今日は親父の命日。4年前の今日、親父が急逝しました。その時のことは一生忘れることはありません。

 

1年半前に身辺の世話をしていた母が突然、旅立ち寂しい晩年だったので父にとって認知症を患ったことは救いでした。当時、私が東京勤務だった為、そばにいることが出来なかったことは悔いが残るところです。

 

その1年後、自らがステージⅣの宣告を受け闘病生活に入るのですが、その後は、家族、親戚、友人たちの応援もあり一命をとりとめ、退院後はこの世でやり残したことをひとつひとつ実行し、初孫を迎え幸せな日々を送らせていただいています。

 

人生100年時代と言いますが、人間生身です。ましてや今は地震、台風、洪水など自然災害の頻発、グローバル化した時代ゆえの疫病パンデミック、戦争すら起こらないという保証はどこにもありません。

 

振り返れば、私は終戦後10年が経過した経済成長期に向かう日本に生まれ、教育を受けさせていただき、仕事をしながら好きなボディビルをやり、人並みに家庭を持ち、娘にも息子にも自分の遺伝子を引き継いだ孫息子にも恵まれました。

 

残念なことに兄妹には恵まれず、癌という大病を患い失ったものも多くありましたが、それ以上に人として得るものが多く、総合的には幸せな人生だと思うこの頃です。

 

父の遺影を前に手を合わせ感謝の気持ちを伝えた1日でした。

 

ありがとう・・・。
Ama20200611002