★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージⅣ」の癌宣告。それも効く抗がん剤がない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍に。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

2019年07月

明日は、参議院選挙投票日です。今、YOU TUBEや巷では「若者よ、選挙に行くな!」という動画配信が話題を集めています。

 

https://youtu.be/ceFqvR51TqU

 

https://youtu.be/GLbc9in9zeY

 

政治や選挙に無関心な若者に「それでいいの?若者よ!目を覚ませ!!自分たちの未来を考えているの?権力を握っている人間の思う壺に事は運んでいるのだよ!」と皮肉を交えて訴えているんですね。正直、私も還暦を過ぎて、がんを患って「10年先、20年先?生きてないわ?」とも思います。30年後、40年後と言われている福島原発事故の終息をこの目で見ることもないでしょう。今、政権を牛耳っている人たちの多くは高齢ですから、10年、20年後には存在しないでしょう。そんな人たちに任せてしまっていいはずがありませよね。

今日は早朝から立憲民主党、共産党、山本太郎のれいわ新撰組etc。。。の主張をインターネットで一通り目を通しました。
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私は若者ではありませんが、子供います。孫も出来ました。。

明日は、何を置いても投票に行きます!!

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(※路上で羽化目前のセミの幼虫に遭遇。踏まれないように木陰に移動させました。自然よ永久に!!)

生まれて初めての手術。しかも、命を懸けた大手術。

生まれて初めての大病。しかも、効く抗がん剤もない、放射線も効果が期待できないステージ4の稀少がん。

幸運にも笠松さんの紹介で素晴らしい外科医、ナースと出会い難しい手術は成功。家族や多くの友人たちに恵まれ、今こうして生きて、912日には術後2年の節目を迎えます。
そして、もうひとつ筋トレで培った筋肉、体力があったことが、今がある大きな要因と思います。確かに筋肉を鍛えたからと言って、がんにならないはずもないし、がんが治るわけでもありません。しかし、大きな手術、放射線治療、抗がん剤治療をはじめとする治療には、体力の消耗、免疫力の低下をはじめ様々な副作用が伴います。それを乗り切るには最終的には体力がものをいうのではないでしょうか。それも筋肉が。

私も手術前に78㎏あった体重は、手術、放射線治療と半年に及ぶ入院生活を終えたころには、64㎏まで減っていました。「筋肉貯金」を使い果たした格好です。鍛えた体も流石にこれだけ長期間の入院、治療生活をすれば、体重も筋肉も体力も落ちてしまいます。

でも、筋トレで鍛えた体には「マッスルメモリー」が存在する事実を、身を以て体験することが出来たのです。退院時
64㎏だった体重が退院後、自らの長年に及ぶ経験を駆使した筋トレ法から現状の体力で出来る事をやることで、今は75㎏まで戻ってきています。

右大胸筋と胸鎖関節がないためにそれを補うために僧帽筋、広背筋が働いているのでしょう。実際のトレーニングでは大胸筋と骨をカバーするために腕の筋肉に頼っている部分も多いようです。

その結果、手術前のような高強度にこだわるトレーニングではなく、血行促進目的の高回数トレーニング、手術前のような各セット限界まで行うトレーニングではなく、余裕を持って終わるトレーニングで、広背筋、僧帽筋、上腕筋は明らかに発達してきています。

がんサバイバーにとって最も恐いのは「再発と転移」です。今日も定期診察を受けてきました。肺のレントゲンは異常なし。9月には造影CTの検査を受けます。検査は何回受けても結果が出るまでは嫌なものです。だって、再発が判っても、もう手術は出来ないし、放射線も使えません。効果が実証されていない化学療法を試す道しか残っていないのが現状なのです。転移した箇所を攻撃する局所療法をすることになります。

そうなるとやはり最後は体力勝負!!

今週から毎日でもトレーニングが可能なチケットに変え、より強度を上げるためにスプリットルーティンを始めました!!

生きるため、人生を楽しみために体力増強に努めます!!Go for it!!
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(※今は出来ないこんなこと、がんが重さに対するこだわりも見栄も捨てさせてくれました。)

今日はかつしかシンフォニーヒルズで日中韓友好親善大会、東京クラス別ボディビル選手権が開催されています。昨日は千葉で関東クラス別、一昨日は昭島でCJBBF USA-JAPANフレンドシップ in 東京。2年前までなら、3日連続で取材に走り回っていたでしょう。自宅待機の今となっては自由に動ける頃の懐かしい思い出です。

今週は、先週末の東京から関西に戻り、木曜日に定期受診。エアウエイチューブ、気管の肉芽とともに現状維持をしているため、さらに3mm短いチューブにトライすることになりました。写真の左端のチューブは昨年2月に亀田総合病院を退院した時のもの。右端は新チューブです。今はすべて主治医隈部先生の指導のもと自分での手作りです。
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こうして写真に撮ってみると、ずいぶんと短くなったことに驚きです。このまま912日の手術後2年を迎えたいものです。少しでも身軽になって行動範囲を広げます。

3日間の東京滞在から帰宅しました。
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今回も家内に付き添ってもらっての旅行でしたが、がん患者さんを撮影した写真展ラベンダーリング、立川談慶さんの独演会、多摩ジムでの仲間との再会、軽くトレーニングをした後、夜はジムの仲間たちとの食事会と瞬く間の楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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談慶さんは、高熱で声が出ないなか、流石プロと言う舞台を見せてくださいました。そして、手術前の20177月以来の再会!!熱い思いを感じた落語とハグまでいただきました。免疫力向上間違いありません!!ありがとうございます。
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多摩ジムでは、お忙しい中、時間を作って会いに来てくださった仲間、遠方から来てくださった仲間すべてに感謝です。ネブライザーをする基地にご自宅を使わせていただき、食事会まで企画してくださった武内さん、本当にありがとうございます。筋トレで結ばれた素晴らしい仲間たち、熱い心を持った仲間たち!!ありがとうございます!!
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もっと、もっと、回復して、もっとでかくなってまた会いに行きます!!

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