86日は、広島への原子爆弾投下から73年。改めて原子爆弾の恐ろしさをTV各局の番組で感じました。

平和利用と言う名のもとに原子力発電が行なわれていますが、チェルノブイリ、スリーマイル、福島第一発電所のようにひとたび事故が起これば放射線被害が出ることになります。

放射線は、私も受けたくはないと思いつつ受けた癌治療にも使われているのですが、まだまだ、放射線が人体に与える影響は解明されていないことが多いようです。

しかし、核兵器が悪魔の大量殺戮兵器であることは間違いありません。それを国と国の利権争いで作りだし、悪とわかっても身勝手な目先の利権争い、権力争いで排除することが出来ない人間の愚かさを感じます。

日本は世界で唯一の原子爆弾による被爆国であるにもかかわらず、日本の指導者はアメリカの「核の傘」による抑止力を理由に核兵器禁止文書に賛同していないのです。近い将来、人間は自らが作り出したもので、地球上の生物をも巻き込み滅びるのでしょうか。

さてさて、今日は、台風の接近で目の前に広がる太平洋の波は時間の経過とともに大きくなっているのがわかります。穏やかな海は美しく広大でこんな海辺に住んでみたいと思ったこともありますが、実際に海の真近に住んでみると、波の音はザザーッではなくゴーッと聞こえます。温暖化の影響でしょうか、最近の大きな自然災害の多さはこれからの地球の未来を予感させるものがあります。時間の経過とともに轟音をともなって大きくなる波を見ていると大自然が牙をむいた時の恐ろしさを感じます。大きな災害にならないことを切に願います。

台風13号の接近で風があるため、久しぶりにエアコンを消して、窓を全開にしてリハビリトレを行ないました。手術、放射線と一応の癌治療はひと段落。これからは定期的にCTMRIPET、気管支鏡検査、診察を受けながら経過観察をすることになります。気管孔制作という手術での完成形がわからないので、これからは自身の体調と会話をしながら、体力回復に努めるしかないのでしょう。関西での住居では徒歩圏内に医療機関もトレーニング施設もあります。関西帰還の来月予定の912日は、手術からちょうど1年。賢人、満1歳の誕生日でもあります。日々を楽しみます。

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