BIG TOEの「未来を生きるために!!」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージ4」の癌宣告。それも効く抗がん剤もない、放射線も効かない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。家族のこと、友達のこと、仕事のこと、趣味のこと、生きる意味、人の優しさ、真っ当な生き方について語ります。

2018年07月

手術後、気管孔で呼吸するという生活になり、ネブライザーが、チューブ交換が欠かせない、体調の波が大きいことから遠出するのが難しくなっています。

先日、私の叔父、叔母が住む広島県安佐北区口田、私が小学校、中学校、高校と過ごした岡山県倉敷市の豪雨災害で多くの人命が犠牲になりました。両県のみならず、今回の豪雨で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。

被災された方の中には、ご高齢の方、障害を持っていて逃げられなかった方も多かったと聞きます。本当に他人ごとではないことを実感します。

今回の病気で退職した今、近い将来、関西へ戻ることを考えていますが、何事もない平時でさえ、人の助けを要する現状を考えると、「安い、綺麗、新しい」よりも、普段から「住むところの安全性」とともに「交通網、生活必需品の入手など利便性」を最重視したいと思った次第です。
s-71.toshi

利便性と言う面で、気管孔のある体では入浴、シャワーと言ったいままで何も考えずに毎日行っていた生活の必須項目ですらままならないことから、洗面台でも頭が洗えるようにと入院中に中学生時代以来の坊主頭にしました。最初は抵抗がありましたが、やってみると非常にさっぱりとするし、顔を洗う延長で頭まで洗えます。
s-Kamogawa20180707003

しかし、気管孔のある体では、理容室でもいちいち「胸の穴で呼吸をしていますので。」と説明するのも面倒です。そこで、先日、遂に、アマゾンでバリカンを購入しました。丸刈りなら短時間で素人でも綺麗に刈ることが出来ます。商品到着後、早速、試しました。気管孔に刈った毛が入らないようにカバーをして、前と横は自分で、後ろは、肩が痛くて手が回らないので家内に刈ってもらいました。

ヘアスタイルを楽しむことは出来ませんが、清潔さと利便性を最優先です。

と・・・言いつつ、刈った後の手触り、いい感触です。中学生時代にタイムスリップした気分です。

s-Kamogawa20180707004

入院、手術、退職と怒涛の1年間が過ぎて行きました!!

それまで
1日の大部分を占めていた仕事が無くなり、手術と長期入院で使い尽くした筋肉貯金(体力貯金)が底を突き、それらを取り戻そうにもバルクアップ出来るレベルの筋トレに打ち込める領域まで体力が回復していない今、はまっているのが朝ドラと韓国ドラマ。まるで老人(アッ、もう老人だ!!(笑))。まるで韓流ファンのおばちゃま(おじさん?)です。

そんな中、今、放映されている「浪漫ドクターキムサブ」にはまっています。手術成功率97%の天才外科医キムサブ!!私自身、実生活で呼吸器外科のスーパードクターN医師、頭頸部外科のスーパードクターK医師に出会ったからかもしれません。「浪漫ドクターキムサブ」は、患者の命を救うことがすべてと考える医師のロマン、男のロマンがテーマです。今の私には毎日の生きるパワー(楽しみかな?)のひとつになっています。

しかし、自身が受けた手術を思い起こしても、外科医って本当に凄い仕事だと思います。

s-Kamogawa20180713022

そして、今日、そのスーパードクターへの橋渡しとなったスーパーナースが来てくださり家内と三人でKタワー最上階「亀楽亭」で生かされた人生の楽しいひと時を過ごしました。

1年前には想像さえ出来なかったひと時です。このひと時をくださったすべてに感謝です。

s-Kamogawa20180713020

山本義徳!!言わずと知れた筋肉博士の異名をとる日本一でかいボディビルダーです。

私のホームグラウンドである多摩ジムの仲間であり、昨年の私の癌宣告以来、抗がん剤のこと、手術、放射線治療後の回復に有効なサプリメントといろいろと健康面での親身なアドバイスをいただいています。

山本さんと知り合ったのは、もうずいぶんと昔になります。大阪で行われたセミナーに参加した時、その後、娘を連れて山本さんのイベントに参加した時、ミスター日本の取材のため会場に向かう道中でばったり出会い、話しながら大阪厚生年金会館へ向かったとき、飲み会での同席、そして、時は流れ、東京の多摩ジムでの再会。

私と違い寡黙でクール。しかし、飲み会でも参加した方の質問に面倒くさがることもなく、ひとつひとつ丁寧に応える生真面目な性格。卓越した知識とそれを裏付ける肉体。コンテストのステージで姿を見なくなって久しいのですが、今なお多くのフアン、クライアントに支持されていることが彼の人間性を表していると思います。
s-Kamogawa20180710001

そんな、山本さんが、奥さんとともに遠路はるばる鴨川に訪ねて来てくださいました。そして、私がお世話になっている亀田総合病院の最上階の喜楽亭でとても有意義で楽しい時間を共にすることが出来ました。ここのところ停滞気味の回復に落ち込み気味の私ですが、いただいた大きなパワーで元気百倍です!!

本当にありがとうございました!!

s-Kamogawa20180710005 

※山本さんの新刊「ウエイトトレーニング-理論編-」。アマゾンで購入出来ます!!

1年前の今頃、私は所沢の防衛医科大学病院で気管の中に何かがあることがわかり、その正体を突き止めるべく、仕事をしながら気管支鏡、PET、胃カメラ、CTと連日の検査に明け暮れていました。

そして、
1年前の今日、気管の中にあるものが、抗がん剤もない、放射線も効果が見込めないという腺様嚢胞癌という稀少癌であると宣告されたのです。

流石に頑強で健康な体を自負していたボディビルダーから一癌患者への転身は落差が大きくショックでした。

そして、国立がんセンター中央のセカンドオピニオンを経て亀田総合病院で頭頸部外科のK医師、呼吸器外科のN医師による生きるための手術を受けました。

宣告の日から1年、私の人生は大きく変わりました。それまで、千葉県、しかも鴨川への転居はおろか旅行に行こうかとも考えたこともありませんでした。そして、大きな手術だったことでの術後の回復にも思いのほか時間がかかり、3月から職場復帰どころか、先月に退職と言うことになりました。

でも、生きています!!

人生観、価値観も大きく変わりましたが、家族の絆は強くなりましたし、(元気な時には家族は居て当たり前くらいにしか思っていなかったことを大いに反省させられました。)人生において何が大切なのか、真友の有難さ、大切さを知りました。

幸いと言うか、突然死ではなかったので、1年前までのように話す、歌う、鼻、口で呼吸をする、力む、肉体を使う仕事はできない、常生活においても家内の介助が必要な障害が残りましたし、腺様嚢胞癌という病気は、治療方法が確立されていないだけでなく、転移、再発がしやすいのも特徴ですから不安と背中合わせの生活ではあります。

でも、考えることは出来ます、短時間であればパソコンも操作も出来ます、歩けます、家族に、友達に何かを残すこと伝える時間も残されています。

人生において、何をやるべきか、どのように生きるべきかが鮮明になってきました。2018年後半はわくわくする計画でいっぱいです。
sDankeiDokuenkai160709c

そして、やはり、去年の今頃、今年は明日、国立演芸場でTeam BIGTOE立川談慶師匠の独演会があります。
m2017DankeiHiro025

ここ数年ずっと行ってたのですが、今年は笑いに行けないのが残念!!

「笑う門には福来る!!」楽しみは次にとっておきます!!
sDankeiDokuenkai160709d


談慶師匠、松元ヒロさん次の独演会で会いましょう!!

↑このページのトップヘ