kameda20171004001

以前このブログで手術によって起こると想定できる後遺症として「声を失う。」、「呼吸は、鼻、口ではなく、胸に開いた気管孔からとなる。」、「鼻をかめない。」、「笛を吹けない。」「熱いスープをフーフー出来ない。」、「うどんをすすれない。」、「嗅覚がなくなる。」、「味覚の変化」、「息んだり出来ないのでスポーツ、重量物運搬は出来なくなる。」、「温泉、風呂、プールに入れない。気管孔から水が入るとおぼれる。」etc...今まで当たり前のようにしていることが出来なくなるという話をしました。
 
加えて、気管が喉に繋がってないのですから気管孔からの痰取り、清潔に保つメンテナンスも日常的に、甲状腺、副甲状腺をとっているのでホルモン剤の服用も日常的に必要になってくるのです。
 
それでも、実際にその体になってみると新たにわかることが次々と出てきます。
 
「欠伸」、「咳」、「くしゃみ」、「ゲップ」、「いびき」などという今まで当たり前にやっていたことがそうでなくなっていることに気がつきます。
 
術後の体験では「欠伸」は出ますが、気管が口に繋がってないので空欠伸という感じで中途半端で気持ちよくありません。
 
「咳」は出そうになると今までの感覚、癖で口に手を当てますが、実際には胸にあいた穴、気管孔から空気が吹き出ます。
 
「くしゃみ」しかり。鼻がむず痒く鼻を押さえてくしゃみをしても実際には胸に開いた気管孔から出るのです。
 
「げっぷ」は食事をするときに口から食堂胃袋と繋がっており気管とは繋がっていないため空気の出し入れの調節ができないのでしょうか、食事が終わったあとに食事と一緒に飲み込んだ空気が自分の意思とは別に自然に「げっぷ!げっぷ!」と出てきます。
 
どうか、お行儀が悪いとしからないでください。
 
「いびき」は喉を呼吸の空気が通らないので鼻、口から音は出ませんが、気管孔から空気が出入りするいびきの様な音がでます。
 
まだまだ、新しい発見が出てきそうですが、与えられた命です。前向きに、時間をかけて、慣れていくしかありませんね。
 
Just keep on going!!