★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

タグ:#ホームトレーニング

ここ数日は春のような陽気の関西でした。昨日はこの時とばかりに公園へ。

 

ホームトレーニングはすでに始めているのですが、太陽の光を浴びながらビタミンDの生成、インターバル中にはハアハアと胸いっぱいに空気を吸って肺機能の活性化。青空の元での公園トレはまた格別です。

 

筋肉を増やして、免疫力をMAXに持っていく、心臓と肺を活性化させる。これが目標です。

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インターバルでベンチに座っていると平和のシンボル鳩さんたちが舞い降り、人慣れしているのか足元にまで寄ってきます。癒されますね。

(※懐かしい曲「あの場所から」元祖朝倉理恵、南沙織のカバーが好きですが、柏原芳江もいいですね。)

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一昨日のホームトレーニングではワンハンドローイングで背中をいじめ、昨日の公園ではワイドグリップとアンダーグリップのチンニングで追い打ちをかける。今朝から背中は心地よい筋肉痛です。Mの本領発揮です!!()

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緊急事態宣言下であることと寒さもピークと思われる昨今、お天気が良く気温が高い日をのぞいてはもっぱらホームトレーニングです。

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手術から1か月余りが経過して、ぼちぼちと体を動かし始めています。

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手術で入院中、女医先生と看護師さんにがんを患っている65歳とは思えない体と言われ悦にいっている馬鹿者です。血圧計のベルトがバリバリと音を立てて剥がれるのを見て「オッ、まだ行けるやん!!」と思った馬鹿者です。

 

次の受診日に向かって筋量アップ!!再発防止目的で免疫力アップ!!します。

 

免疫力アップには笑いが良いとも言われます。10数年ぶりにお笑いのメッカ関西に帰ってきて正解でした!!

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202010月現在の脚と心肺機能向上のトレーニングです。今はコロナ渦で私自身、基礎疾患を持ち、気管孔からの感染リスクが高いということから、ジムには行っていません。

これは家で特別な器具などを使わずに出来るトレーニングです。

人間誰しも50歳を超えると運動しなければ、1年間に0.5キロずつ筋肉が減少していきます(サルコぺニア)

高齢者はただでさえ日々全身の筋肉が衰えるのにコロナ渦で外へ出る機会が減ると筋肉の減少が加速して転倒のリスクが増え歩けなくなることすら考えられます。

 

高齢者の散歩はおすすめですが、それに加えて、屋内で出来ることを15分でいいから実行しましょう!!

 

正しい筋トレは最も合理的に体力をつけることが出来ます。

 

《目的》

○術後のがんサバイバーとしての体調維持と将来、高い確率で来るであろう発症に備えての体力作り。

○足腰の筋肉の維持、発達

○心肺機能の維持、向上

 

15分、10分。11セットでも必ず行うこと。継続、積み重ねは力なり!!

 

《脚》

●踏み台昇降運動

学生時代の体力テストで皆さん経験があると思います。心肺機能のレベルチェックとしてはもちろんのことですが、「心肺機能の維持、向上」の手段として自宅で気軽に出来る運動として最適です。屋外でのウオーキング、ジョギングは、天気にも左右されますし、安全に行える場所がないかもしれません。誰もが知っている踏み台昇降運動はそれを解決しますし、何よりも気軽に短時間で行えるのが利点です。112セットで構いません。

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●ブルガリアンスクワット

運動習慣が無くて、体力がない人は、散歩➡階段の上り下り➡ヒンズースクワットとプロセスを踏んでください。

私の場合は、元ボディビルダーとしてのプライド、同年代の人よりも足腰は強いだろうという自負から、より大腿四頭筋、大臀筋に負荷を与えられる片足ずつ行う「ブルガリアンスクワット」を採用しています。体が運動に慣れてくるので、新鮮な刺激を与えるために脚のスタンス、スピード、回数、ダンベルによる負荷などで時々変化をつけます。

目的は、筋肥大というよりも、大腿四頭筋、大臀筋という大きな筋肉を動かすことで足腰の強化、短時間で心肺に適度な負荷を与えることです。短時間で心肺機能の維持、向上が可能です。

がんサバイバーとしては、定期的に造影CTMRIPETなどの検査を受けるのですが、この運動をすることで、自分の体の状況を把握することが出来ると思っています。今は、世界的にCOVID19の流行で、感染、肺炎が懸念されるのですが、肺と心臓の機能のセルフチェックとしても位置付けています。

「今日は、息が上がるのが早いぞor遅いぞ!!」とか「今日は平常時への回復に時間がかかっているぞor早いぞ!!」と言った具合です。

加えて、元ボディビルダーの引き締まった尻へのこだわりから、普通でも加齢とともに緩み、垂れさがる尻の引き締め効果をねらっているのは言うまでもありません(笑)。
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コロナ渦でもお盆真っ最中です。しかし、暑い!!今日も日本各地で40度近い気温になっています。皆さん、熱中症にはくれぐれも注意してくださいね!!

 

そんな中でも懲りないマニアックサバイバーはホームトレーニングを止めません!!(笑)

 

そして、来月12日で亀田総合病院での癌切除手術で「吉賀賢人」に生まれ変わって丸3年を迎えます。

 

その日を境にそれまで悩まされてきた悪縁をキッパリ断ち切り、良縁で結ばれた家族、親戚、友人たちに囲まれ良い事ばかりが起きています。

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手術の時には思いもしなかったかわいい孫息子に出会えました。神様、ありがとう!!

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BIGTOESATOの筋肉オフ会The FINAL100人の愛すべき仲間たちと開催して一応の切りをつけることが出来ました。開催に力を貸してくれたみんな、来てくれたみんなありがとうございます!!

 

5年後にSATOさんと私が元気で居たなら「筋肉オフ会 リターンズ」を開催しようと話し合っています。その時には声掛けしますから来てくださいね!!

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腺様嚢胞癌闘病記「筋トレが救った癌との命がけの戦い」の出版も実現出来ました。ご協力いただいた橋本社長、鎌田編集長、石井直方先生、小野寺正道さん、ありがとうございます!!

 

永年住み慣れた我が家があった三田市、宝塚市には私のような希少な体の術後ケアが出来る病院がなかったことから、三田市の我が家を断腸の思いで処分。でも実にスムースに事を進めることが出来ました。この世での住処は雨露がしのげる仮の住まいで良いと思っているので全然OK!!身軽になることが出来ました。感謝します!!

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いずれ間違いなくお世話になるBIGTOEの名前入りの永代供養墓」の製作。孫息子が時々来てくれたらいいなとの思いからです。戸籍名ではなくBIGTOEの名前を刻めることにこだわりました。かっこいいでしょう!!(笑)

 

続いて、それまでのこの世での人生を託す住まいは高倍率の中一発当選!!ついてる!!

 

そして、9月号から月刊ボディビル誌でのONCE UPON A BODYBUILDING in U.S.A.」の連載開始!!1980年代、アーノルド、コロンボ、フェルグノ、スコットが普通に同じ空間に居た「古き良きアメリカ」の回顧録です。

 

すべて、20177月の「ステージ、危険な手術をしなければ余命3ヶ月」の癌宣告で生き残ったから出来たこと。

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「使命をまっとうするまで人は死なない」と言いますがそのとおりと思います。

 

でも、油断は禁物です。「腺様嚢胞癌」は5年、10年が経過しても再発、転移し、その確率は70%です。幸い今のところ再発、転移の確認はされていませんが、再発、転移した場合、希少がんゆえ効く抗がん剤が無く治療に行き詰まることになります。癌罹患後に出会った腺様嚢胞癌患者会「TEAM ACC」の多くの仲間が再発、転移の苦悩の中で前向きに生きています。他人事ではないのです。

 

でも、冷静に考えてみれば、「人間は皆、死刑囚」という言葉があるように、がんサバイバーのみならず、この世に生を受けたものは誰しも明日の命の保障はないのです。急死することが少ないがんを罹患したということは、「人生を無駄に送るなよ。後悔をしないように生きようよ!!」と事前に教えてもらえたわけで、その意味ではがんを罹患したことは「ついてる!!」のかもしれません。

 

「筋トレが救った癌との命がけの戦い」・・・筋トレでがんが治るわけではありませんが、筋トレで鍛えた筋肉と体力があったからこそ大手術を、放射線治療を、リハビリを乗り越え、今を迎えられたのは事実です。筋トレ仲間の笠松さんからスーパードクターを紹介していただけたのも幸いしました。やっぱり僕はついています!!

 

これからも、命ある限り生きるための筋トレを継続し、「体力つくりの大切さ」と「病と戦う体力作り」を啓蒙して、お世話になった人々に恩返しをしながら日々充実した人生を生きたいと思います。

 

この世に生んでくれた両親、命を繋いでくれたご先祖様、共に人生を歩んでくれる妻、娘、息子、孫息子、心優しき友人たちのすべてに感謝です!!

 

これって、20年ほど前に親友のストロング安田くんからプレゼントされた工学博士、五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」ありがとう!感謝します!ツイてる!そのものですよね。

 

これからもこの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を実践して生きたいと思います!!

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