(2021年2月現在)
肩の筋肉(三角筋)は、比較的小さな筋肉であるために代謝を上げるという期待はあまり出来ませんが、腕をあげるという重要な働きをしています。加齢とともに四十肩、五十肩と言われる症状が起こってきますが、その多くは肩の筋肉、インナーマッスルの衰えに起因します。私の場合、右肩が上がらないのですが、これは手術で上体を支える鎖骨、胸骨、肋骨、それらに付着する筋群を切除しているためにバランスの崩れ、切開した筋肉の硬化が原因と思われますので、残された僧帽筋、三角筋を鍛えること、動かすことで動きの改善を目指しています。
胸は右の大胸筋がほとんど気管孔の補強に使われてないためにホームトレで出来るのはチューブチェストプレスのみです。
【肩】
○チューブサイドレイズ(またはダンベルサイドレイズ)
肩の三角筋は小さな筋肉ですが両手を差し上げたり、物を頭上に持ち上げる時に使います。
私は、チューブやダンベルで負荷を加えて実施していますが、日常的に運動習慣がない方では腕の重さが負荷になり得ます。
試しに両腕を真横に上げ下げする動作を50回やってみてください。肩の筋肉(三角筋)に効く感覚がわかると思います。
【胸】
胸は手術で右の大胸筋を切っているうえ骨も切除されているので、ダンベルなどのフリーウエイトは使えませんから、もっぱらチューブチェストプレスとアイソメトリックスです。
○チューブチェストプレス
20回×3セット
※右大胸筋がほとんどないため、チューブを伸ばしきる少し手前で静止して1分間我慢する方法も多用しています。
羽がないのに空を飛ぼうとあがいても飛ぶことは出来ません。大胸筋がないのにベンチプレスは出来ませんし、無理にやれば残った少しの筋が断裂するでしょう。
ならば、背中を腕を鍛えれば良いと考えています!!
出来る事を探してやればいいのです。