【腕のトレーニング】
《腕》
腕トレは、元ボディビルダーとして、トレーニングが出来る部位、出来る種目を行おうと思うので、太い腕を取り戻そうと実施しています。また、半年の入院生活中の頻繁な血管への注射により、浮き出ていた血管は縮こまって影を潜め、血管自体は硬くなって、採血、薬剤注入が困難になっています。
腕トレをすることで血流をあげて硬くなった血管の再生をも目指しています。
手術、放射線治療、半年に及ぶ入院で、体重は78㎏から64㎏に減り、腕囲は最大46㎝あったものが38㎝になってしまいましたが、今は、体重75kg、腕囲42㎝に戻ってきています。
●ワンハンドトライセップスプレスライイング
休んでいるほうの手で上腕部を固定して20回×3~5セット
●チューブプレスダウン
入院中にお見舞いに来てくださったトレーニングクラブトライの中川さんからいただいたチューブを愛用しています。強度を増すときには、直径10mmのオレンジチューブを重ね合わせて使います。限界回数×3~5セット。
●コンセントレーションカール
大腿部に上腕を固定して上腕二頭筋を鍛えます。15回×3~5セット
●リストカール
【腹のトレーニング】
私の場合、鎖骨、胸骨を切除して胸鎖乳突筋と大胸筋を骨からはがして直接縫合していいるために、首から胸にかけての筋肉が固まっています。
また、喉頭部を全摘出しているために、顎を引くと首が締まるような状態になるので、顎を引いて行うシットアップ系の種目が出来ません。
そこで、レッグレイズとフロントブリッジを腹筋部、体幹部の種目として採用しています。
《腹》
●レッグレイズ
毎日100回、または45度の角度で止めて2分間静止する方法で行っています。
●フロントブリッジ
腹直筋、外腹斜筋、腸腰筋などの腹部、脊頭起立筋などを中心に体幹部の強化目的です。肘を曲げて床について体を支え、両足はつま先で支え体は真っすぐ伸ばして静止します。1分×3セットから始めて、1セットの長さを伸ばすようにしています。
※刺激部位を変えるためサイドブリッジと日替わりで交互に行います。
※病人にとって一番大事なのは、自身の体と相談しながら、体調管理をしながら行うことです。健康な人と違ってトレーニング中、トレーニング後にだるさ、疲労感が出ることもあります。そんなときは、無理はしないでとにかく休むことが大事です。
産業医科大学の佐藤典宏先生のYOUTUBEです。
「筋トレでがんの生存率アップ」