★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

タグ:#マイオカイン

がん対策は「早期発見」「運動」

週刊女性PRIMEの記事より

国立がんセンター病院、垣添忠生先生のお話

自ら大腸がんと腎臓がんを経験された垣添先生は語っておられます。

 

詳細はこちら「週刊女性 PRIME

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e4d8d27171fb758de8c319dec0c69fe3e8308fd

 


◎がんは初期にはまったく症状がない。

◎早期発見なら身体の負担も少ない。

◎がんになってやったことは、まず運動。

◎糖尿病や肥満は、がんのリスクを高める。

◎がんになったら、まずやめるべきは喫煙。

 


お勧めの運動は、
「筋トレ」「ストレッチ」「踏み台昇降運動」

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「朝は1時間早く起きて筋トレとストレッチ。通勤時はひと駅分を歩く。」

「食後の踏み台昇降運動400歩」。

 

その結果➡血糖値は正常化。大腸がんの手術後もたびたび見つかっていたポリープもできなくなったそうです。

 

・・・・・

 

どれも私が実践してきたことと合致します。

 

手術・放射線治療を終えて退院したころ、「階段の上り下り」から始めました。

 

そして、「踏み台昇降運動」「ヒンズースクワット」「ブルガリアンスクワット」「スローブルガリアンスクワット」と進化してきています。

 

私がひとつだけ筋トレ種目を選ぶとするならば・・・

躊躇なく片足でゆっくり行なう「スローブルガリアンスクワット」です!!

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「大腿部、ハムストリングス、尻(大臀筋)の筋量アップ、筋力アップ」だけでなく、短時間で息が上がるので「心肺機能の強化」にもなります。また、「『マイオカイン』などの天然の抗がん物質の分泌」「免疫細胞の増加の可能性」も期待出来そうです。

 

おまけに尻フェチの私や美尻を望む女性にとって「ヒップアップ効果」も抜群です!!

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(※ネットで偶然見つけたチャーミングな女性)
 

意外に思われるかもしれませんが、太極拳の動きのようにゆっくりと行うので膝などの関節に急激な負荷がかかることがなく関節にも優しいのです。

 

ジムに行かなくても自宅や公園で気軽に体力作り、筋量アップ、免疫力アップが出来て、プリケツまでが手に入る!!やらないという選択肢はありません!!()

がん情報チャンネル・外科医 佐藤典宏


【実践】がんで死なない!外科医がすすめる週30分「ほどほど」筋トレ


「筋トレで本当にがんのリスクが減るのか?」

➡筋トレでがん死亡リスクが31%減、すべての死因で23%減というデータもある。

 

《筋トレが「がん」を抑える理由》

  天然の抗がん剤「マイオカイン」の分泌

  免疫細胞が増加(NK細胞)

  血糖値の低下・インスリンの分泌を抑える(肥満・糖尿病予防)

が期待出来そうです!!




 

筋トレを実践している元ボディビルダー、現役のステージⅣの癌患者としては・・・

BIGTOEの私見です。)

 

★がんの治療は「早期発見」が鍵になる!!

★病院にも医師にも得手不得手がある。自分に自分の病状に合った病院、医師との出会いが大切!!(セカンドオピニオンはやるべき!!)

★そのために豊富な情報収集が大事!!(世の中にはがん患者の弱みに付け込んだ悪徳商法が蔓延っているのも事実です。見極めることが大切!)

 

そして・・・

★手術からの回復、放射線、抗がん剤の副作用軽減には体力がある方が断然有利!!

と思います。

 

➡がんになってからの体力作りも大切ですが、私としては健康な時から運動習慣を身につけておくことが重要と考えています。

 

➡なぜなら、「がんになっていきなり運動と言ってもやり方が分からない」「すぐには習慣化が困難」「体力があるうちの方が有利に進められる」からです。

 

また、ゼロから筋肉作りをするよりも、がんになって痩せてしまっても一度作った筋肉を取り戻す方が楽だからです。(マッスルメモリー)

 

『なぜ「筋トレ」がいいのか?』は、

「科学に裏付けされた最も合理的に筋肉をつける、体力をつけることが出来る手段」であることを元ボディビルダーの私は身をもって経験して知っているからです。

 

佐藤典宏先生は、

「週30分のほどほど筋トレがお勧め!!」と言っておられます。多すぎる筋トレ、ハードすぎる筋トレは返って良くないというデータもあります。

私の場合、度を越しているようですが、現役時代からすると10分の150分の1のボリュームです()


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来月で気管腺様嚢胞癌の切除手術から5年です。

最初の防衛医大病院では「ステージⅣ、10㎝の癌、5年後の生存率40%未満」と宣告を受け、国立がんセンター中央のセカンドオピニオンを経て、辿りついた亀田総合病院では「外科手術以外の有効な治療法は有りません。しかも、すでに手術が出来るギリギリの段階で病巣は気管から喉頭部全体と広範囲にわたっており恐らく癌を取り切れない。やるなら今。」と決断を促され手術を決意。術後、主治医の話では「私自身、この手術は生涯3度目でしたが、あなたが一番酷い状態だった。」とのことでした。

 

「癌の切除に伴い、気管の大部分、甲状腺、声帯を切除。胸に気管孔を制作するため鎖骨、胸骨、第一第二肋骨も切除。気管孔を補強するために大胸筋を使うことになるでしょう。そのため、術後は、息んだり、気張ることがことが出来なくなるので筋トレは難しいと思います。」とも。

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しかし、半年に及ぶ入院から退院後すぐに「出来ることだけでもやろう。医師は手術、治療ではプロだが筋トレについては素人」と筋トレを再開しました。関西に戻ってからはマシンが豊富で歩いて行ける県の体育館に通っていましたが、生憎のコロナ禍に突入。ジムエリアの休館に伴い始めたのが公園での主に「自重による筋トレ」でした。

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幸いにも近所の公園には、筋トレに利用できそうな遊具があったので、試行錯誤の末に今の「早朝公園筋トレライフ」が確立されたのです。

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筋トレで筋肉を維持、成長させたから癌が再発しない、進行しないわけではありませんが、日常的に運動をして筋肉をつけることで体力も血流もアップし同時に免疫力もあがることが期待できます。骨格筋はがんになりにくい組織ですし、「筋肉をつけることで筋肉からマイオカインなどの未知の抗がん物質が分泌されている」という研究データも存在します。まだまだ、未知数のことが多いのですが、それは同時に可能性も多いと言えるでしょう。それに「筋トレは科学的に合理的に体力を向上させることが出来る最高の手段」という事を元ボディビルダーである私は誰よりも知っていますし、「人間が自分の意志で鍛え発達させ、それを目で確認出来る」のが筋肉です。

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2017年に癌罹患が判明し、2020年肺転移、2022年肺多発転移と次々と攻撃を仕掛けてくる強敵ですが、決して諦めません。筋トレを楽しみながら人生を生き抜きたいと思います。TEAM ACCのリーダー浜さんも言ってました。「ステージⅣ、肺転移ありで筋トレ続けて完解。かっこいいじゃないですか!」実現したいものです。

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2024年の「筋肉オフ会リターンズ」、授かった孫息子たちとの筋トレまではあと15年くらいでしょうか。他にもまだまだやることが控えています。

世界陸上、終わりましたね。

日本人選手の最近のレベルアップには目を見張るものがあります。かつては陸上で世界と戦えるのはマラソンくらいでしたから嬉しい限りです。レースを見ていて、元ボディビルダーとして思うのは、陸上選手、特に短距離選手の尻の見事さ!!草原を走り抜ける野生動物を彷彿とさせ素晴らしいです。

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初老の元ボディビルダーとして思うのは、温泉などでよく目にする同年代と思われる方々の張りのないゆるゆるしわしわの尻にはなりたくないと言う事。

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二十歳の時にナニワボディビルクラブに入会し本格的にボディビルを始めたのですが、下半身のトレーニングの王様スクワットは好きではありませんでした。というのは、当時、大阪ではパワーリフティングのトップ選手を輩出していたジムでしたし、今のように優れたレッグプレスなどのマシンもなく、下半身のトレーニングと言えばしんどいスクワット。ジムの仲間と競い合って、「次は100㎏で何回だ!!」「次は160㎏で!!」「200㎏行くぞ!!」「今日は1010セットでやるぞ!!」という感じでジムの先輩方に尻を叩かれ、つべこべ言う間もなくスクワットをさせられていました。(嫌なものは先に済ませたいタイプなので大抵スクワットは週初めの月曜日にやってました()。)

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お陰様で、高校時代まで貧弱だった私にも徐々に筋肉が付き、コンテストに出ようかと考え出すころには「信号待ちをしているお尻を見れば「あっ、吉賀さんだ!」と分かる。」とジムの女性会員さんに冷やかされるようになりました。

 

当時の悩み・・・スーツのズボンの内もも部分は、23回履くと摩擦で擦り切れて薄くなるため替えズボンを数枚を追加し、同じ生地のあて布を用意してもらっていました。ジーパンですら内ももの部分が擦り切れて穴が開くのであて布をしてミシンでガチガチに縫ってもらって履いていました( ;∀;)

 

そんな自慢の尻も還暦を過ぎ、がんで半年の入院後にはゆるゆる!!幸か不幸か手術で大胸筋が無くなり鎖骨も無いので、自ずと背中と腹筋と下半身のトレ重視に。自重でのスロトレではありますが、スローブルガリアンスクワットをメインとする脚のトレーニングで大腿部、臀部に筋肉痛が来るのが喜びの日々です()

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今はコンテストからは完全に卒業し、がん罹患後は完全に健康のための体力維持、向上、免疫力向上が目的になっているのですが、背中と尻、脚はマイオカインを期待するにも重要と思われる大きな筋肉。転倒防止にも役立ちます。かっこいいお尻は健康増進のバロメーター!!生涯現役を維持したいと思っています。

目指せ!生涯アスリートの尻!!目指せ!プリケツ!!

 

ちなみに私の場合、男女に関係なく人の後ろ姿を見てまず目がいくのは、尻とふくらはぎです()

「何故、筋トレを諦めないのか?」一言で言えば「好きだから」でしょうか。大学時代に下宿先のテレビで見た現役バリバリのミスターオリンピア、アーノルド・シュワルツェネッガーに衝撃を受け、早速、大阪のナニワボディビルクラブに入会。伊集院先生の元で本格的にボディビルを始めました。

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(※1985年サンタモニカのワールドジムで憧れのアーノルドと対面)

子供のころから瘦せっぽちで胃腸が弱い、おまけにアトピー持ち。そんな私がボディビルと出会い、胃腸の弱さ、アトピーともに克服出来ただけでなく、ミスター関西、大阪でも優勝するという幸運にも恵まれました。41歳のミスター日本を最後にコンテストから退いたあとも筋トレは続けていました。多くのスポーツ選手で見られるのは、現役時代は立派な体をしていたのに、引退するとトレーニングから遠ざかり、飽食に走り、腹が付きでて、見る影もなくなると言う事実。実に残念です。

 

引退後も好きでトレーニングを続けていたのですが、そのことが「生きる」という力になることをがん罹患を機に身に染みて実感することになります。

 

1981年以降ずっと日本人の死因第1位であるがん。今は日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっている時代です。どんなに健康に注意していても誰もががんになる可能性が高いのです。

 

2017年、ステージⅣのがん罹患が発覚し生きる為の大手術、その後放射線治療を受け、2020年に肺転移で開胸手術、2022年には、再び肺多発転移が確認されました。

 

その都度、ピンチを切り抜け、今、こうして生きているのは、応援してくれる家族、親族、良き友人たち、素晴らしい医師たち、看護師さんたちに恵まれたことは言うまでもありません。医師との出会い、病院選び、治療などいろいろな条件、タイミングなどでついていたことも大きな要素でしょう。そして、若い頃から生活習慣になっていた「筋トレ」のノウハウを知り尽くしていたこと、それにより「筋肉貯金」があったことも重要な要素だったと思います。

 

大手術からの回復が早かったのも、放射線治療の副作用が少なかったのも、体力、筋力があったからでしょう。長期の入院生活で15㎏も減った体重も退院後の筋トレ再開後に比較的早く戻せたのは「マッスルメモリー」があったからにほかなりません。

 

産業医科大学のがん専門医、佐藤典宏先生も、東京大学の石井直方名誉教授も「筋肉をつけることで手術からの回復を早め、放射線、抗がん剤の副作用を軽減させる可能性」、「筋肉が多い方ががんでも長く生きることの可能性」を説いておられます。

 

「がん」をあきらめない人の情報ブログ

https://satonorihiro.xyz/

特選街ブログ いのちのスクワット

https://tokusengai.com/_ct/17494017


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(※現役時代の石井先生)

がんと一口に言っても多くの種類がありますし、原因、治療法においても解明されていないことが多いのです。同じがんでも罹患臓器(場所)、進行度、遺伝子の変異も様々ですし、それにより何が有効に働くのか、働かないのかも様々です。

 

しかし、解明されていないからこそ未知の可能性も多くあるはず、筋肉から分泌される未知のマイオカインもあるかもしれません。

 

定期的に筋トレをすることで、合理的に体力を筋肉をつけることで悪液質による体重減少を防ぎ、血行が良くなることで正常な細胞が活性化され免疫力も上がる可能性があります。

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何より人間の体で、自分の意志で変えられるのは「筋肉」であり、ボディビルが最も効率的に筋肉を作ることが出来る手段ということを知っているからです。

 

これが、がんになっても筋トレを諦めない理由です!!

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(※がんと闘う体力作りは自重トレで充分です。)

コロナ禍ということで密にならない、マスクも不要な「公園筋トレ」がんと共生するための体力の維持向上免疫力向上を目的に行っています。

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なぜ筋トレを勧めるかと言えば、

 

人が自分の意志で変えることが出来その成果が目に見えて現れ、自分の目で確認出来るからです。しかも個々の体力に合わせて誰にでも出来るからです。

 

第二の心臓と言われるふくらはぎ、前腕などの末端に近い小さな筋群も全身の血流アップには欠かせないのですが、やはり足腰、背中、胸などの大きな筋肉を使うことが更なる血流アップ、体重アップ、体力向上、免疫力アップのために重要だと思います。

 

がんや大病をすると悪液質などの影響で体重が激減します。その対策として、カロリーの高い吸収しやすいものを摂取するとともに大きな筋肉を衰えさせない、増やすことが重要になるからです。(エビデンスはありませんが、マイオカインのような未知の天然の抗がん物質の分泌があるかもとの期待もあります。そして、「俺は負けない!」と病と戦う自信になります。)

 

私の場合、大胸筋ががん切除手術でほぼ無いので、背中、脚、尻トレが筋トレの中心となります。運動には、代表的なものとして筋トレ有酸素運動がありますが、入院や手術で体力がない人は運動の基本である歩行から始めます。一定期間続けて体力がついてくると筋トレを採用することをお勧めします。筋肉には多くの毛細血管が走っており筋トレをすることで有効に全身の血流アップが出来ます。理想は、スクワットなどで足腰の大きな筋肉を使う筋トレですが、体力のない人は前腕、ふくらはぎなどの末端の小さな筋肉を動かすことから始めるといいでしょう。

 

普段から筋トレ習慣があった私でも、手術、放射線治療後は歩くことから始めました。退院後は15㎏減った体重を取り戻すべく筋トレを再開しました。

 

そして、健康だったころとは比較になりませんが、がんサバイバーとは思われない筋肉を取り戻しました。これは、普段からの筋トレ習慣があったことで「マッスルメモリー」が働いたからです。

 

皆さんには、健康な今から筋トレ習慣をつけておくことをお勧めします。すでに闘病中の方も無理をせずに出来る運動を始めることをお勧めします。

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30歳からがん闘病期をはさんで6611か月現在までの同じポーズでの比較写真です。体重が」15㎏以上減った時は悲惨な状態でしたがかなり戻ってきています。目標はがん罹患前、60歳時の体です。

≪なぜ筋トレなのか?≫

今の早朝公園筋トレの目的は、『自分の意志で変えられ、効果が目に見える筋肉を鍛えること』ですが、同時に『心肺機能を向上』させ、『血流量を増やすことで体の隅々まで広がる毛細血管を発達』させ、『マイオカインに期待』し、『免疫力を向上』させます。

 

『嫌な事、避けたい人、ストレスになるものすべて忘れて』『無』になれます。生きている限り、体を動かすことが健康につながると信じています。

 

医師からは『手術と放射線治療で免疫力が落ちているうえ気管孔呼吸なのだから風邪やインフルエンザ、もちろんコロナには要注意』と釘を刺されているにもかかわらず、思い起こせば・・・

ガンになる前の10年以上、ステージの癌宣告での大手術後の4年も、風邪一つひかないし血圧も120-80前後を保っているのは、筋トレ習慣の成果かもしれません。

 

「癌になったじゃないか。」と言われそうですが、手術、放射線治療からの退院後は癌罹患の原因と思われるストレスを一掃したので今も生き延びているのかもしれません。

 

朝から筋トレで一歩だけ上の、普段よりちょっとだけハーハー、ドキドキを楽しみます。今朝も朝の空気は少し冷たいけど、気管孔で大きく深呼吸すると超気持ちいいですよ!!朝、筋トレをすることで1日が充実したものになります。公園筋トレのバリエーションも増え今年は腹の引き締めも出来そうです!!

 

今日も普通に生きていることに、生かされていることに感謝!!

 

早朝公園筋トレの後は、家族と仲間と笑顔で今を楽しみマッスル!!

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≪筋トレ経験がないサバイバーさんへ≫

同じがんサバイバー、一般の方にも『筋トレ習慣のススメ』を提言したいのですが、私のように元ボディビルダーで筋トレのメソッドを熟知している人間ならともかく、若い頃からの筋トレ習慣がない人には、

 

◎具体的に何をどうすればいいのかわからない。

◎どれくらいの頻度、強度でやればいいのかわからない。

◎やってみたけど続かない。

 

などの理由でどうも敷居が高いようです。

「筋トレはハードにやらないといけない」とか、「有酸素運動にしても教科書通りに一般人を対象にした心拍数120以上を保ち20分以上」とか、未経験者、がんサバイバー、基礎疾患持ちには出来ないであろうことをやらなけれならないと思い込んでいるようです。

今の自分の状況に応じて、今が0なら1を目指せばいいのです。無理は無駄です!!習慣化すれば毎日食事をするのと同じなんです。

 

≪オミクロン?≫

 

マスコミは何を騒いでいるのか?『コロナ収束の使者』、間もなく収束に向かうだろうと私は思っています。ニュースもワイドショーも飽きてきたのでコロナについては重症者数と死亡者の推移を確認するだけで充分と分かったのでチェックするのは必要最小限にしています。人生の貴重な時間が、電気代がもったいない!!

 

【大石邦彦CBCアナウンサーが深掘り解説】

『接種する前に必ず見て下さい!12歳未満へのワクチン接種は必要か?』

 

 

成人は自分の判断と言う事になりますが、未成年、ましてや12歳未満の子供たちへのワクチン接種には親の重大な責任が伴います。家族で子供は5歳未満なので心配していませんが、もし、接種となれば私は現段階では100%反対です。

元ミスター日本、筋肉博士こと東京大学名誉教授、石井直方先生の「いのちのスクワット」読みました。

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石井先生は、私と同い年なのですが、私がボディビルを始める前から学生ボディビルで活躍し、当時の週刊誌にも「東大生ボディビルダー 痩せたソクラテスはもう古い」というタイトルで取り上げられていたのです。

 

私のボディビルを始めるきっかけになったのは現倉敷トレーニングプラザの大森研一君という同級生と下宿の白黒テレビで見たアーノルド・シュワルツネッガーだったのですが、その後のボディビル人生において石井先生の存在は私に大きな影響を与えました。

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石井先生と直接お会いしたのが、20188月、私が気管腺様嚢胞癌(ステージⅣ)の治療で半年に及ぶ入院生活を終えた後のことでした。石井先生は2016年に悪性リンパ腫(ステージⅣ)を罹患され、やはり半年に及ぶ抗がん剤、分子標的薬、骨髄造血幹細胞自家移植による入院、治療を経て完解目前ということでした。その後、私は202011月の造影CTで腺様嚢胞癌の肺転移が発覚、肺の部分切除手術を受けたのですが、同じ年に石井先生は悪性リンパ腫とは別の肝門部胆管癌(ステージⅡ~Ⅲ)を罹患され肝臓の3分の2を切除する大手術を受けていたのです。

 

その二人が、今現在、一応の治療を終え元気に社会復帰しています。二人に共通していたのが、同い年ということだけでなく、若い頃から長年にわたりボディビル(筋トレ)を続けてきたこと、筋トレのノウハウを熟知していたことなのです。

 

癌になれば、筋肉が減りサルコペニアの状態になります。がん悪液質により体重減少、筋肉減少、QOLの低下を引き起こされるのです。

 

※がん悪液質(Cancer cachexia

がん患者に多くみられる合併症の1つ。とくに進行した消化器がんや肺がんで高頻度に発症する。主な症状は、体重減少、骨格筋量減少、食欲不振などで、QOL(生活の質)の低下、予後不良の要因となる。

 

石井先生も私も78㎏前後あった体重が退院時には64㎏と15㎏近く減ってしまいました。

 

しかし、長年の筋トレで「筋肉貯金」があったから、大きな手術、放射線治療、科学療法に耐え、リハビリも順調に進めることが出来たのです。

 

筋トレのやり方を熟知し筋トレ習慣があったことが、術後、治療後の早い回復につながったのです。

 

著書の中で、石井先生は、病やがんに打ち勝つために筋肉がいかに重要か、筋肉を作るのにいかに筋トレが合理的で有効な手段であるかを述べておられます。特にスロートレーニング、スロースクワットの有効性を強調されていますが、正しいフォームで太極拳のようにゆっくりと行うことで、関節の弱った高齢者も安心して出来るだけでなく、成長ホルモンの分泌を促進し、短時間で高強度トレーニングを行った時のような筋肥大が期待できるのです。

 

筋トレは特別な運動神経が要らないので老若男女誰でもすることが出来ます。筋トレをすることで筋肉が発達するだけでなく、血流を促進し、毛細血管を発達させ、代謝を高め、心肺機能の向上が可能になります。免疫力をも高めます。

 

その結果、肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症、循環器系疾患を防ぐ大きな力になるのです。これらの基礎疾患があることで、がんになった時、新型コロナ感染症にかかった時の致死率は高まります。

 

また、海外の研究では、筋トレをすると筋肉から抗がん作用を持つマイオカインという物質が分泌されるというデータも出されています。

 

まだまだ、人体には未知の分野、解明されていないこと、分からないことが多いのです。

 

私の罹患している腺様嚢胞癌は、現状では効果のある抗がん剤がなく「完解」が望めないがんとも言われているので、尚更、自身の体力向上、免疫力向上、未知の天然の抗がん物質に期待しながら筋トレを続けているのです。

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「いのちのスクワット」には、石井先生ご自身のがん罹患体験、スロートレーニングについて詳しく解説されています。

 

私たちは、日本人の二人に一人が生涯でがんになり、三人に一人ががんで亡くなる時代に生きています。

 

がんや病気と戦っている方だけでなく、今、健康な人こそ読んでいただきたい1冊です。

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今朝も5時に目が覚め床を出て、ネブライザーで気管孔を潤し、ご先祖様に手を合わせてから公園へ。10月ともなると615分前くらいまで外は暗いですね。

 

この時間は、犬の散歩をする高齢者の方々が行き交うくらいで静かにトレーニングに集中することができます。インターバルには気管孔で大きく深呼吸をして呼吸を整えるのですが、朝の空気が冷たく心地よさを感じます。

 

今日の種目は、ワイドグリップのチンニング10セットのみ。もうパンパンで筋量アップ、免疫力アップ、マイオカイン分泌に期待です!!


コロナ感染が広がった昨年来ジムから足が遠ざかっているのですが、上背はワイドグリップチンニング、アンダーグリップチンニング、ハンマーグリップチンニングの3つのバリエーションを二日おきに巡回することでほぼ完ぺきに鍛えられます。11種目で日によってグリップを変えることでマンネリ防止にもなります。


セット間のインターバル中にはいつも通り持参した火ばさみでゴミ掃除です。いつも無料で使わせていただけることへの感謝の気持ちなのですが、何故自分で飲んだ空き缶、ペットボトルなどを捨てずに放って帰るのでしょうね。残念です。

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午後は、緊急事態宣言が明けたので、密閉、密接、密集の3密がクリアできる公園で、ボディビル仲間3名によるランチを摂りながらのミーテイングでした。内容は、コロナウイルス、ワクチン接種を前菜にメインデッシュの筋トレ、筋肉談話に花を咲かせ充実したひと時を過ごすことが出来ました。私はこれを「公園筋肉ミーテイング」と呼んでいます()

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健康のため免疫力アップの筋トレは2種目で充分!?

 

昨日の早朝の公園で腕トレ。トレーニングチューブを持参し遊具に引っかけてのトライセップスプレスダウンとアンダーグリップチンニングを下ろすときゆっくりでスーパーセットで5セット実施しました。

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この時期、日本の夏の暑さは今からがピークなのですが、今日は予期せぬ蚊の攻撃を受けました。耳元でプ~ンとくればすぐに対応するのですが、この日は靴下をはかずに行ったのが失敗でした。

 

トレーニングのインターバル中に刺されたのか、火ばさみを持って公園のゴミ掃除をしている時にやられたのかわかりませんが、帰途につくころから足首周辺がかゆくなり数えると5か所も刺されていました😢

 

痛い、苦しいも嫌だけど、痒いのも嫌いです。

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そして、今朝は、厚めの靴下をしっかりはいて公園へ。スローワイドグリップチンニングとナロウグリップチンニングを交互に各5セットで汗が吹き出します。

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大腿部と尻のために自宅で週3回実施するブルガリアンスクワットも公園チンニングで鍛える広背筋、僧防筋も肉体を活性化させ、免疫力をあげ、マイオカインの分泌を促す大きな筋肉です。

 

私は右の大胸筋が無いのでプッシュアップ系の種目が思いきり出来ないので、健康作り、免疫力アップの筋トレは下半身の筋群と背中の大筋群を使うこの2種目で充分ではないかと思うこの頃です。

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(※トレ後は、リコピンたっぷりトマトジュースで体を潤します。)

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(※66歳、2度の癌切除手術から回復した今の筋肉。)
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(※昨夜の卓球ミックスダブルス 伊藤美誠、水谷隼 選手、中国ペアを撃破!!痺れました!!)

七夕というのに朝から激しい雨です。

午前五時に起きた時にはまだ降って無かったのだけれど、毎日のお勤めネブライザーをして外に出ると結構本気の雨が。

公園は諦めて、毎日放送「小森康則の朝からてんこ盛り」を聞きながらのホームトレーニングです。

手術後は、骨も大胸筋も切除しているので、出来る種目がほんとうに限られるのだけれど、若い頃コンテストに出ていた頃のように人前に裸で出ることもない。
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スポーツ選手を見ていてもそうだけど、引退して現役を退けばもう若い現役選手には勝てなくなりますし、トレーニングをしなくなれば腹がでて見苦しい体になってしまいます。

ましてや自分はがん患者で障害者。当然、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなどなどの重さへのこだわりも無くなりました。体の見てくれも昔は引き締まった切れ切れの身体にこだわっていたのが、今は「ぽっちゃり気味の方が長生きで健康的。しかもセクシーかも?」と思い出す始末。

それでもまだわずかに太い腕、プリッとした尻、広い背中には未練があり公園チンニング、ブルガリアンスクワット、自宅でのダンベル、チューブでの腕トレは欠かしません。て言うか、それで充分、筋量、筋力を維持できています。

流石に胸は、右の大胸筋を骨からはがして気管孔の補強に使い、鎖骨も無いので鎖骨部大胸筋もありませんから、ベンチプレス関係は出来ません。

それでも、今日からダンベルベンチプレスを始めました!!わずか5㎏のダンベルで50回。しかし、右大胸筋はほとんどないのにベンチプレスの動きが出来るのは不思議です。恐らく肩と腕で上げているのでしょう。
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でも、ドンマイ!!

筋トレで、マイオカイン出して免疫力アップ!!





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