BIG TOEの「未来を生きるために!!」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージ4」の癌宣告。それも効く抗がん剤もない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。家族のこと、友達のこと、仕事のこと、趣味のこと、生きる意味、人の優しさ、真っ当な生き方について語ります。

810日から23日で東京へ行ってきました。

目的は人生初の東京大学訪問と手術前、入院中と今日までお世話になった月刊ボディビルディング関係の仲間、多摩スポーツジムの仲間に挨拶するためです。
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思えば、東京へ来て
12年。癌による退職、関西帰還というまさかの幕引きになりましたが、その間に多くの仲間と出会い、充実した人生を過ごすことが出来ました。
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本当ならもっと多くの場所に行き、多くの友人とひと時を過ごしたかったのですが、鴨川から出たのが
1回と言う体と、ネブライザーをやりながら、体調を整えながらの旅はまだまだきついものがあります。
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来月、
12年ぶりに関西に帰りますが、真友とはどこにいても心と心が繋がっています。

これからも前だけを向いて進みます。「我が人生に悔いなし!!」と笑って言えるように!!

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娘が、私が手術室へ向かう最後の時間を動画に残してくれていました。

「あ、しゃべってる!!」「あんな手術着を着せられていたのか!」「付き添いの看護師は千田君じゃん!!」妻、娘、息子、親友に最後の声をかけて手術室に向かう瞬間まで動画はとらえていました。

今、この動画を見ているということは手術が成功したからなのですから良かったということなのでしょう。下手すりゃ、私の生きている最後の姿になる可能性もあったわけだし、自分でこの動画を見ることが出来ない可能性もあったわけですから。

何かとても感慨深いものがありました。

私が、
ICUで目覚めた時、娘が号泣したそうです。声をはじめ失うものも多かった手術でしたが、人生の延長切符を与えられ、娘が、家族が、親友が居る幸せを感じた瞬間でした。こんなボディビル狂の不良親父なのに。

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86日は、広島への原子爆弾投下から73年。改めて原子爆弾の恐ろしさをTV各局の番組で感じました。

平和利用と言う名のもとに原子力発電が行なわれていますが、チェルノブイリ、スリーマイル、福島第一発電所のようにひとたび事故が起これば放射線被害が出ることになります。

放射線は、私も受けたくはないと思いつつ受けた癌治療にも使われているのですが、まだまだ、放射線が人体に与える影響は解明されていないことが多いようです。

しかし、核兵器が悪魔の大量殺戮兵器であることは間違いありません。それを国と国の利権争いで作りだし、悪とわかっても身勝手な目先の利権争い、権力争いで排除することが出来ない人間の愚かさを感じます。

日本は世界で唯一の原子爆弾による被爆国であるにもかかわらず、日本の指導者はアメリカの「核の傘」による抑止力を理由に核兵器禁止文書に賛同していないのです。近い将来、人間は自らが作り出したもので、地球上の生物をも巻き込み滅びるのでしょうか。

さてさて、今日は、台風の接近で目の前に広がる太平洋の波は時間の経過とともに大きくなっているのがわかります。穏やかな海は美しく広大でこんな海辺に住んでみたいと思ったこともありますが、実際に海の真近に住んでみると、波の音はザザーッではなくゴーッと聞こえます。温暖化の影響でしょうか、最近の大きな自然災害の多さはこれからの地球の未来を予感させるものがあります。時間の経過とともに轟音をともなって大きくなる波を見ていると大自然が牙をむいた時の恐ろしさを感じます。大きな災害にならないことを切に願います。

台風13号の接近で風があるため、久しぶりにエアコンを消して、窓を全開にしてリハビリトレを行ないました。手術、放射線と一応の癌治療はひと段落。これからは定期的にCTMRIPET、気管支鏡検査、診察を受けながら経過観察をすることになります。気管孔制作という手術での完成形がわからないので、これからは自身の体調と会話をしながら、体力回復に努めるしかないのでしょう。関西での住居では徒歩圏内に医療機関もトレーニング施設もあります。関西帰還の来月予定の912日は、手術からちょうど1年。賢人、満1歳の誕生日でもあります。日々を楽しみます。

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8月に入りました。昨日は頭頸部外科K医師の外来診察でした。

来月で手術から
1年、退院から7カ月が経過します。「胸の気管孔で呼吸をして生きるという手術の完成形を見るまで頑張ろう!!」と今日まで来ましたが、稀な手術なので、まだまだ完成形まで遠いのか、自分では未完成と思っているこの体がもうすでに完成形なのかわかりません。

しかし、
6月で勤務先も退社しましたし、912日が大手術から節目の1年と言うことと、私の体の診察を引き継いでくれる病院が見つかったことで来月には大阪に帰ります。

とにかく闘病中の身にとっては利便性が最優先、病院へのアクセス最優先。これは今の鴨川に勝るところはありませんが買い物に行くにもコンビニに行くにも、役所に行くにも超不便です。そこで、今回は、大阪、三宮、京橋へのアクセスが良い!買い物、役所、トレーニング施設、飲み屋にも近い!所にしました。狭い、古い、家賃は二の次です。

さて、どこでしょう?

10月のミスター日本は2年ぶりに観戦に行きます。12月には大阪駅近辺で最後のオフ会「第18回 SATOBIGTOEの筋肉オフ会 The FINAL」もやります。

鴨川での入院中、闘病中にお世話になったドクター、看護師さん、遠くまでお見舞いに来てくださったすべてのともだちと家族に心から感謝したいと思います。舞台を関西に移して闘病はこれからも続きますが、今後とも宜しくお願い致します。

運が悪けりゃ昨年912日に、手術しなければ、昨年末に消えていたかもしれない命です。最悪でも死ぬだけでそれ以上のことはありません!!これがわかれば怖いものなしです!!

これからは生かされた命で日常の1日1日を積み重ね、小さな目標をひとつひとつ最後の日までクリアしていきます!!

2018年後半が楽しみです!!

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(※23年前の8月。若かったなあ。)

昨日の全日本プロレス大阪大会!!

アジアヘビー級選手権

○ボディガー(1926秒 バウンス→片エビ固め)×崔領二

 

三冠ヘビー級選手権試合 

○ゼウス(2936秒 ジャックハマー→片エビ固め)×宮原健斗


ボディガー・ゼウス

おめでとう!!

そして、いつも元気をパワーをありがとう!!

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12月に2年ぶりの筋肉オフ会を大阪でやります!!

二人のチャンピオン来てください!!
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南房総、鴨川は、台風12号の接近のためか昨夜遅くから急激に涼しくなっています。久しぶりにエアコンなしで眠ることが出来ました。

時間が経つのは歳が行くほど早く感じるといいますが、昨年
912日の手術から10カ月と2週間が経過、特に212日の退院からの5カ月は仕事もしていないのに恐ろしく早く過ぎて行きました。

そして、今、関西でお世話になる病院も決まったので、手術からちょうど
1年の912日を目処に大阪に帰るべく準備を進めています。それと並行して体力回復ももっと前向きに進めたいと思います。下半身の筋力アップと呼吸器機能の向上、上半身は、人並みの生活が出来るレベルに機能を回復させることが目的です。中高年用、リハビリ用トレーニングメソッド全開です。
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(※手術と放射線で固まってしまった首から胸部はまるで鎧を埋め込まれたよう。ストレッチで対抗する。)

それよりも何よりも気管孔の炎症が治まってくれることが一番大事なのだけれど。狭窄防止のチューブが入っている間は、異物が入っているわけだから摩擦で擦れて仕方がないのかなあ。それが解決すれば、もっと行動範囲を広げることが出来るのですが・・・。

昨日は、東京ビッグサイトでスポルテックカップでした。今日は札幌で日本クラシック、名古屋でNPCJ。明日はやはり札幌で日本クラス別、福生でCJBBF東京大会が開催されます。早く観戦に行けるくらいになりたいものです。

只今、体調調整中!!107日大阪メルパルクでの日本選手権には観戦を計画しています。、12月には、大阪で「筋肉オフ会 TheFINAL」開催予定です!!懐かしい顔、顔、顔に会えるのが楽しみです!!

連日の猛暑です。

今日は少しましなようだけれど、手術を受けた後の体、治療中の体にはちょっとした温度の変化、湿度の変化、気圧の変化が結構応えます。

普通は寒いと傷が痛むとか聞きますが、必ずしもそうではないようです。今はこの暑さからでしょうか、ここ数日、手術の痕あたりが熱を持った感じで痛みます。熱っぽく感じるので肝臓か肺が悪いのかとも思いましたが、その場所を手で触って確認すると手術で切って縫った後あたりです。勿論、この辺りは切って縫っているので皮膚や筋肉、切除部だけでなく血管や神経も切れているわけですから、皮膚の感覚は異物を触っているようで感覚がありません。だから、痛みや違和感を感じても何が痛いのか、どこが痛いのか自分でもよくわからない。漠然と切開、縫合痕だからだろうなと思っています。

術後、
10カ月経っても痛むのかとも思いましたが、家内に言わせると「良くそんな手術を決断したと思うよ。胸骨まで切除する大変な手術だったんだから1年、2年じゃ良くならないよ。娘も周りの人たちも命が助かればと思って手術を勧めたと思う。みんなの願いは叶ってるし。でもしんどいのは本人やから、私はこんな風になるのはわかってた。今まで通りなんていかへんし!その体に慣れるしかないんです。慣れるしかないよ。」と言われる始末。

でも、自分ではどうしても筋肉貯金をこの
1年で使い果たし、まだどこかにそれを取り戻そうにも今まで出来ていた筋トレが出来ない焦りがあるのだけれど、冷静に考えると家内の言うとおりなのかもしれませんね。

そうだ、こんな時こそ「
BIGTOEの筋肉物語」のモットーであるSlow & Steadyの精神で行こうじゃないか!!

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30年前にユタ州でモルモンの人たちと暮らし、入院するまでひばりが丘の教会へ英会話を習いに行っていました。

その時のもっとも仲が良かったモルモンのトム・クルーズことカーリニーが亡くなったと聞きました。優しくて、ユーモアがあって、筋トレしてて、ハンサムだったカーリニー。悲しすぎます!!

「いつかユタ州にまた行くからね。」と言うと、「BIGTOE、うちで泊まればいいよ。」と言ってくれて再会を約束していたのに。

自分が癌になってこの約束は俺のせいで果たせないかもなと思っていた矢先の訃報。早すぎるだろ!!順番が違うだろう!!と大声を出したいが…声が出ない。

よし、ならば、カーリニー来世で会おう!!そして、約束の筋トレしようぜ!!肉体は滅びても魂は永遠に存在する。

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手術後、気管孔で呼吸するという生活になり、ネブライザーが、チューブ交換が欠かせない、体調の波が大きいことから遠出するのが難しくなっています。

先日、私の叔父、叔母が住む広島県安佐北区口田、私が小学校、中学校、高校と過ごした岡山県倉敷市の豪雨災害で多くの人命が犠牲になりました。両県のみならず、今回の豪雨で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。

被災された方の中には、ご高齢の方、障害を持っていて逃げられなかった方も多かったと聞きます。本当に他人ごとではないことを実感します。

今回の病気で退職した今、近い将来、関西へ戻ることを考えていますが、何事もない平時でさえ、人の助けを要する現状を考えると、「安い、綺麗、新しい」よりも、普段から「住むところの安全性」とともに「交通網、生活必需品の入手など利便性」を最重視したいと思った次第です。
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利便性と言う面で、気管孔のある体では入浴、シャワーと言ったいままで何も考えずに毎日行っていた生活の必須項目ですらままならないことから、洗面台でも頭が洗えるようにと入院中に中学生時代以来の坊主頭にしました。最初は抵抗がありましたが、やってみると非常にさっぱりとするし、顔を洗う延長で頭まで洗えます。
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しかし、気管孔のある体では、理容室でもいちいち「胸の穴で呼吸をしていますので。」と説明するのも面倒です。そこで、先日、遂に、アマゾンでバリカンを購入しました。丸刈りなら短時間で素人でも綺麗に刈ることが出来ます。商品到着後、早速、試しました。気管孔に刈った毛が入らないようにカバーをして、前と横は自分で、後ろは、肩が痛くて手が回らないので家内に刈ってもらいました。

ヘアスタイルを楽しむことは出来ませんが、清潔さと利便性を最優先です。

と・・・言いつつ、刈った後の手触り、いい感触です。中学生時代にタイムスリップした気分です。

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入院、手術、退職と怒涛の1年間が過ぎて行きました!!

それまで
1日の大部分を占めていた仕事が無くなり、手術と長期入院で使い尽くした筋肉貯金(体力貯金)が底を突き、それらを取り戻そうにもバルクアップ出来るレベルの筋トレに打ち込める領域まで体力が回復していない今、はまっているのが朝ドラと韓国ドラマ。まるで老人(アッ、もう老人だ!!(笑))。まるで韓流ファンのおばちゃま(おじさん?)です。

そんな中、今、放映されている「浪漫ドクターキムサブ」にはまっています。手術成功率97%の天才外科医キムサブ!!私自身、実生活で呼吸器外科のスーパードクターN医師、頭頸部外科のスーパードクターK医師に出会ったからかもしれません。「浪漫ドクターキムサブ」は、患者の命を救うことがすべてと考える医師のロマン、男のロマンがテーマです。今の私には毎日の生きるパワー(楽しみかな?)のひとつになっています。

しかし、自身が受けた手術を思い起こしても、外科医って本当に凄い仕事だと思います。

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そして、今日、そのスーパードクターへの橋渡しとなったスーパーナースが来てくださり家内と三人でKタワー最上階「亀楽亭」で生かされた人生の楽しいひと時を過ごしました。

1年前には想像さえ出来なかったひと時です。このひと時をくださったすべてに感謝です。

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