現状把握と積極的回復に向けて
時間が経つのは本当に早い!!関西に帰還まで2週間余りとなりました。9月12日は、あの命がけの手術から満1年。この日からスーパードクターによって与えられた「人生の延長切符」を有効に使い切るために、生まれ変わったつもりで呼称を「賢人」に変えました。その意味からすれば、賢人満1歳の誕生日ということになります。
現状は、手術により気管内と喉頭部の癌本体とその周辺、リンパ節、筋肉、骨を切除。その後、予防域、ブーストの総照射線量50グレイの放射線照射。退院後は気管孔という新しい呼吸形態に慣れ、気管孔の狭窄防止のチューブ管理、1日4回のネブライザーによる吸入・加湿、骨、筋肉切除によって起こった右肩周辺の機能障害の治療、定期的なCT、MRI、PET、気管支鏡検査による転移、再発の有無の確認などの経過観察、そして自らセルフトレーニングで体力回復に努めるという状況です。
はっきり言って、「体調に波があり、快適な体調ではないし、今よりも良くなるのだろうか。」という不安は否めません。しかし、外科医であるN主治医の立場からすれば、「手術で出来る事はやった。再発防止の放射線もやった。あとは本人の回復力次第。」という段階だと思います。なって欲しくないことですが、転移、再発なのか(転移、再発率は40%、5年後の生存率40%未満と聞いています)、寛解から治癒になるのか。
生きるためにあれだけの手術を受けたのですから、当然、後者を目指します。「ある種の覚悟」を決めて、そのために、引っ越し先の徒歩圏内にある施設で今までの経験を生かし、人生を生き抜く体力をつけるトレーニングに打ち込みます。1部位、1セット、高回数、アイソメトリックッス、スロートレーニングも積極的に採用します。
そのためには、「チコちゃんに叱られる」ではありませんが、「ボーッと生きている」時間はありません。関西に帰ったら懐かしい素晴らしい仲間との再会、そして新しい出会いが待っています。回復も急加速するものと信じています!!
12年間の関東生活で巡り合い、お世話になった素晴らしい仲間には感謝の思いしかありません。距離は離れますが、心はすぐそばにあります。今や東京と大阪は近い!!その気になればいつでも会えます。今後とも宜しくお願い致します!!
コメント
コメント一覧 (2)
でも楽しい事、わくわくする事がいっぱい有り楽しみですね。
取り敢えずは体に無理が来ない様にしながら、無事に引っ越しを終わらせて下さい。
又会える日を楽しみにしております。