BIG TOEの「未来を生きるために!!」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージ4」の癌宣告。それも効く抗がん剤もない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。家族のこと、友達のこと、仕事のこと、趣味のこと、生きる意味、人の優しさ、真っ当な生き方について語ります。

退職して、有り余る時間を持ちながらも慌ただしく時間が経過していきます。この調子で行くとすぐに今年どころか平成が終わってしまいそうですね。などど感じながら11日を重ねていっています。

芸能人や頑強なイメージの強いスポーツ選手が亡くなるニュースが相次いでいますが、ほとんどが癌という感じがします。この1か月あまりを振り返っても俳優の志水正義さん、樹木希林さん、格闘家山本キッドさん、元横綱輪島さん、マラソンの真木和さんと続いています。

癌にはこれと言った特効薬はなく、癌種、部位、進行度によって治療法も様々なのですが、いずれにしても早期発見ならば寛解、完治ということもありますが、多くの場合、自覚症状がなく、違和感を感じた時にはステージ4ということが多いのです。 そうなると癌を治すとうよりも、いかに正しい知識を得て、状況に応じた治療を、医師を選択して、上手く癌と付き合いながらどれだけ充実した人生を生きるかというのが現実かなと思います。

私の場合も、だるいとか痛いとか自覚症状は全くなく、むしろトレーニングの調子は良かったのです。そして、違和感を感じて受診したらステージ4で癌自体は10cmに成長して、気管から喉頭部に浸潤していたのです。

2018年のがん罹患数予測は101万人超、がん死亡数予測は約38万人と言われています。

そんな中、大阪茶屋町のMBSで開催された「ちゃやまちキャンサーフォーラム」に行ってきました。私が罹患している腺様嚢胞癌のサバイバーで構成される「TEAM ACC」も出展していました。
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二人に一人は癌になるという時代に私たちは生きています。

なってしまったのだから仕方がない。クヨクヨ、メソメソしててもなにもいいことはない。それより、残された時間に限りがあることが自覚できたのだから、いかに癌とうまく付き合いながら生き抜くかを考えるべきだと考えています。

各ブース、会場は生きる熱気にあふれていました。

今日も
1日重ねられたことに感謝です!!
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★知っておきたい癌用語★

【癌治療における「完治」と「寛解」とは?】

「術後、治療後5年間再発しなければ完治しただろう。」と見なすそうです。「5年生存率」とよく言われるのはこのためです。乳がんの場合は、5年以上経っても再発することがあるので10年が完治の目安、腺様嚢胞癌の場合は転移、しつこい癌なので5年、10年を経過しても再発、転移が起こるそうです。

癌治療における「寛解」とは、「完全に治った。」とは言い切れないけれど、「病気を抑えることができている。」という状態だそうです。

 

【癌治療における「完全切除」とは】
手術にて肉眼はおろか顕微鏡で確認しても腫瘍がとり切れたこと。R0(アールゼロ)切除、治癒切除ともいいます。

「完全切除」といっても、癌細胞が体のどこかに潜んでいて再発、転移する場合もあるので、切除した時点では完全に治癒した意味ではありません。

「非治癒切除」「不完全切除」・・・

R2(アールツー)切除・・・肉眼的に明らかに腫瘍が取りきれなかった状態。

R1(アールワン)切除・・・肉眼的には取り除いたが顕微鏡で確認すると腫瘍が取り切れていない状態。

今日は、神戸医療センターと亀田総合病院の主治医に書いた頂いた紹介状を持参して近隣の尼崎医療センターへ行ってきました。
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頭頸部外科の
Km先生によると亀田総合病院で私を執刀したK先生、N先生は凄いドクターだそうで、私が受けた手術は「非常に難しく、大出血して亡くなるリスクが大きいため、日本で執刀できるのは3人くらいだろう。」とのことでした。

亀田総合病院の主治医N先生は「外科医100人に一人くらいしかこの手術は出来ない。術中、術後にも気管の近くを通る大動脈から大出血を起こし死に至る可能性がある。」と脅されて、いや(汗)!!おっしゃっておられましたが、まさにその通りだったのですね。

加えて、「術後、1年を経過しているから大出血の危険性は減ってきているが、放射線治療もしているため、組織が固く脆くなっており可能性はゼロではない。」とのことでした。そして、「癌種ACCも再発、転移しやすい癌なので健康に留意しながら定期的に検査をしていきましょう。」とのことでした。

改めて、亀田総合病院のN先生の手術前の説明文を見てみるとハッキリ書いてありますね!!
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「大出血で死亡することがある」って!!

私の大事な大胸筋を使うかもしれない」とも書いてあります。

結果的には「おっつ、ここに使えそうな大胸筋があるぞ!!」とばかりに気管孔のベースとして使われたのでしょう。

やはり、凄い手術だったのですね。

こりゃ、嫌でも私のために犠牲になってくれた大胸筋のためにも生きなければ!!

今日は、一人で近隣のトレーニング場に行ってきました。初回は親友の里さんが保護者代わりに付き添ってくれましたが、いつまでも里さんに頼っているわけにもいきません。

出かける前に、ネブライザーとチューブ交換を済ませ、準備は万全です。

脚)

○レッグイクステンション・・・30回×3セット

○スタンディングカーフレイズマシン・・・60回×3セット

背中)

○マシンローイング・・・20回×3セット

下背)

○バックイクステンション・・・50回×2セット

胸)

○チェストプレス・・・手術で切り貼りし硬化した筋肉が切れないように体と相談しながら超軽量で20回×3セット

○サイドレイズマシン・・・超超軽量で動かせる範囲で100

以上の内容です。

やはり気管孔の息が整うのに時間がかかるため、セット間にインターバルというのではなく、インターバルの合間に
1セットという感じで、とても筋トレなどと言えるものではありませんが、少しでも肩の機能が回復に向かい、病気と戦う呼吸機能向上を目指してSlow and steadyでやっていきたいと思います。Go for it!!

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親友、ストロング安田くんが立ち上げたトレーニングマシンの殿堂、ストロングデポの3周年イベントに参加してきました。
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私にとって、先週のJBBF日本選手権についで2回目の一人歩きチャレンジです。
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イベントは
CJBBFチャンピオンのマリオさんと山下先生のコラボセミナー、ヨガ教室、バーベキューパーテイと盛りだくさん。会場では、関西のボディビルチャンピオンたち、トレーニングジム経営者、医療関係者、筋トレ愛好家が集い、先週に引き続き懐かしい顔、顔、顔に囲まれて、久しぶりの美味しいステーキ、美味しいお酒をたしなみ至福のひと時を過ごすことができました。
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食道が残せたことに感謝です。私の場合、やっかいな体になっているので、途中、デポの個室にこもりネブライザー、痰取りをしながらの参加でしたが、それは想定内。それ以上に楽しさが上回っているので免疫力アップは間違い無いでしょう。ナニワボディビルクラブの先輩、遠藤さんの言葉、「俺はこの手術に反対したのに、一大決心をして、こうして命をもらったんだから、いいドクターに出会ったことに感謝して長生きせなあかんよ!」を胸に刻み、これからは自分の生命力を信じて、目標をひとつひとつクリアして、できるだけ長く生きたいと思います。
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これから年末に向かって、こういった集まりが増えると思います。しっかりと養生をして、体調を整えて参加して濃縮された人生を楽しみたいと思います。みんな、ありがとう!!

今日は、SATOさんと尼崎の体育館へ行ってきました。

平日の午前中と言うのに結構満員で老若男女、大勢の方がトレーニングされていました。

早速、利用手続きをしてトレーニング場へ。
SATOさんと二人で「これは今の体でも出来るな!!」とマシンの選定!!もちろん健常者だったころのようにはいきませんが、目的はリハビリと可動域の拡大。何とかなりそうです。今後は体調と相談しながら定期的に通いたいと思っています。

トレーニング場では懐かしい栄さんとも再会!!別れ際に「吉賀くん、死んだらアカンで!!」との言葉!!有難い言葉と受け取りました!!また、一緒にトレーニングしましょう!!

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今日は、関西の病院での初めての外来検診でした。

まず、頭頸部外科
S先生、続いて呼吸器外科のT先生の診察でした。これまでのいきさつと現状を話し、実際の気管孔の診察です。チューブを抜いた時に痰がこびりついて取れないのが気になっていたのですが、気管の中に今までなかった豆のような、肉芽のような膨らみが出来ているようです。診ていただきました。早速、気管支鏡で見た後、組織採取です。「近くに大きな血管が通っているから慎重に」と言われながら組織を取ってくださいました。

亀田総合病院の
N主治医に「術後の合併症として動脈に穴が開き死に至る可能性がある。」と聞いていたことを思い出しました。

結果は、1週間後ということですが、単なるエアウエイチューブの摩擦による豆、肉芽であることを祈ります。
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そんな中、病院での待ち時間にYAHOOニュースで名横綱輪島さんが亡くなったことを知りました。咽頭がんを発症して、私と同じように声を失っておられたのですね。現役時代は北の湖関と優勝を争い「輪湖時代」を築きましたし、当時の大関魁傑、大関貴ノ花と輪島で「魁貴輪(かいきりん)」は、いわゆるあんこ型の力士ではなくバランスのとれた筋肉質の体で若者の相撲人気に拍車をかけたものです。名力士3人も天国の人になってしましました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

そして、今夜、BLOGで知り合った私と同じ気管に出来た腺様嚢胞癌で昨年夏から戦っておられた静岡の女性の様態が急変し亡くなったことを知りました。涙が出ました。気管に腺様嚢胞癌が出来るのは本当に珍しいのです。それだけに共感することが多く応援していました。

ご冥福をお祈り申し上げます。あなたの分まで生きたいと思います!!

107日は、2年ぶりのJBBF日本ボディビル選手権大会を観戦するため、大阪メルパルクホールへ行ってきました。
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昨年の今頃は手術後
3週間ほどで、ようやチューブが体から外され、口から食事をとり始めたころです。「もう、コンテスト観戦にも行けないかもしれないな。」とも思った時期もありましたが、今こうして生きて観戦できています。

今までは、何が起こるか自分自身も不安でしたし、家内も心配して一人歩きをしていなかったのですが、この日初めてリュックにカメラとネブライザーを忍ばせ、一人で電車に乗ってのお出かけとなったわけです。

会場では、まず、元ミスターユニバースの杉田茂会長に出会い握手、「おい、吉賀、大丈夫か!」と声をかけていただきました。そして、恵理ちゃん、鹿ちゃん、チビメガさん、sionさん、マッスルナデシコ智恵さん、MANAさん、麻生さん、MAKIちゃん、丸ちゃん、雅さん、岩尾君ご夫妻、岡山の片岡さん・・・と次々と懐かしい顔、顔、顔、握手、握手、握手、ハグ、ハグ、ハグで励ましとパワーをいただき、免疫力アップ間違いありません!!
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生きて帰ってきて良かったと思った
1日でした!!

会場でお話をしてくださった方々、出来なかった方々、皆さんありがとうございます!!

また、コンテスト会場で、ジムで会いましょう!!

今日、落語家の立川談慶さんから著書、

『「また会いたい」と思わせる気づかい』

が届きました。
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談慶師匠は言わずと知れた慶応大学出身の立川一門の真打であり、同時に120kgのベンチプレスを楽々こなす凄い人物なのです。Team BIGTOEのメンバーでもあります。著書もたくさん出されています。

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昨年の今頃、私は大手術を終えて入院中でしたが、何故か2カ月近くも眠れず、夜明け前に2~3時間うとうとする日が続いていました。そのフラッシュバックなのか、今週初めから眠れぬ夜が続いています。

 

明後日には、新大阪で開催される「日本ボディビル選手権」に行く予定なのに体調は大丈夫だろうか・・・。そのタイミングで談慶師匠からの本が届いたのです。

 

しかも、今日、引っ越しでお世話になった不動産会社の社長が我が家までビールをひと箱届けてくださいました。

 

色々な方の「おかげ」に助けられて生きています!!有難い!!

 

これで、秋の夜長を有意義に過ごせそうです。談慶師匠の本が面白すぎて眠れなくなったらどうしよう(笑)。

笑いは免疫力を高める最高の抗がん剤。副作用もありません!!来年1月の師匠の独演会を目標に体調アップさせます!!

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京都大学の本庶佑教授のノーベル医学・生理学賞受賞おめでとうございます!!

免疫チェックポイント阻害薬オプジーボの開発で、がんというやっかいな病気に一筋の灯が照らされたことは事実です。しかし、まだまだその効果はすべての癌、すべての人にその効果が約束されるものではあいませんし、費用の問題、副作用の問題と解決していただきたいことがたくさんあります。

がんは二人に一人が罹患するという風邪並みに誰もが罹る病気です。誰もに効果があり、誰もが保険適応で利用できる治療薬が開発され、普及することを切に願います。

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がん情報サイト「オンコロ」に免疫について漫画でわかりやすく解説されています。
https://oncolo.jp

手術から1年が経過しました。

大手術に耐えられたのも、術後の経過が順調なのも(窒息で
6回ほど三途の川ツアーに行ってきましたが、無事帰還しました(笑))、日常のトレーニング習慣の成果かもしれません。いや、きっとそうです!!

8月に、東京の成増で鎌田編集長、吉田アニキ、秋本さん、ハーパーさんとお会いした時にも看護師のハーパーさんが言っておられましたように「大きな手術では体力がないと持たない。」のも事実、FACE BOOKで知り合った押川医師の「術後の経過は体力がものをいうし、見れば手術に耐えられるかどうかわかる。抗がん剤の副作用にも強い。」というお言葉もそれを表しているのでしょう。私のように骨をも切除する手術だと筋力が無い患者さんだと術後に体が歪んでしまう方もおられるそうです。

ナニワともあれ、「筋肉バンザイ!!」ですね!!
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しかし、気管孔を胸に作るために、骨を切除し、気管孔の補強に大胸筋を切って使っているために肩凝りが酷いうえ、胸にぽっかりと開いた孔、気管孔での呼吸に馴染むにはまだまだ時間を要するようです。癌になる以前からよく「慣れるしかない」とか「癌と病気と上手く付き合っていくしかない」とかいう話は聞いたことはありましたが、実際になってみるとこれがなかなか難しい!!当たり前のように無意識で呼吸していることがどんなに幸せだったかわかります。他にも思いもしなかった症状が次々発症してくるのです。

でも、人生何事も経験です。避けて通ることが出来る経験ならしたくないですが、神様、白い人生を経験させてくれてありがとうございます!!

生まれ変わった肉体で出来る事をして生き切りたいと思います。

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