527日、昨年1112日の一時退院以来半年ぶりに鴨川を出ました。

そして、東京築地の国立がんセンター中央で開催された
ACCカフェに。
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ACCカフェは同じACC(腺様嚢胞癌)を罹患した患者同士が集まり、情報を交換したり、新睦を深め共に生きることを目的にHAMAさんという方が立ち上げられたTEAM ACCの集まりです。ACCは主に頭頸部に発症する稀少癌で治療法も確立されていないやっかいものなのですが、皆さんの前向きで明るい生き様に大きな勇気をいただきました。

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そして、会場ではリーダーの
HAMAさんをはじめインターネットを通じて知り合った三重県のか~ささん、岐阜県の猫舌さんとの初対面も果たすことが出来ました。

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そして、これまた昨年8月以来10か月ぶりに新幹線に乗っての関西遠征です。初めて障害者が利用できる多目的ルームを利用させていただきネブライザーを行いました。

私はもともと関西出身ですから関西にも多くの友人がいますし、病気が落ち着いたらいずれ関西にという考えもあります。

しかし、亀田総合病院の主治医
N医師の「吉賀さんが受けた手術は誰でもできる手術ではないので、関西に行くことを考えるなら、引きついで診てもらえる病院、医師を決めておいたほうがいい。」ということでしたので、今回の関西遠出旅になったわけです。

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あらかじめ紹介状を書いていただいた
3つの病院、それぞれ、頭頸部外科(耳鼻咽喉科)、呼吸器外科のドクターを訪問して外来診察を受けたのですが、私のような胸に気管孔を作る手術をしたというドクターはおらず、一様に「大変な手術をされたのですね。見せていただけますか。」という反応。

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宝塚の呼吸器外科の
A部長も「この手術はしたことがありません。N先生の紹介ですか?慶応大学におられた有名な先生ですね。この手術が出来るのはN先生くらいでしょう。」とのこと。

あらためて、大変な医師による大変な手術を受けたのだなと再認識させられました。

私の手術は、亀田総合病院のスーパードクター頭頸部外科の
K医師、呼吸器外科のN医師によって行われたのですが、K医師の後輩で懇意にされているS医師、T医師に引きついで診ていただけることになりました。一安心です。

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目的達成のあとは、滞在先のホテルまで来てくれた友人たちと会ったり、6月で退職する勤務先を訪問したり、娘、息子、姉たちと会ったりと充実した時間を過ごすことが出来ました。

術後初めての気管孔で呼吸するという体で、重いネブライザーをキャリーバッグに入れての家内との関西二人旅。夫婦ともに何が起こるかわからない不安でいっぱいでしたが、無事、鴨川に帰ってくることが出来ました。

まずは家内に感謝!!気も体も使い疲れはてたと思います。会いに来てくれた娘、息子、親戚、友人たちに感謝です。

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(※東京駅まで見送り、出迎えに来てくれてありがとう!!)