以前、外科手術時の痛み、術後の痛みと麻酔、痛み止めについて話しましたが、今日は術後の傷の回復過程に起こる組織の硬化、放射線治療による組織の硬化に伴う痛みについて述べてみたいと思います。硬化には個人差が結構あるようなのですが、ご参考のために。

手術以来、必死のパッチでストレッチをしているのですが、胸から首にかけての組織の硬化、ツッパリが酷くなっています。特に寝起きは「かっちかちやぞ!」で最悪です。主治医ドクターNの言う「外科手術の傷が治癒するときに組織が硬化します。放射線治療によって数年にわたり組織の繊維化が進行します。」ということなのでしょう。しかし、それは命と引き替えとは言え辛いものです。
s-kameda20180120001

手術による後遺症、合併症や放射線治療で起こりうる副作用についてはもちろん事前にドクターから説明されるのですが、結構大雑把だと私は思います。少なくとも起こりうることのすべてを網羅しているわけではありません。個人差もあるようです。放射線の主治医からも組織硬化、繊維化の事前説明はありませんでした。聞いたのは皮膚炎、食道炎、痰が増える、放射線肺炎くらいです。

「固くなります。」とドクターは当然のように言いますが、患者にとっては当然ではありません。アスリートの端くれにとっては柔軟性が無くなるのは大きなショックです。ドクターにとって第一の目的は、『癌を切除して再発のリスクを減らすこと』なんですね。それに大抵の場合、ドクター自身、その痛みを身をもって経験したわけではないので、組織が硬化する痛みがどのようなものであるかは当然わかるはずがありません。私も経験して初めて知りました。

それは、例えていうと、筋肉が石のような、甲羅のような固まりになって、肉に押し付けられて食い込んでいるような、割れた茶碗のぎざぎざを胸におしつけられているような痛みなんです。私の場合、元ボディビルダーということで、筋肉量が並の人より多いので余計に硬化する固まり(マス)が大きいのできついのかもしれません。(だとすると、筋肉が大きい人は不利となります。)
それは、到底、簡単に我慢出来る、慣れることが出来るものではありません。

首も同じく。ぎざぎざのついた猿ぐつわをはめられているような痛みです。喉が圧迫されて息が詰まりそうな感覚なのです。

これが「まだまだ固くなります」って言われても、「これ以上固くなったらどうなるの?一生これと付き合わないといけないの?」と思ってしまいます。外科手術、放射線治療を受ける方は、心しておくべきことと思います。

経験して初めて分かる手術による傷の回復過程で起こる組織の硬化、放射線治療によって起こる組織の硬化、繊維化による痛みについての私の率直な意見でした。

とは言え、もう後の祭りです。出来るだけ早期に退院して、自身の回復力を信じ、手術で命と引き換えに与えられた肉体で出来ることをやり、社会復帰、ジム復帰、トレーナー復帰を目指します!!

うん、もう、それしかない!!

mht160422iflyE
(※ダンベルフライ もうこんなことは出来ないでしょうが、出来ることをしっかりやあるのみです)