今日は、退院後初、今年最後の外来受診でした。肺部分切除手術から12日目です。

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右脇の下10㎝の手術痕、チューブ痕の痛みだけではなく、右側肋骨下半分がどう見ても腫れがあり重苦しい痛みを感じるので「これから正月を迎えるのに菌でもはいったのでは?」と不安に思っていたので、「切ってない肋骨の下半分あたりが痛むんです」と主治医に聞いてみました。

 

答えは明確。「ああ、そこは脇の下の切り口から内部をそのあたりまで切っているからですよ。」

 

「な~るほど、皮膚の下を切り進んだということですね。」地下鉄、トンネル工事のように入口(傷口)は小さく、深く見えない地下(皮下)を掘り進んでいたのですね。少しでも傷を小さくしようという配慮です。納得せなしゃーないやん。

 

「で、トレーニングはいつごろからしていいですか?」と聞くと「ストレッチくらいならいいけど、何をするんですか?」「チンニング、懸垂です!」「懸垂!?痛くて出来ないでしょう。痛みが取れるには1~2か月はかかると思いますよ。」

若い頃ならともかく、素直に従うことにしました。

 

年を取って丸くなった???

 

いえいえ、主治医先生が定年退職と言うことで、今回の入院時からお世話になりはじめた若い女医先生が今日から私の主治医になったからです!!()

 

真面目な話に戻りましょう。血液検査の結果、体に炎症がある時に増加するCRPの値が手術後、退院時に10.52だったのに比べ大幅に減少して0.21になっていること、胸部レントゲン写真も退院時よりも肺が膨らんでいることが確認されました。

 

CRP・・・「体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、血液中に蛋白質の一種であるC-リアクディブ・プロテイン=CRPが現われます。」

 

なにわともあれ、痛みはもう少し我慢しなければいけないものの、術後の経過は順調と言うことで、気持ちよく新しい年を迎えることが出来そうです。