★未来を生きる為に★BIGTOEの「筋トレが救った癌との命がけの戦い」

健康を自負していたボディビルダーに突然降って沸いた「ステージ4」の癌宣告。それも効く抗がん剤もない、放射線も効かない「腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん)」という聞いたこともない稀少癌、しかも、気管内と言う悪条件で生き残る可能性は成功しても大きな後遺症が避けられない命を賭けた大手術のみ。 そんな現実に直面して思う人生あれこれ。 2019年1月、このブログが「筋トレが救った癌との命がけの戦い~腺様嚢胞癌ステージ4からの生還~」という書籍になりました。アマゾン、楽天ブックス、体育とスポーツ出版社のホームページなどから購入できます。

ステージⅣの腺様嚢胞癌(気管癌)で生きる為に選択した手術は素晴らしいドクターとの出会いで成功。半年に及ぶ入院を経て現在経過観察中です。効く抗がん剤が無く再発、転移率高い癌と戦うための体力作りに励む日々を書き綴ります。

ご存知のように私は2年半前に今新型コロナウイルス対応でしばしばニュースにその名が

出てくる千葉県鴨川市の亀田総合病院で大きな手術を受けて命を助けられました。

 

しかし、手術には命と引き換えに大きな代償を払うことになることになります。私の場合、10cm以上に成長し、広範囲に広がった癌を切除するために気管の大部分、骨、筋肉を切除し、永久気管孔という呼吸形態に変わる大手術だったから当然と言えば当然でしょう。

 

半年近くに及ぶ入院生活、半年の鴨川での療養を終えて、今日に至るまでにも気管孔に関連するトラブル、メンテナンスはもとより、しばしば、横腹の痛み、肩の痛み、胸の痛み、背中の痛みetc…といった原因のわからない体の不調に悩まされます。癌サバイバーですから再発、転移を疑ってしまうこともあります。

 

今週は月曜日の起床直後、トイレから戻りネブライザーをしようと機器をセットしていると突然体がグラッと左へ傾きあわや転倒。まるで亡くなった親父の晩年80代後半のような現象に襲われました。運よく、トレーニング用のフラットベンチが後ろにあり、ベンチの上に尻もち!!その後も、体、特に足が重く感じ、寝起きをしたり、立ち上がるたびにグラッと来ます。胃の気持ち悪さ、軽い頭痛も出ています。一過性のものであることを願いつつ、一昨日、昨日と外出を控え、ストロング安田、ショーン西川との食事の約束をキャンセルして多くの時間を寝て過ごしました。3日目に突入した今日現在でも悪化はしていませんが、改善もしないという病院へ行くべきなのか様子を見るべきなのかという中途半端な症状が続いています。

 

大きな手術の代償。これからもいろいろ続くのでしょうね。しっかり、対応して付き合っていきたいと思います。

声と臭覚を失うとともに、鼻口で呼吸をしなくなって間もなく2年半を迎えます。気管のほとんど、両鎖骨、肋骨4本、胸骨を切除して胸に開けた直径10mm弱の孔で呼吸をしており、この小さな孔が「私の鼻」であり「命綱」というわけです。

 

つんくさんのように首に気管孔を制作している方は、気管孔が見えないようにマフラーなどでカバーをしているのですが、私の場合、胸なので服を着ていると健常な方と見分けがつきません。ただ、呼吸の妨げになることと、気管孔から出てくる痰を掃除するために前開きのゆったりした服しか着ることができません。(数着持っているスーツもおそらくこの世で着ることはないでしょう・・・。)そして、いつ出てくるかわからない痰処理用の手鏡とテイッシュ、綿棒は常時ポケットに携帯する必要があるのです。

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手術前には、「生きるためには仕方がないな。鼻が胸に付いたと思えばいいや。」と能天気に考えていたのですが、2年半近く(だからこうして生きていられるのかも?)が経過しても手術前のような無意識な呼吸が出来る時間はほとんど有りませんし、14回程度の気管の乾燥を防ぐためのネブライザー吸入、都度の痰処理、そして、私の場合、エアウエイチューブを抜くと起こる孔の狭窄防止のためのチューブが24時間挿入されているため、摩擦による炎症、出血、肉芽の発生が常態化しているのでメンテナンスが大変です。

 

以前、娘に「生きるためにネブライザーをしているのか、ネブライザーをするために生きているのかわからんわ。」と言うと、「生きるために決まっているでしょ!!」と一括されました(笑)。

 

年が明けて1か月半、ネブラーザーの回数は、早くも200回近くに及びます。年間にすれば1500回近くになります。正直、飽きてきました。そこで、最近では、綿棒とピンセットによる気管孔の奥にこびりついて呼吸を妨げる痰取りをまるで凍り付いた湖の穴で釣りをしている釣り人のように楽しんでいます。大物が取れたらガッツポーズです(笑)。

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※シャワー時の必須アイテム。気管孔に水が入ると溺れるのでしっかりと目張りして準備します。

 

というわけで、2年半が経過して胸の鼻での呼吸に慣れたかと言えば・・・やっぱり、慣れませんね(涙)。

 

でも、現状維持でも生きている!!贅沢な悩みですわ。

今日、212日で、千葉県鴨川市の亀田総合病院で巡り会った岸本、野守ドクターによる気管癌切除手術から25か月。半年近くの入院生活を終えて退院してから丸2年を迎えました。

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声を失い、胸の孔で呼吸をするという命と引き換えに残った障害で職場への復帰を断念し、生まれ故郷の兵庫県に帰ってきてからも、2019年には永久気管孔の問題や口腔内の骨腫切除手術などで2度の入院がありましたが、転移、再発がしやすい癌にもかかわらず、幸いにも今のところ転移、再発は確認されずに本日に至っています。実に運がいい男です。

 

巷では、中国武漢で発生した新型コロナウイルスが世界に広がりパンデミック状態に陥っています。私のような特殊な呼吸形態の者が感染したらそれこそ何が起こるかわからないので、不急不要な外出は避けて多くの時間を屋内で好きな酒を飲みながら過ごしています。せっかく食道が残せたし、飲めるのは生きている間だけ、酒は百薬の長と言い訳しながら()

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そんなわけで今年に入ってからは体育館トレーニングも週1回ペース。昨夜は心配してくださった下川さんからラインで連絡をいただく始末です。

 

新型コロナウイルス騒動が収まり、暖かくなったら体育館トレーニング頻度を増やし下半身を強化する予定です。そして、東京、多摩ジムに繰り出そうと考えています。

 

退院後の2年間で不要な捨てるものは捨て終活もかなり進んだので、これからは卒業するものは卒業し、新たに始めるものを決めてこれからの人生を充実させたいと思います。

 

ボディビル、筋トレの普及がSATOさんと私の願いだったのですが、我々の一応の役割は果たしたかなと思うのと、ボディビル界もプロレス同様、多団体化、カテゴリーの乱立、価値観の多様化が進み年寄りにはついていけなくなってきたこともあり、昨年で「筋肉オフ会」に終止符を打ちました。今年はコンテスト観戦、「BIGTOEの筋肉物語」etc.…を卒業しようと思います。そして新しいことを始めるのです。

あいだみつおさんの言葉にもありますよね。

「古いものを出さないと 新しいものは入いらない」

 ◇新しいもの◇

古いもの、不要なものは卒業して、新しいことに進みたいと思います。新しいことは・・・秘密です(笑)。

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今日は一転して暖かい冬の1日でしたので体育館でトレーニングです。帰りは雨でした。

先週、眼科に行ってきました。目が疲れ片目で見ると右目の視野が狭く暗く感るためために眼科に行って「緑内障」と診断されてから半年余り。緑内障は、白内障と違って治ることはなく進行すると失明に至り、治療といっても進行を遅らせるしかないそうです。2年半前の手術の後遺症で運動機能が落ちたために運転免許返納も考えていたし、「死ぬまで見えればいいや」と思えたのでそれほど絶望感はありませんでした。

 

ドンマイ!!

 

緑内障の治療は主に房水と呼ばれる眼の中の液の排泄を促進することで眼圧を下げる目薬を両目にさすのですが、充血、目の周囲の黒ずみ、まつげが太く長くなるなどの副作用も出てきます。今はビマトプレスト点眼薬0.03%を処方していただいているのですが、これらの副作用のほかになんとなく奥目になり二重になってきました。進行を遅らせたり現状維持できるなら充血以外は悪くないと思うのですが・・・(笑)。それとももっと、何か副作用が出てくるのでしょうか・・・。

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この日の視野検査は現状維持でした。

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(※雨混じりの強風で傘の骨が折れました(笑))

そして、今日。

朝から雨風がきつい天候でしたが、予約をとっていた医療センターでの定期受診に行ってきました。

 

一昨日の土曜日は朝から1日中気管孔からの出血があったのですが、気管に挿入されているチューブによる摩擦、この時期に特有の空気の乾燥による気管粘膜の乾燥による傷が原因とのこと。

痛みはほとんど感じませんが、胸に開いた穴から血が流れ出るのは気持ちのいいものではないし、呼吸にも少なからず影響があるので嫌いです。でも、生きるためには仕方がないですね。

 

そして、前回の受診時に採取した肉芽の細胞検査は陰性でした。まだまだ、頑張れそうです!!

実をいうと、ミニ新年会などにも参加したのだけれど、体調はいまひとつでした。何となく息苦しい、どこがとは特定できないのだけれど気持ちが悪い。新年会の後半も何か調子が悪く、飲み食いを自重していました。

そして、今日。いつものように起床してすぐにネブライザーして痰処理。にもかかわらずスッキリせず体調が悪い。午前中は横になって過ごし、午後一に再びネブラーザー。でもやっぱりスッキリしない。息苦しい。今日は体育館トレーニングに行く予定だがその気にならない。

気管孔のチューブを抜き、ライトを照てて、鏡とにらめっこしていると、気管孔の肉芽の奥、チューブが届かない肉芽の裏に新たな肉芽を発見!!どうやらそれが通気を妨害しているようでした。

次回の受信は再来週の月曜日なので10日ほどあります。病院に連絡し急遽病院にむかいました。

結果は・・・「では、今から肉芽を焼きましょう。」ということで、電気で焼き取っていただきました。

「火花が散って痛いかもしれないけど頑張ってください」と言われ覚悟を決めましたが、案ずるより・・・ではありませんが、あっという間に終了。

「念のために細胞検査に出しておきます。」とのこと。気道に障害物がなくなったためか今はスムースに呼吸ができています。

明日こそ体育館でトレーニングやります!!
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昨夜は小雨の中、急遽「会おう!!」と言うことで梅田でのミニ新年会。

急遽なので三人飲み会でしたが、お互いナニワボディビルクラブで出会ったのが40年前後前からの古~いお付き合い。
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あっという間に過ぎ去った40年前後のお互いの人生談話に花を咲かせました。

このお店、旧泉の広場近くにあるのですが、隠れ家的で飲み放題、食べ放題で価格もリーズナブル!!ナニワクラブOB会でもまた使いたい!!
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この日は、サバイバーであることも忘れ、少し、飲みすぎ、食べすぎました。反省!!でも、これも2年前に手術を受けたからできること!!生きているからできること!!生きていることに感謝です!!

早川さんは、20代のころ私と共に鶴瓶さんの「突然!ガバチョ!!」(毎日放送)に出たトレーニング仲間で今もベストボディで活躍する現役のトレイニーです。SATOさんは40年以上の筋トレの相方でパーソナルトレーナーとして活躍しています。隠居生活者は私だけ!?

2020年は私も頑張らねば!!

前にも述べたように、この季節は気管孔の体にはキツイ季節です。トレーニング場まで徒歩でわずか10分余りとは言うものの、ついつい躊躇ってしまいます。

 

そうなると、決め手はホームトレーニングです。

がんサバイバーのホームトレーニングです。

 

○ストレッチ

胸から首にかけての手術のよる筋肉の硬化、放射線治療による繊維化は一生改善されないと医師から告げられているものの、諦めずに毎日のストレッチは欠かしません。

硬化した部分、繊維化した部分は医師の言うように治ることはないでしょうが、その周辺の組織の柔軟性を維持、改善することで少しは楽になると思っています。

○レッグレイズ(下腹部)

無理をしない程度に1100回を毎日

○静止シットアップ(腹直筋中央部)

首の筋肉(胸鎖乳突筋)から大胸筋の硬化で動きを伴うシットアップは苦しい為、時計を見ながら静止した状態をキープする一種のアオソメトリックトレーニング1分だけ。

○ヒンズースクワット(大腿四頭筋&尻)

これも無理をしないように1100回限定で実施。気管切開で呼吸器の劣化が強いため、心肺機能向上と足腰の強化を目的に実施。

○ダンベルサイドレイズ(三角筋)

両手に軽いダンベル(5kg)を持ちシーテッドでゆくり可動できる範囲だけ実施。3020レップスくらいかな?セット数は体調を見ながら1セットからMax5セット。

○チューブトライセップスプレスダウン

腕は長期の入院治療で固まり注射針が入りにくくなった血管の回復目的で高回数での血流アップです。
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○ダンベルカール&サムアップカール

同じく高回数で血流アップ目的です。

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今日は体育館トレーニング場での2020年初トレでした。

 

計画では昨日が初練習だったのですが、生憎、強風が吹き荒れていました。この季節の冷たい強風の中をテクテク体育館まで歩いて行くのは気管孔呼吸にはちと辛いのでやめました。

 

と言うことで、年末の最終トレから10日間休んだことになります。筋力は休養十分なためか問題なかったのですが、正月を挟んで食ちゃあ寝の生活だったためか気管孔呼吸がなんとも辛い。呼吸が辛いと当然のことながら、それを補おうと心拍数があがります。ゼイゼイ・・・。

 

途中、トイレで痰取りをしながら・・・いつも以上にゆる~いトレーニングに終始しました。

 

(肩)

○スローマシンショルダープレス 5セット

(背)

○マシンローイング 5セット

○ラットプルダウン 5セット

○バックイクステンション 2セット

(胸)

○シーテッドチェストプレス 3セット

(上腕三頭筋)

○シーテッドナロウグリップチェストプレス 3セット

○プレスダウン 5セット

(大腿四頭筋)

○レッグイクステンション 3セット

(カーフ)

○スタンディングカーフレイズ 2セット

(マッサージ)10

That’s all!!

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今年は東京オリンピック・パラリンピックイヤー!!オリンピック開催まで200日を切りました。

 

そして、昨日のニュースでともだちの新ちゃんこと新木友行さんがパラリンピックのポスターデザイナーとして紹介されていました。

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新ちゃんは、子供の頃の病気で障害が残り喉には気管孔が制作されているのですが、ハンディキャップにめげることなく、プロレス、ボクシングなど大好きな格闘技を中心に絵を描いています。しかも全日本プロレスZEUSKING GYMでトレーニングを実践するトレイニーでもあるのです。

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プロレスラーボディガーが紹介してくれた新ちゃんが、私が癌宣告をされ生きる為に障害が残る手術を受ける決心の後押しをしてくれたのですから、私の恩人でもあります。

 

東京パラリンピックで新ちゃんの描いた絵が世界に発信される!!自分のことのように喜んでいます!!

 

そして、生き様を見習わなければと思います!!

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そして、今日の「徹子の部屋」に堀ちえみさんが出演していましたね。舌癌で歌手の命ともいえる舌の半分を切除するという手術を受けて以来、初のテレビ出演でした。食べる、話すという健常者には当たり前のことを壮絶なリハビリに耐えての復活です。ステージで再び歌いたいという思いは必ず実現すると信じています。

 

2人の姿は、多くの人々に勇気と生きる力を与えてくれるはずです!!

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