BIG TOEの「未来を生きるために!!」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージ4」の癌宣告。それも効く抗がん剤もない、放射線も効かない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。家族のこと、友達のこと、仕事のこと、趣味のこと、生きる意味、人の優しさ、真っ当な生き方について語ります。

2017KokuritsuGunCenter20170714008
7月14日金曜日、国立癌センター中央(築地)の頭頚外科腺様嚢胞癌担当のM医師によるセカンドオピニオン終了しました。

大筋は防衛医大のH医師と大きな食い違いはなく、標準治療というのは現代医学で裏付けのある最良の治療方法であり、一番は手術による切除、手術に比して大きく効果がさがるが放射線治療でした。

やはり、有効な抗がん剤治療はないそうです。ただ、重粒子線治療は300万以上かかるが放射線より強いので効果は見込めるかもしれない。サードオピニオンするなら重粒子線。あとはどこに行っても判断は変わらないだろうとのことでした。

私の希望は、メスを入れる手術はしたくないでした。しかし、M医師の言葉は、「癌は完治させないと放射線で一時的に効果があって成長を止められたとしても再び成長を始める可能性が高いので、その時には手術したとき以上の傷み、苦しみを覚悟しておかなければならないだろう。」でした。

加えて、放射線治療をするとその周辺組織がもろくなるので、それから手術となると傷がなおりにくくより大変な手術なるので、「放射線がダメだったから手術を」は考えないほうがいい。いずれにしても今すぐにやらないといけない事ではないが、手術、放射、重粒子線にせよ、早いに越したことはないから、1、2ヵ月のうちに決断しましょうとのこと。

手術をせずに癌が成長すれば息が出来なくなり窒息、飲食も出来なくなり死に至るというのは防衛医大と同じ見解でした。悩ましい命の選択を迫られていますが、やはり、標準治療の一番手とは言え、声帯、甲状腺、気管を失う手術より、サードオピニオンとして重粒子線のトライを選ぼうと思います。膳は急げ!!と言います。来週にも重粒子線のサードオピニオンの手続きをします。命をかけて、300万円かき集め重粒子線にトライして奇跡を起こしたいとの思いからでした。

しかし・・・。

防衛医科大学校病院 耳鼻咽喉科受診。
2017BoueiDaiHP20170628A

2週間に及ぶ検査で心身ともにクタクタ。しかも、結果は「癌宣告」という最悪のものでした。気管を起点とし甲状腺を包み込んだ「腺様嚢胞癌」とのこと。

非常に珍しい癌ということで、有効な抗癌剤が無く、放射線治療も効かない。手術で患部を取り除くのが唯一の生存方法のようです。

しかし、癌が気管、甲状腺にまたがっているため、切除となれば、隣接する声帯、浸潤状況によっては食道も除去しなければならない大手術になるそうで、声を失い、呼吸は胸に開けた気管孔ですることになり息んだり力を入れる運動などは出来なくなるとのこと。

そんなことになれば、カラオケ好き、ギターで歌うこと好き、おしゃべり好き、トレーニング命の自分の存在価値がなくなり、生きがいがなくなります。生活の糧である営業の仕事も出来なくなります。食道までとなれば酒も飲めないし、食い意地のはった私には耐えられません。胸の気管孔から水が入ると溺れて死んでしまうので大好きな温泉にもお風呂にも入れない、水泳も出来ない、釣も出来ない。まさに生ける屍になってしまいます。

「このまま手術しなければどうなるのか?」と医師に聞いたら「やがて気管内の腫瘍が大きくなり呼吸できなくなり、食道にまで侵食すれば飲食も出来なくなり死に至る」とのこと。そして、5年後の生存確率は40%に満たないだろうとのことでした。

甲状腺や胃を全摘出すれば治るだろうというのとは話が違います。声帯、気管、甲状腺、食道を失えば・・・・大きすぎる後遺症。おまけにその後の生活は、甲状腺ホルモン剤、抗癌剤、抗生物質と大量の薬漬けになります。再発、転移も考えられます。そんなことになったら目も当てられませんよね。

家内とも話し合ったのですが、今の気持ちは、手術はしないで他の病院をあたり、10年も生きなくてもいい、5年でいい、せめて孫の顔を見るまでを目標に、充実した短期生存を実現したいと思っています。

脳天気な私も流石にショックです。
審判のときに「血液採取もかなりやりましたがその結果はどうだったのですか?」と医師に聞きましたら、「血圧も検査のたびに80-120くらいで完璧。血液での腫瘍マーカーも上がってない。肝機能、コレステロール、中性脂肪・・・健康体の見本のような数値です。トレーニングをされているからでしょうか。」とのこと。これも驚きでした。

ということは、会社でやるような健康診断を受けても無駄ということではないですかね。癌とは関係ないということです。腫瘍マーカーは上がれば癌の疑いが高いという目安で、癌でも上がらないこともよくあるそうです。CTスキャン、PETは高額になりますが必須ですね。
私よりも家内が落ち込んで泣いています。

今は全くもって自覚症状も喉の違和感だけなのですが、つい1ヶ月半前に「喉の違和感」で訪れた近所の耳鼻咽喉科の勧めで防衛医科大学病院で検査を受けたところ、「気管癌」と診断されました。

癌の種類は「腺様嚢胞癌」といい希少癌に属し、静かにゆっくり進行し、根深く、しつこく、転移しやすいのが特徴。効く抗がん剤もなく、放射線も効果が見込めないため、外科手術で取るしかないそうです。数年にわたって静かに成長を続けていたようで気管から甲状腺に達して初めて喉の違和感を覚えるようになったのです。ステージは4です。

セカンドオピニオンで「国立がん研究所中央病院」、サードオピニオンとして「亀田総合病院」とトライしましたが、重粒子線は気管が破れる、サイバーナイフは効かない、免疫療法などの民間療法は効果はまず見込めないとのことで外科手術しかないそうです。

その手術でさえ出来るギリギリの線まで来ているとのことから、気管、食道、甲状腺、喉頭部、声帯を除去するという命を賭けた大手術に挑むことにしました。頭頸外科、呼吸器外科、消化器外科、耳鼻咽喉科、形成外科がチームを組み行なう16時間以上に及ぶ大手術で、入院も4ヶ月に及ぶだろうとのこと。もちろん手術中、合併症による絶命も結構なパーセンテージでありうると聞きました。

しかし、放っておけば、確実に死に至る。それもそう遠くない将来ということなので、踏み切る所存です。手術に成功しても、気管、食道、甲状腺、喉頭部、声帯摘出のため声、臭覚を失います。呼吸は胸にあけた気管孔からすることになるのです。しかし、明日を生きる可能性を追求します。そして、神が私を選んで与えた試練と考え必ずや勝ち抜き生還するつもりです。

生還の折には、後進のためのトレーニング指導、不幸にして同じ病を患っている人々のために希望を与え、役立つ啓蒙活動をしたいと考えています。
17年間続けてきた「筋肉オフ会」もついに休止することになりますが、必ずや復活したいと思います。

※癌宣告直前の62歳の私です。筋トレも絶好調でした。
s640BIGTOE6220170615Back1a

↑このページのトップヘ