと免疫力」。お酒とおつまみは持ち寄りで、あっという間の3時間でした。
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それにしても、俺たち気が合うのよねェ。

「同じやあ~!!」

持ち寄るお酒とつまみの話です()
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「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」などと言いますが、たとえ1週間足らずとは言え必ず毎年この時期に咲いてくれる桜は人の心を春のように穏やかにしてくれます。

 


今日もこうして生かされていることに感謝です。
来年の今日もこんな感じで桜の花が見れますように!!


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(※公園筋トレ 外人さんのライバル出現!!)

私たち人間には体に備わった「免疫システム」があります!

 

体の中には「常在菌」が存在しており、免疫機能に欠かせない物なのです。以前、眼科で「昔は眼科に行くと頬に受け皿のような物を当てて目を洗ってくれましたが今はしません。自宅で薬局で売っている洗眼液や水道水で目を洗ってもいいですか?」と訊ねてみましたら、「ゴミが入った時とか、11回とかならいいですが、頻繁に洗うと目の健康に必要な菌まで洗い流してしまうからダメですよ。」とのことでした。4年前のがん切除手術後の入院中にも主治医は「消毒は水道の流水で充分です。アルコールや消毒液は必要ありません。」と語っておられました。

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コロナ禍で当たり前のようになった「ソーシャルディスタンス」、「外出自粛」、「過度ともいえる消毒」は免疫力を落とします。

 

人間は、人と交流したり、ものに触ることで細菌やウイルスを体内に取り込み免疫力を向上させるからです。

 

良かれと思ってやっている過剰に清潔な環境作り、消毒、人との交流の制限は、かえって免疫力を低下させ人間を弱くしているのです。そして、免疫力の低い体に毒性が強いウイルスや細菌が入ってくると、たちまち負けて発病することになります。

 

以前に話したことですが、私が1990年代に仕事で台湾に長期滞在した時、1週間くらい下痢が続いたことがありました。現地の方に訊くと「清潔すぎる環境に慣れた日本人では良くあること」とのことでした。台湾の人に比して免疫力が弱いということです。

 

2日後に迫った北京オリンピックで中国は、ウイルスを0にしようとする「コロナゼロ政策」を実施していますが、過剰な消毒によるウイルス感染以外の弊害も懸念されます。

 

栄養、睡眠、運動、笑い、人やウイルス、菌との交流で鍛え自然免疫力を上げる事が大切です。

 

幼い子供たちは、ハイハイしたり、口に物を入れたり、同年代の子供たちと交流することでウイルスや細菌が体内に侵入し、抗原・抗体複合体が生成され免疫システムが構築されます。

 

子どもを部屋の中に閉じ込めていては、過剰な消毒の元に育てていては、健康な免疫システムは発達しません。かえって弱い子供にしてしまいます。

 

これも以前にも話しましたが、私の子供の頃(昭和30年、40年代)は、汚れた手でお菓子を食べたり、落としたお菓子の砂を払って食べたりしていましたが健康でした。さらに終戦後の昭和20年代に成長期だった年代の先輩方は往々にして健康面で強い方が多いと感じています。

 

大人も子供も、通常の帰宅時の手洗い、うがい、外出先でのトイレ、ドアノブを触ったあとの手洗い、消毒は必要ですが、過剰な外出制限、家中のカウンターのアルコール消毒、家庭内でのマスクは不要と私は思います。免疫力を低下させます。

 

友人でボディビルダーの医師、浅見先生もブログで「免疫の獲得」について語っておられます。

https://ameblo.jp/asaminaosan/entry-12724664484.html

明日8日はJudgement Dayである。

 

「がん切除手術」から4年が経過。昨年の9月のPET検査では「異常なし」、そのわずか2か月後の11月の造影CTでは「右肺に1cmの影あり。肺転移と思われる。」の判定。

 

少し前のPETでは「異常なしだったのに?」と主治医に尋ねると「1cm未満の物はPETCTとも陽性判定が難しい」とのこと。PETのパンフレットには「どんな小さながんも見つかる」と書いてあったと思うのですが・・・。

 

罹患時の説明から「腺様嚢胞がんは再発、転移しやすい」「治療後5年経過しても10年経過しても安心できないがんで完解は無い」と聞いているので、半年に1回の検査のたびにヒヤヒヤもの。そして、3年目の昨年11月の造影CTで遂に「肺転移」

 

「キタ~!!」という感じ。幸い「手術可能」とのことだったのでコロナ禍でもあったし「善は急げ」とばかりに年の瀬も迫る12月に肺部分切除手術実施しました。昔から「嫌なことは先に済ませておきたい」タイプ。迷いはありませんでした。ただ、「転移したと言う事はがんが体のどこかに隠れているわけだから今後も出てくる可能性が高い」とも言われました。

 

そんなわけで、その後の検査は今まで以上にナーバスになります。

 

◎「万が一、再び、再発、転移の場合、がんの数、部位により手術可能なら「鼬ごっこ」になるが3度目の「手術」をするか否か?」で悩みそう。

 

◎手術が不可能な場合は「化学療法」となるのだろうけど・・・以前、主治医は、「再発、転移の場合、抗がん剤。免疫チェックポイント阻害薬、キートルーダを試しますか」と話しておられましたが、腺様嚢胞がんに効く抗がん剤がない現状、昨年12月の手術で切除したがん組織を調べた結果、キートルーダも効果が期待できないらしいので、「効果より副作用が大きい可能性が高い」=「百害あって一利なし」になりかねない、いやその可能性の方が高いと思われる化学療法を積極的に行う気にはなれません。

 

◎ならば残された道は「無治療」!!

 

がんと喧嘩をするのではなく共生しながら、好きな筋トレで免疫力、体力維持、増強を試みながら好きな事やりたいことをしながら天命に身を任せるのが最良の選択かもしれません。

 

まあ、「起きても居ないことを心配しても仕方がない」(知らないだけで結果はもう出ているのですが)今夜も一杯飲んで寝ようと思います。

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昨日は、コロナ禍でi-padでしか会えなかった2歳の孫息子に会いに行ってきました。子供の成長は早い!!しっかり言葉でコミュニケーションもとれるし、私の手作りの「ワニワニパニック」でしっかり遊んでいました。I-padで顔を見ているせいか会ったとたんに「おじいじさんだ!」と慣れたもの。YOUTUBEでおじいじさんの現役時代のポージングを見たようでマスキュラーポーズも披露。


孫息子に元気をもらった土曜日でした。

産業医科大学外科医 佐藤典宏先生が「運動習慣と癌とコロナ感染との関係」についてYOUTUBEのがん情報チャンネルで述べられています。

 

『癌と新型コロナ感染(COVID-19)との共通点ということで、運動との関連性についての最新データ(Br J Sports Med. 2021 Jul 22)を紹介します。ふだんから運動習慣(有酸素運動、筋力トレーニング)のある人では、コロナ感染率、重症化、および死亡リスクが低下していたという結果です。』

 

https://youtu.be/4ESBIyWJe10

 

私は、45年の筋トレ習慣がありますが、癌になって手術で障害が残った現在、有酸素運動はしていません。しかし、筋トレについては、週に6日程度、日によって強弱を付けながら行っています。元ボディビルダーにとって専門分野ですから長年の経験を生かし癌患者でも、障害のある体でも出来る筋トレを自ら考えて、実行、継続可能なメニューを実施しています。自重による筋トレが主ですが、呼吸管理をしながら工夫をしてかなり強度的には高いものになっています。

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私の罹患している「腺様嚢胞癌」は効く抗がん剤がありませんし、「新型コロナCOVID-19」も未知のウイルスなのでワクチンの効果、治療薬の効果、安全性が確立されているとは思えません。そうなると頼れるのは自分の体力、免疫力、生命力なのです。

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今のトレーニングの目的は、癌と新型コロナに負けない体力、免疫力作りです。どんな結果が出るのか楽しみです!!

【健康・トレーニング】

台湾で5年間日本語の教師をしている人の話によれば、長期滞在で台湾に来た日本人の大半が1週間くらいで激しい下痢に見舞われるそうだ。水が変わるのと食べ物の油が原因らしい。

また、台湾生活で注意が必要なのは、肝炎、風邪、そしてエイズとのこと。肝炎は先に述べた油の悪さと清潔でないことが原因らしいが、最近ではかなり改善され以前に比べればかなり減っているとのこと。

生まれた時からそのような環境、食生活に慣れている台湾人は平気でも、慣れていない日本人は免疫力が弱くやられるらしい。

風邪は、日本で言う夏風邪で治りにくい。エイズは、変な行為をしなければ大丈夫。本人の心がけで防げる。陳さんたちとチャイナドレスを着たお姉さんが隣に座ってくれるお店に連れて行ってもらいましたが、トイレに行くと壁に「滋病に注意」というシールが貼ってあるのを見てビビりました。まあ、安い日当だし感染リスクにあえて挑む勇気はありません()

因みに私の場合、台湾生活開始1週間目に23日下痢をしました。水道水はいったん加熱沸騰させないと飲めません。建築現場での仕事で溶接のスパッターが靴の中に入り火傷をするアクシデントにあったのですが、水で冷やそうとすると「水道水は汚い。ばい菌が入るからだめ!」と呉くんに止められました。

現在、台湾に来て初めての連休と言うのに風邪気味でホテルでゴロゴロしています。

薬は薬局で手に入れるのですが、台湾では所謂西薬、西洋医薬品の店と漢方薬の店があります。

健康管理と言う面では、台湾にもトレーニングジムがあるし、ホテルにもあるかもしれないと聞いていました。しかし、「残念!!」探し回っても宿舎の近隣には見当たらず、ホテルの物は設備が物足りず断念。三越百貨店で見つけたエキスパンダーと自重トレーニングに終始することに。

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(※エキスパンダーって最近見ませんねえ。チューブに変わったのかな)

これは、お互いの癌罹患宣告から現在までの経験、知識からの考えです。あくまで患者である二人の独断と偏見ですが誰かの参考になることもあるかもしれません。

 

BIGTOEの考え】

《治療法について》

3年半色々な方の治療法、情報を見聞きしてきたが、こと腺様嚢胞癌に関しては西洋医学での有効な抗がん剤がない、放射線も効果は限定的ということから、もしかすると化学治療はしないほうが長生き出来るのかもしれない

 

○重粒子線治療、抗がん剤治療、分子標的薬治療などの化学治療は、治療の副作用によるダメージが大きく、結果として寿命を短くする可能性があるかもしれない。

 

○そうであれば、無治療、西洋医学以外の治療の方が長生き出来るかもしれない。

 

○西洋医学での腺様嚢胞癌の治療は、「外科手術」で切除、「陽子線」は完解が期待できそうだ。

 

「外科手術」が良いと思うのは、「体内に癌の塊が残っていると再発、転移の可能性が高くなるため取れるなら取った方がいいだろう。」から。

 

○今回、肺転移したということは、その場所だけでなく体内のどこかにがん細胞が潜んでいるのだろうから再び、再発、転移の可能性は大きい。しかし、見えているものを切除することで延命、人生の時間稼ぎにはなる。期待はしていないが、その間に有効な抗がん剤、治療方法が出来るかもしれない。

 

○転移巣切除手術後、再発防止を期待して、医学的エビデンスはないし、苦しい時の神頼みかもしれないが、癌に効果があったとされるEM-X「マイタケ高濃度カプセル」などを摂取している。高価であり続けるには結構経済的に負担だが可能な限り続けたい。

 

健康的なものを食べ(野菜、果物、キノコ類、海藻類、黒ニンニク、納豆、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEetc)、健康的な生活をする。お酒は健康には良くないかもしれないが、「酒は百薬の長」とも言うし、ストレスをためない程度にたしなもうと思う。

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○自分の最大の武器である筋トレを続ける

筋トレで体力・筋肉をつけることで、免疫力が向上し、手術からの回復を早めたり、リハビリ効果をあげたり、抗がん剤治療の副作用を低減でき、結果として、寿命を延ばせるという医学的なデータもあるそう。

※「筋トレでがんの生存率をアップ」

 
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ストレスを感じることはしない、ストレスになる人間とは付き合わない

自身の経験からも、心的ストレスは人間の免疫力を低下させると思う。

基本的に「来る人は拒まず、去る人は追わず」なのですが、人を傷つけるストレス発散オーラ満載の人からは離れるべきです。

※がんの大敵ストレス


 

好きなこと、やりたいことをする。会いたい人に会う。

・生かされた人生を悔いを残さないためでも免疫力をあげるためでもあります。

 

笑う!!(口角をあげる空笑いも可)

・おなじ生きるならしかめっ面で生きるよりも笑って生きる方がいいに決まっています。

 

I氏の考え】

○「腺様嚢胞癌」は、抗がん剤も放射線もほぼ効果が期待できない

 

この病気は医者には治せない。自分でなんとかするしかない。

 

○外科手術は転移があれば基本対象外だが、ACCは。手術できるならやった方が良いかもしれない。

がんの総量を減らすことができる

(ねずみ算式に細胞が増えると言いますが、少ない方が圧倒的に大きくなるまで時間がかかるから)

 

○癌研で得た知識では、ACCの場合75%位の人が抗がん剤治療を行っているだろうとのこと。

➡ただし、効果があるのは10%以下

ある程度縮小する程度の効果しか無い

 

○「未承認薬」を使うなら

➡薬次第かも。海外で効果が認められた薬。

➡高額であり、国の力が無いと使えないので国立がんセンターなどに限定される。

 

抗がん剤は免疫力を低下させるので、それを上回るがん細胞の殺傷効果が無いならやらない方が良い。体力も落ちる。

 

抗がん剤も放射線もどちらも耐性を作るので完全にやっつけてしまわないとその後がやっかいになる。特に重粒子線は効果が強いので強い耐性ができる。

 

ACCは、増殖するのに時間がかかる。

(その間に情報収集したり、色々なことを試せる。逆に増殖に時間がかかるので効果の確認が難しい。)

 

自己免疫を高めることで完解を目指し長く生きる。

・誰にもがん細胞はある。高齢になるとがんはあったけど別な原因で亡くなることも多い。

 

ビタミンD、ビタミンA、ビタミンCの摂取


※ビタミンDのサプリメントが進行がんを予防する

 

ストレスや体に炎症やアレルギーがあると免疫力を消耗するので注意が必要。

 

体の末端までポカポカに暖めるのも重要。

手足が冷たいと言うことはストレスを受けていて免疫力が発揮できていないと言うこと。

 

 

 

残念ながら現状では、腺様嚢胞癌において、これで「完解」出来るという有効な治療法、治療薬は確認出来ていません。

ならば、「可能性を追求」し「出来ることを実行」して生きたいと思います。

 

厳しい道ですが、私たちの目標はあくまで「完解」なのです。

常々、思うことですが、自分は笑いの沸点が高いのが悩みです。笑うことが「免疫力アップ」につながるというけれど、妻と漫才、お笑い、バラエティー番組を見ていても圧倒的に笑わない私とケラケラ笑う妻のギャップの大きさを感じます。妻からは「だからがんになるんや」と言われます(涙)。

 

M-1グランプリを観ていても、審査員の大御所たちは大笑いをしているのですが正直私には面白くない。「何故あんなに笑うのか?もしかしてやらせ番組?笑い声はさくら?」不思議に思うくらいなのです。

 

お笑いで面白いと思うのは・・・お笑い怪獣、さんまさん。アドリブか効くからでしょうか。故立川談志師匠のお墨付き、テレビで会えない芸人こと松元ヒロさん、漫才では中川家は面白いと思います。

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「何故、笑えないのか?」考えて見たのですが、ネタの先が読めてしまうからかもしれません。一昨年のM-1王者ミルクボーイ。妻は何度見ても腹をかかえて笑います。私も一回目は「おもろいやん」と思ったのですが、2回目からは同じパターンのネタで先が読めてしまうので面白くない。

 

思うに笑いのツボは「意外性」ではないでしょうか?

 

笑えるのは、「月曜から夜更かし」に出てくる赤羽や小岩の路上で出くわすおっちゃん、おばちゃん、にいちゃん、ねえちゃん。「探偵ナイトスクープ」に出てくる大阪のおっちゃん、おばちゃんなど素人衆なのです。何を言うか「予測不能」の一言、一言が実に面白い!!何となくわざとらしく感じる運動神経悪い芸人よりも夜更かしの郡司さんの方が数倍面白い。

思い起こせば、学生時代に読んでいた、どおくまんの「嗚呼!!花の応援団」は面白かった!!

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「がんにならない為には笑いが大事、がんを克服するには笑いが大事」といいますが、妻も言うように笑えないのが、がんになった原因なのかもしれません。

 

私は妻の笑うのを見てほっこりし、孫の奇声をあげて踊り回る姿を見て笑えるのは救いですが、もっと笑いたいので笑える小説、ビデオ、漫画を探しているところです。ああ、腹を抱えて笑いたい!!

 

誰か私を腹がよじれるほどほど笑わせてください!!

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