昨年、「この癌には外科手術しかない。手術しなければあと3ヶ月で窒息するだろう。手術するにしても出来るギリギリの線まで来ている。」という診断を複数の病院で受けました。

そして、2017年9月12日、ここ千葉県鴨川の亀田総合病院で手術。

手術前、「入院は約4ヶ月」と聞いていました。「ということは、年内入院ということか・・・」と覚悟はしていたものの、当初、開けてみて癌が食道に浸潤していたら食道切除、小腸移植と聞いていたのですが、幸いにも食道への浸潤はなく残すことが出来たので「入院期間が短くなるのでは?」と思っていました。

しかし、現実は過酷です。丸4ヶ月を越えてもうすぐ足掛け6ヶ月に入ります。
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しかも、今回の手術で最も大事で命に直結する永久気管孔に狭窄傾向があり、完成の目処すらついていないのですね。

そうなってくると、主治医のドクターNは、「必ず落ち着いてきます。」と言いますが、「本当に退院できるのだろうか?」「社会復帰出来るのだろうか?」

遂には「この手術をするという選択は正しかったのだろうか?」と思考が後戻りしてくるのです。

そこで、女々しくも再考です。

気管に出来た腺様嚢胞癌。進行は遅いが、有効な抗がん剤がない、放射線も効果が見込めない、重粒子線も使えない、気管壁、軟骨部がやられているため遺伝子療法、免疫療法も不可。残る方法は、外科手術のみ。

その後、いろいろな方々から「この療法はどうか?」とご意見を頂きましたが、やはり、「この強敵をやつっけて生き延びるには一番やりたくなかった外科手術しかない。」という結論を覆すものには出会えていないのです。

そして、手術!!

再考①・・・もし手術をしなくてまだ生きてた場合、「もう、手術もできない、いつ、窒息するんだろう。」と不安な日々を過ごしつつ手術しなかったことを後悔しているんでしょうね。

再考②・・・BLOGに投稿いただいた「ももさん」のお父さんみたいに自分が癌ということを知らずにいきなり窒息死するのは、家族に伝えたいことを伝達出来なかったという無念の思いが残るのでしょう。

そうなると、やはり再考③・・・「生き延びる可能性を追及するなら気管に出来た腺様嚢胞癌の場合、外科手術しかない。」という選択は間違ってないのだと思います。

なのに、ひとつしか選べないのに、もう後戻りは出来ないのに再考してしまう自分が情けないです。

どの道を選んでも振り返ると後悔はあるのです。

ここで、線引きです。

もう、それなりに元気になって、献身的に尽くしてくれる愛する妻と鴨川生活を楽しみます。
後戻りは出来ない。前進するしかないのです。

ただ、「手術をしなかったら窒息。手術をしたのに窒息」だけは避けたいものです。
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