手術で切断、縫合した筋肉組織は傷が治癒するときに硬化してしまうようです。

手術が終われば「回復は日にち薬」とよく言いますよね。それが、自ら体験してみるとそうは行かないのですね。

日々、痛みが消えていく、傷が治っていくであればいいのですが、時間の経過とともに今までなかった新たな痛み、症状が出てくるのです。いわゆる気管孔狭窄のような合併症、そして、今まで知らなかった傷の治癒とともに起きる組織の硬化もそのひとつです。

私の場合、手術直後から胸にプロテクターを張り付けたような違和感がありました。最初は切って縫ってしているのだからだろう。そのうちなくなるさと思っていました。

やがて、ドクターから、それは、傷の治癒とともに起きる組織の硬化であること、そして、それを改善するには、地道にストレッチしていく必要があることを知りました。

そして、私の場合、ビルダーとしてはショックですが、術後にドクターNの『あなたの大事な大胸筋は気管孔を守るために骨から外して使っているから血流はありますが、筋肉が伸び縮みしないから固くなるのはしかたありません。左の大胸筋は鍛えられるけど右大胸筋は鍛えられない。』という言葉で『命と大胸筋を引き換えた。』と言うことを再認識ました。
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(※もう返らない現役時代の大胸筋。今は命を支えてる・・・。)

命が大切なのは分かりますが、ビルダーとしては、大切な大胸筋を失うのもショックでしたね。

主治医のドクターNは、TVのドクターX「私、失敗しないので」の大門未知子を彷彿とさせるクールで理論的でやはり決め台詞「予定通りです。問題ありません。」を持ったスーパードクターなのですが、そのドクターが『あなたの大事な大胸筋』と認識しくだっさっていたことには安堵したのでした。