★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

タグ:#ステージⅣ

《隠れがん患者は多い?》

がん宣告から3年半。

この間の私の経験から「隠れがん患者」は多いのだろうと思います。

 

がんを見つける検査である「造影CTでも怪しい影が見つかったら継続的に撮影して、例えば半年前と今の画像を比較してその間の変化から判定しますし、検査費用が高額なPET検査」でもがんがある程度大きくなり活性化してないと陽性にはなりません。

 

今回の私の転移判定も半年前のCTをよく見るとすでに写っていましたし、11月のCTの前に行ったPETでは陰性でしたから。つまり、CTPETでわかるときにはがんはある程度大きくなっている」ということなのです。

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(※AGMCのホームページより)

https://agmc.hyogo.jp/

 

「血液検査」は私も何度も受けましたが「ステージⅣなのに腫瘍マーカーは正常」でした。血液検査に意味がないのではなく、がんであれば必ず数値が上がるとは限らないということです。

 

何が言いたいかと言うと、「検査で引っ掛かる、自覚症状が出たときはかなり進行している」「会社の健康診断レベルでひっかかった時にはかなり進行している」場合が多いということです。

 

自分では気がついていない「隠れがん患者」が相当数存在するのは間違いありません。ネガティブな事には目をつむりたい気持ちはわかりますが、私自身ががんを罹患してからの3年間に周囲でがん宣告されたという人は片手ではおさまりません。新型コロナウイルスに感染したという人はいません。

 

脅すわけではありませんが、他人事のように思っているあなたの体のどこかで秘かに芽を出して成長しているかも知れないのです。私の場合も、勤務先の健康診断は毎年受けていましたし、自覚症状もなく、ただ喉の違和感が長引き、娘に尻を叩かれて受診したら「いきなりステーキ」ならぬ「いきなりステージⅣ」のがん宣告でしたし、患者会の皆さんの体験談をうかがっても十数年前から違和感のような感覚があり、その間に数件の病院で受診していたにもかかわらずがんを宣告された時には進行していたという例が多いのです。

 

《早期発見のためには》

「対策」としては、わずかでも「違和感」を感じたら受診すること、そして少しでも疑いがあれば大手の専門病院で「がん検診」を受けることです。

 

《がんは治る時代!?》

「がんは治る病気」と言われる昨今ですが、あくまでも「早期発見できた初期のがん」です。悪性度の高いがん、腺様嚢胞癌のように治療法が確立されていない希少がんでは初期であっても「転移」、「再発」リスクは付きまといます。「完解」は難しいと思っていいでしょう。

《がんに対峙する心構え》

がんでは、心筋梗塞、脳梗塞、事故、怪我、地震などの自然災害、COVID019のような感染症などのように突然襲ってきて命を奪われることは希です。しかし、静かに時間をかけて進行し真綿で首を絞めるように命を奪っていきます。普段から暴飲、暴食、喫煙などを慎み、ストレスをためない生活をする、定期的健康診断を受ける。少しでもおかしいと感じたら精密検査を受ける、そして体力作りを習慣化しておくことが大事なことと思います。

 

そして、「不運にもがんになってしまった場合」、生きる為、罹患したがんを理解し、完解のための情報を集め、病院を探し、自分自身が納得のいく治療を決めることです。決めるのは医師ではありません。自分自身なのです。決めたら医師を信頼して前に進むだけです。そして覚悟を決め、「最悪でも死ぬだけでそれ以上のことはない」くらいに開き直ることではないでしょうか。もちろん無治療と言う選択もあります。

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これらは、万が一がんになったらの話なのですが、今や日本人の二人に一人は生涯でがんになり、三人に一人はがんで亡くなる時代なので実際には万が一ではないのです。

 

ストレスフルな世の中ですが、避けられるストレスは排除しましょう、そして、普段から心身ともに健康的な生活をして日常生活での運動を習慣化して体力、免疫力をつけておきましょう。筋肉貯金をしておきましょう!!

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さてと、生かされた人生に感謝しつつ精いっぱい生き切るために今日も筋トレで免疫力アップです!!今日は背中です。体力を付け心肺機能を向上させる目的で体幹部の大きな筋肉、背中と脚を重視しています。今日は背中、ワンハンドダンベルローイングです!!

腺様嚢胞癌罹患に思う・・・3年3か月の総括

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2017年に気管腺様嚢胞癌ステージⅣ告知、同年912日の千葉県鴨川の亀田総合病院で頭頸部外科、岸本誠司先生、呼吸器外科、野守裕明先生による癌切除手術。その後、断端部への放射線治療を受け、今年の9月で丸3年が経過しました。しかし、周辺組織に深く浸潤し、手術で完全切除しても再発、転移しやすい癌であることは聞いていたので覚悟はしていたものの、「大丈夫じゃないか」と思った矢先の11月の肺転移発覚。幸い、多発転移でないため切除手術は可能とのことなので「出た芽は摘む」という考えで16日に手術を受けます。

 

主治医の見解は、「一度出るということは、体のどこかに隠れているということなので、今後も次々と転移巣が現れるだろう」とのこと。しか~し、TEAM ACCの仲間にも同様に肺転移巣を切除して以降、何年も再発していない例も希ですがあります。100%再発するわけではないのです。目標は「完解」であることに変わりはありません。

 

これまでの3年あまりで自身が感じた「腺様嚢胞癌」との付き合い方について感じたことをまとめてみました。

 

「がん」と一口に言っても、がん種、罹患場所、進行度合、医師、病院、地域など様々な条件によって、治療法も様々です。

 

私は、「腺様嚢胞癌」なので「腺様嚢胞癌」について話しますが、「腺様嚢胞癌」が同じ部位に発症していても進行度合、ちょっとした場所の違い、その人の体質、体力、お世話になる医師によって治療法は変わってきます。切って治療による「障害が残ってでも「完解」を目指すのか、切らずに、QOLを第一に考えて少しでもいい状態で長く生きることを目指すのかによっても変わってきます。

 

さらに絞って、私と同じ「気管の腺様嚢胞癌」に絞ってみます。「腺様嚢胞癌」と言うだけでも「希少癌」なのですが、「気管の腺様嚢胞癌(気管癌)」となるとさらに少数派となります。恐らく数十万人に一人くらいの発症率です。

 

がんの3大治療法と言えば局所療法である「外科手術」、「放射線治療」、全身療法である「抗がん剤」なのですが、「希少癌」ということは、絶対的患者数が少なく経済的見返りが期待できない為、「腺様嚢胞癌」では治療法の研究があまりされず、外科手術以外に有効な治療法がないのが現状です。

 

私に施術した医師によれば、「切除可能であればまず切除。断端部に癌が残るため再発防止目的で放射線。癌の塊には効果は期待できない。腺様嚢胞癌は周辺組織に深く浸潤するため何年経過しても再発、転移の可能性があり、それらは防げない。」とのことでした。

 

ほかのがんであれば、「多発転移」した場合は「抗がん剤治療」と言うことになるのですが、「腺様嚢胞癌」には効果が確認された抗がん剤はありませんから、再発、転移した場合、八方塞がりになります。

 

今回、私も例にもれず肺転移が見つかったわけですが、切除可能とのことから切除しようと思います。その後、他の部位に転移巣が出なければ幸い。

 

出れば出たとこ勝負です。出ても居ないのに考えないようにします。

 

私なりに纏めれば、「腺様嚢胞癌」なら

1. 手術で切除可能なら「手術」。手術困難または手術を望まないなら「陽子線」で「完解」を目指す!!

2. 局所再発を防ぐために断端部に放射線治療をして「完解」を目指す!!

3. 転移した場合、単発の局所転移なら手術で切除か凍結療法で「完解」を目指す!!

4. さらに再発、多発転移したなら・・・

効果の可能性を求めての抗がん剤、分子標的薬、オプジーボ、遺伝子療法などへの挑戦。

もしくは、副作用を伴う化学療法を回避して自身の免疫力、「自然完解」を期待しつつ、漢方薬、サプリメント、食事療法、運動療法などをしながらの無治療の選択。

 

になるのでしょう。

 

いずれにしても、好きな人に会い、やりたいことをし、楽しいこと、気持ちのいいことをして、悔いを残さないように人生を生き切る!!

 

その足かせとなっているのが、新型コロナウイルス感染拡大。会いたい人にも会えないし、やりたいことも出来ない。2021年には収束することを願うばかりです。

 

とにもかくにも最後に苦しむ、痛い思いをするのだけは避けたいというのは本音です。

 

現段階では3に位置するわけですが、目標はあくまでも「完解」です!!

 

2024年の「筋肉オフ会リターンズ」、「大阪万博」、「孫息子の小学校入学」、70歳が目標になります。

 

しかし、2024年までたったの1000日余り。70歳までわずか1600日と少し・・・。すぐじゃん!!

 

どうせなら、100まで生きよう!!それでもたったの12600日。すぐじゃん!!

 

現実を受け入れ出来るトレーニング(筋トレ)を続けながら人生を楽しみたいと思います!!

明日10日はこの世に私を産んでくれた愛すべき母の七回忌です。

 

あっという間の6年でした。2014年、母の逝去後、1年半後に父が母の後を追うように急逝し、その1年後の2017年に私自身が気管癌ステージⅣ、危険な手術を受けなければ余命3か月との宣告を受けました。がん切除手術以外生き延びる術がない希少癌であり、手術すら出来るぎりぎりのところと言うことから、早速、終活を始めました。

 

仕事の引継ぎ、家族への遺言、身辺整理。大切な物は引き継ぎ、不要な物は捨てる。両親の逝去、自身の余命宣告を機に長年悩まされてきた悪縁は鬼滅の刃で涙こらえて切り捨てました。たばこも吸わないのに気管癌、余命3か月、原因はストレスが大きいと聞くと当然ですよね。

 

そして、大切な家族、親戚、友人たちとのひと時に残された貴重な時間を費やしました。今思えば、大勢の仲間に囲まれ人生で一番、充実した時間だったかもしれません。

 

そんな中でボディビルの親友笠松さん、看護師ハーパーさんの紹介で出会った岸本先生、野守先生、ツォン先生という名医による難しい手術、放射線治療を受け半年間の入院。母が生きていたら一番悲しんだことは間違いありません。退院後も鴨川の病院近くのマンションに引っ越しての療養生活を経て、手術から1年後にやっと生まれ故郷に戻ってきたのです。

 

そして、生かされた命でこの世でやるべきことに取り組んできたあっという間の3年でした。

 

人として自然なことなのですが、母の死後、信心深い親友の勧めで自宅に総戒名、過去帳、仏具をそろえ、先祖供養を始めました。父の逝去、自らのがん罹患、治療を経て今日に至るまで毎日の祈りを欠かさない生活を続けています。

 

そして、母の七回忌。余命宣告を受けながらこうして生きていられるのは心優しい妻、娘、息子、孫息子、大勢の友人たちに恵まれたこと、そして天国の母が守ってくれているのでしょう。

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娘に言わせると孫息子は私とそっくりだそうなので、母が生きていたら一番喜んでくれたでしょう。

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2022年は父の七回忌です。その日も元気で幸せに迎えることが出来るように天国から私たちを見守っていてくださいね。

 

使い古された言葉ですが、母にこの言葉を送ります。

 

「産んでくれてありがとう!!人生は面白い!!僕は今、家族に、友人たちに囲まれて幸せです!!」

コロナ渦で感染を恐れて通院を控えたり、がんなどの検診、健康診断を見送る人も増えて病院の経営状態はますます逼迫してきているだけでなくがんなどの重篤な病気の発見がおくれることが懸念されています。

 

健康に自信のある人たちのなかには「私たちには関係ない」と思っていたり、「がんなんて縁起でもない」と目をそらせている方が多いようにも思います。

 

そりゃそうでしょう。私自身もちょっとした喉の違和感で行った病院で「がん宣告」を受け「5年後の生存率40%未満」、「手術しなければ34か月」と言われるまで「がん家系でないし自分には関係ない」と思っていたひとりですから。

 

宣告を受けて、死を身近に感じ、悩んだ挙句、成功しても障害が残る、命を懸けた手術を受けて912日で丸3年を迎えました。障害はあるものの元気に生きています!!

 

そして、改めて思うこと。

 

亀田総合病院の岸本先生がおっしゃっていた「がんは切除可能ならまず切除」、「再発防止に放射線」、「手術が不可能な場合抗がん剤などの化学療法」「予後には民間療法も可」、その通りだと思います。

 

私の場合、「がんは10cmありステージⅣ。難しい手術だが幸い今ならギリギリで出来る。これ以上進行すれば手術も出来ない。」とのことから、尻込みしていた手術に踏み切りました。

 

その後、ブログ、患者会TEAM ACCを通じて多くのがん患者さんと知り合い、情報を交換してきていますが、ステージⅣと言われた方の多くの方は再発、多角転移して苦しんでいます。

 

「がんは治る時代」と言いますが、それは早期発見、早期治療が鍵となります。

 

がんは、ステージが進むほど粘膜層、筋肉層にとどまらず身体の奥深く入り込み、リンパ、血液に乗って全身を回り、再発、多角転移を起こすからです。

 

幸い、私は良い先生と出会い、難しい手術でがんとその周辺組織をごっそりと切除出来ました。まだまだ油断は出来ませんが、3年が経過し幸い今のところ再発、転移は確認されていません。ついています!!

 

何が言いたいかと言うと、

 

●「早期発見、早期治療ががん完治の一番の条件!!」
  早期発見、早期治療で私の様に障害が残るにしても軽く済みます!!

●「自覚症状が出た時にはすでに進行していることが多い!!」

そのために

●「積極的にがん検診を受けましょう!!」

●「がん保険」にも入っておきましょう!!

 

ということです。

 

わたしは、会社の健康診断、成人病検診は毎年受けていましたが、がんは見つかりませんでした。喉に違和感を感じて病院で精密検査を受けた時にはすでに「ステージⅣ」でした。

 

幸い、アフラックの「がん保険」には、25年くらい前から嫌々ながら()入っていましたが、がん切除手術、放射線、長期入院で要した金額は優に500万円は超えます。もし、重粒子線などの先進医療を受けたらさらに1クール300万円の自己負担となります。保険に入ってなかったら治療も受けられなかったでしょうし、治療を受けられても家計は破綻し路頭に迷っていたでしょう。

 

「筋トレが救った癌との命がけの戦い」、ブログにも何度も書きましたが、生涯で日本人の二人に一人ががんになり、三人に一人ががんで亡くなる時代に私たちは生きているのです。
コロナ渦
2020 乳がんキャンペーン - Pink Ribbon in Your Hand –

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