★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

2020年09月

2020年に入ってコロナ、コロナで瞬く間の9か月が過ぎ去り、今年もあと3か月。依然として収束には程遠く、現実的にはコロナもインフルエンザと同様に共生していくしかないのでしょうか。その中でも日本は感染者、重症者、死者も、欧米諸国に比して低いのですが、それは何故か?日本も欧米のようになる日が来るのではないのか?との不安は残ります。

しかし、起こっても居ないことにビクビクして動かないのは、家の外に出たら交通事故にあうからとか、飛行機にのったら墜落したらどうすんのとか、泳いでもし溺れたらどうすんのとか、言って何もしないのと同じ。動いてみなければわからないのだから動くしかないのでしょう。

などと言いながら、1月以来、びびって一度も友人との会食、飲み会などしていない私でしたが先週末久しぶりに相方のSATOさん、若者たちと4人でお茶してきました。息子、娘のような筋肉モリモリの若者たちからたっぷり元気をもらいました。SATOさんとともに若者から生気を吸い取ってまだまだ頑張りたいと思います。

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今日は、所用で西宮へ。あと1日余りで10月が始まります。活動の起点にしたいと思います。

手術から3年を経過し、14日のPET検査はしつこい腺様嚢胞がんの転移、再発は確認できずセーフ。気になる体調の変化はあるものの今のところ悪いものと決めつけられるものではなさそう。心機一転、先を見て一歩上行く筋トレに励みます。

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大きな手術をするまでは、キレや見てくれを気にしていたのですが、もう見た目なんかどうでもいい。それより健康第一と考えが変わってきました。現在の医療によって生かされている今は15㎏落ちた体重を少しでも回復させ、細くなった筋肉を少しでも戻す、とにかく体力をつけるために出来ることをやるを目標にして気管孔呼吸でも可能な細切れ筋トレ、短時間中強度筋トレ、スロトレ、アイソメトリックスetc…をしてきました。その結果、筋肉、体重共にかなり戻ってきたものの、体脂肪も増えてぽっちゃり体型に落ち着いているのは否めません。(思うにこれは癌と共にリンパ節など周辺組織をも切除しているための浮腫みもあるかもしれません。)

 

でも、やっぱりぽっちゃりお腹が気になるのはボディビルダーの性!?コロナ禍と猛暑ですっかり巣篭り生活が板についた体に喝!!涼しくなってきたので毎日のウオーキングを日課に取り入れようと考えている自分が居ます(笑)。

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※術後は縫い目だらけのまさにフランケンシュタインのようでしたが、3年経過して傷口も目立たなくなってきました。ただ、無くなった気管。骨、筋肉は生えてきませんが(笑)。

今日は朝から絶食してPET造影検査を受けてきました。

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がんを罹患した人、家族にがん患者がいる人では当たり前のこの検査ですが、そうでない人にすれば「PETって何?犬・猫・昆虫?」となるでしょう。

 

私はそうでしたから(笑)。

 

核医学検査の一種であるPETとは、「Positron Emission Tomography (陽電子放出断層撮影)」 の略で、放射能を含む薬剤を血管から注入して、約1時間の安静後に全身のCT撮影を20分行ない画像化するというものです。

 

PET検査は、がんや炎症を起こした病巣を見つけたり、腫瘍の大きさや場所の確認、がんの再発、転移の有無、治療効果の確認などを目的としています。ブドウ糖を好むがんはブドウ糖様の薬剤を取り込むため、がんがあればその部分が光って表示されます。

 

私は、自身ががん罹患を告げられるまで、放射線被ばくするからと、年1回の勤務先の検診すら受けたくなかった人間ですが、がん罹患以来、術前検査、術後検査、術後経過確認検査の都度、胸部レントゲン、CT造影検査、PET検査、そして放射線治療と、「こんなに頻繁に放射線を浴びてもいいの?」「そのうちゴジラみたいに口から放射能を吐くんちゃうん?」と思うくらい放射線を浴びてきました。

もちろん、退院後も、がんの再発、転移確認のために、定期的に検査を受けることになります。

 

でも、人生は期限がありますし、肉体は消耗品です。それまで問題が起きなければいいわけです。原子爆弾で被爆した方でも長生きされている人も居るのです。よって、気にしないことにしました。

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それでもって、今日の結果です。

 

「問題なし!!ただし、腺様嚢胞がんは、5年生存率と10年生存率が変わらない他のがんと違って、5年後までは比較的生存率が高いが、5年経過後から10年でガタッと落ちるから安心はできない。気長に行きましょう。」とのことでした。

 

「私たち医師がしっかりチェックしますから、吉賀さんは心配せず気楽に人生を楽しんでください。」との言葉を信じて、筋トレでますますパワーアップして、5年後と言わず、10年後、15年後と頑張りマッスル!!

3年前の今頃は手術を終えて集中治療室で痛みと戦っていました。手術自体の痛みは数種類の痛み止め効果で思ったほどではなかったのですが、チューブだらけで身動きできない為の背中、腰の痛みには効かないようで、その痛みは想像以上でした。

 

そして、今日で賢人に生まれ変わって丸3年。賢人3歳の誕生日を迎えることが出来ました。

 

これも亀田総合病院の頭頸部外科 岸本誠司先生、呼吸器外科 野守裕明先生、ツォン先生、ハーパーさん、看護師さんなど治療に関わってくださった人たち、足しげく千葉県鴨川市まで通い来てくれた家族、親戚、友人たちのおかげです。心より感謝です。

 

当たり前ですが、切除された気管、骨、大胸筋は3年経ってもトカゲのしっぽのように生えてはきません。口、鼻呼吸を、声を、臭覚を、骨を、筋肉を失いましたが、多くの人と繋がることが出来、人生において得るものの方が多かったし、幸せ度数は上がりました。諸外国に比して社会保障制度が比較的整っている日本ですから何とか生きていけることも幸せです。

 

大好きな筋トレも出来ない種目が多くなりました。気管孔という胸に開いた直径10mmの小さな穴での呼吸では酸素が十分に取り込めずすぐに息が上がります。でも、インターバル、細切れトレーニング、アイソメトリックス、スロームーブなど工夫次第で出来るのです。

 

若くて健康な頃のように大きな筋肉、筋力を作るためではなく「体力の現状維持」、「体力が維持されているかどうかを確認する」ための筋トレです。

 

「今日は、息がすぐにあがるな。」、「乱れた呼吸が、脈拍数がなかなか戻らないな。」「同じトレーニングでも今日はしんどい。」などなどです。

 

そんな感じで自分の体と会話しながらのトレーニングは一生続けるでしょう。

 

幸い、今日はブルガリアンスクワットの1セットあたりの回数を5回増やすことができました。

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次の目標は、がん発覚当時、医師から5年後の生存率40%以下と言われた2022年です。その次は2023年「筋肉オフ会リターンズ」開催。2025年大阪万博。孫息子の小学校、中学校、高校卒業、結婚・・・。

 

まだまだ、行けそうです。

 

今日は、家内とケーキ、ケンタッキー・フライド・チキン、お酒でささやかに祝いました。クリスマスが3か月早く来たようです(笑)。
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台風10号通過後、一気に秋らしくなりましたね。毎年、8月末ごろになると、クマゼミ、アブラゼミの声が聞こえなくなり、ツクツクボウシの声を聞くようになり夏の終わりを感じるのですが、今年は梅雨の大雨、梅雨が明けた途端の猛暑、そして、8号、9号、10号の台風3連発でセミの生態も大きく影響を受けたように思われます。成虫になることなく死んでしまったセミもたくさんいるのではないでしょうか。

 

新型コロナ第2波はようやく新規感染者減少の兆しを見せ、政界では第1期政権に続く、2度目の病気を理由とする安倍首相の突然の辞任会見。後継総理も気になるところですが、公示前、出馬宣言前からほぼ確定結果が報道されるという不思議な総裁選挙。本命は、自民党の派閥の長老たちが担ぐ神輿で担がれ、自ら無派閥、無世襲、無学閥のたたき上げを謳う菅官房長官。出来レースは面白くない。何も変わらないでしょう。

ニュースよりも吉本新喜劇、月曜から夜更かしの素人さんたち、プロレスのほうが全然楽しめるこの頃です。

 

それよりもがんサバイバーとしては、コロナ渦での日々の生活と病気の経過の方が大事です。こうしているうちにも治療に行き詰まりながらも戦っているがん友のことが心に浮かび自分の無力さを感じます。そして、私自身は14日月曜日にはPET造影検査を受けます。結果は神のみぞ知るだし、一度、死を覚悟した身ですから結果がどうであれ沢田研二の歌のように「時の過ぎゆくままにこの身を任せ♬」生かされている人生を前向きに楽しむだけです。

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コロナを警戒してまだジムには行ってませんが、自宅での体力作り、機能回復トレーニングは飽きることなく続きます。

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