今日は、Dr. Tの後任のDr. Mによる初めての気管支鏡検査でした。
狭窄した気管孔にチューブを再挿入したための出血以外は、特に異常は認められないようです。ただ、主治医のDr. Nの「1年くらいチューブは抜けない」宣告がありますから、チューブとはまだまだ長いお付き合いになるようです。まあ、この病気になったら病院とは一生のお付き合いは覚悟しなければなりませんが。
明日で3月も終わります。手術から半年、退院から1か月半です。昨年6月にステージ4宣告を受けて、9月に入院、手術。そして長い長い半年が過ぎました。大きな手術だっただけに術後に次々と襲ってくる予期していなかった痛みや痺れや狭窄による呼吸困難など合併症との戦いは今も続いています。しかし、一応の治療はひと段落したと思います。
これからは、定期的な再発、転移をチェックするCTやPETなどの検査と、気管孔の経過を見る気管支鏡検査。日常的な機能回復のためのリハビリテーションに力を入れることになるでしょう。つまり自力再生の期間に入ると勝手に思っています。
時間の経過とともに、まず、命綱である気管孔の狭窄がなくなり人工的に作られた呼吸器で自然に普通に無意識に呼吸が出来るようになること。手術痕、放射線後の組織の硬化、痛みを少しでも緩和すること。治療中の右肩の機能が安定し自分で服が着られる普通の生活ができるようになること。そして、病気に新たな進展がないように努めることです。
そして、愛すべき家族、友人たちと美味しいものを食べ、飲み、日々を楽しむことです。